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月別アーカイブ: 10月 2022
101歳の誕生日
NPO法人健康を考えるづといの会員・岡崎 輝城氏は2022年9月28日で101歳になられた。
本当は100歳の誕生日にお祝いをする筈だったがコロナで一年伸びた。
それにしても101歳とはすごい!
しかもサイパンへ通信兵として兵役も経験した人。
サイパンと言えばバンザイ岬と呼ばれる絶壁での総玉砕で知られる島。
そんな環境下で良く生き残ったものだ。この人の持つ寿命の長さのおかげに他ならない。
サイパンでアメリカ軍の捕虜になりハワイへ収監されたそうだ。
誕生祝の席でそんな人生の苦楽を話してくれた。これは記録に残すべき史実である。
フリーライターの多田さんにも来てもらって、本を書くべく情報収集の場ともなった。
面白かった???のは太平洋戦争でアメリカ軍の主要戦闘機だった「Bー29」に乗ったと言う経験談。
ハワイで病気になり本土のオハイオ州まで飛行機で運ばれた時、乗ったと言う。
日本人でB-29に乗ったのは私くらいなものじゃないかなぁ~の言葉には納得感が満載。
もうひとつ彼のすごいのは終戦後、毎年サイパンで戦没者の慰霊祭に行った事。
4~5年前まで続いたと言う。
今は少し歩行困難となり中断されているが・・・。
私もその慰霊祭に柿茶の亡き社長と同行させてもらった事がある。3回はサイパンへ行っただろうか。
そんな思い出のある岡崎さん、これからも元気で・・・とエールを送りたい。
長生きの秘訣を問われると「水をたくさん飲むこと」「西式健康法を実践する事」だった。
西式健康法を知ったのは昭和15年 坂出市で行われた西式健康法の創始者・西勝勝造先生の講演会を聞いたこと。
今でも自分の部屋に西式の健康法を実践する機械を置いてやっていると言う。
その機械も自分で造ったというから驚き。
↑ 前列中央が岡崎さん。
これからもお元気で!
欧米食への危機感 By 豊岡 倫郎 氏 2022年9月29日
1.食生活の変遷と生活習慣病
今日本列島は、ガンを始めとして、高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化症、脳疾患、心臓疾患、骨粗しょう症などの生活習慣病の患者で溢れている。減少する気配は見られない。その元凶は何なのか。人生100年時代到来というスローガンに騙されてはいけない。
2.沖縄の長寿社会崩壊物語
かって沖縄県は男女とも、日本一の長寿者県として、いや世界の長寿者が多い地域として、アメリカの「TIME」誌にも取り上げられたこともあった。ところが2017年の発表では、県別の平均寿命の順位は、男性36位、女性7位にまで後退してしまった。一番大きな原因は、戦後アメリカ軍の統治下のもとで、米国型食習慣が浸透していった。当時まだ子供だった人たちが、高脂肪、高蛋白の動物食を食べて育った結果、今は高齢者となって、肥満、動脈硬化、糖尿病、高血圧、高脂血症、脳疾患、心臓疾患に侵されて、寿命を縮めてしまったのである。
そして今、沖縄の二の舞として、日本本土の方にも同じ現象が起きている。要するに欧米型食生活にどっぷりと嵌まってしまっているのである。以前沖縄には伝統的な沖縄料理が有り、また本土にも各地域毎に、伝統的な郷土料理があった。日本型食生活は何故崩壊してしまったのだろうか。
3.戦後の食生活の経緯
第二次世界大戦後、日本は極度の食糧難になって、アメリカから経済援助のもとで、小麦粉や
脱脂粉乳が輸入されて、子供たちの糧となったこともあった。また全国挙げての栄養改善運動が
行われて、パンや牛乳、肉類など欧米風の食生活が理想的であるとして、普及した面もあった。
一方都市ガスやプロパンガスが各家庭に入ると、揚げ物や炒め物が簡単に作ることが出来て、
冷蔵庫も普及していった。
更に小学校や中学校での学校給食が全国で実施されると、魚よりも、大量調達が容易で、料理
がし易い肉類がおかずに出るようになった。しかも強制的に牛乳を飲むこととなった。
また各地に食品スーパーが出来、コンビニが出来て、手軽に出来合いの加工食品、ジャンク食
品、ファーストフードが買えるようになった。いつでも、好きなものを買って食べられる環境が
出来上がった。
4.欧米食の何が悪いのか
1)肉食信仰は間違い。
肉を食べれば元気が出るとか、スタミナが付くと信じて疑わない人が多い。
体に悪い訳は沢山ある。先ず脂肪分が多く、コレステロールが血管に溜まる。血液がドロドロになり、酸欠を起こす。腸内で腐敗しやすいため、腸内環境悪くなる。腸管が硬くなり、憩室が出来て、便通が悪くなる。消化するのに6時間もかかるので、胃腸が疲弊する。脂肪を摂取すると、体内で発生した活性酸素によって、過酸化脂質に変わり、それが組織や血管の中にへばりついて、機能を低下させる。
肉には一般的にタンパク質も多く含まれている。タンパク質の過剰摂取は、体を酸性にする為、体内のカルシュウムを消耗する。余分なタンパク質は窒素酸化物となって、アンモニア、アミン、スカトールなど有毒な物質となって、それを処理するのに肝臓や腎臓などに負担をかける。
2)牛乳信仰の落とし穴とは。
牛乳は完全栄養食品だとして、成長期の子供から、カルシュウム補給の目的で、更年期以降の女性の方に、骨粗しょう症予防のために、摂取されているが、その落とし穴とは。
- カルシュウムはマグネシュウムと一緒に摂らないと、体内に吸収されない。
- 日本人の85%の人が遺伝的に乳糖不耐症で、2歳を過ぎるとラクターゼ酵素が分泌されなくなり、消化不良で腸内環境を悪くする。
- カゼイン蛋白がアレルギー症状を起こす。
- カルシュウムが体内に過剰になると、逆にカルシュウムを逃がす作用が働いて、カルシュウム不足を起こす。カルシュウムパラドックスと呼ばれている現象が起きる。スエーデンやノルウエーの酪農の盛んな国の人達は、牛乳の飲み過ぎで、骨粗しょう症になっている。
- 不自然な妊娠牛から搾乳されることが多く、女性ホルモンが含有されているので、子供の時から飲んでいると、乳製品を食べていると、大人になって乳がんになるともいわれている。
- 牛乳の脂肪は飽和脂肪酸が多く、また血液粘稠度が高く、高脂血症や動脈硬化の元となる。
- 市販の牛乳を牛の赤ちゃんに飲ませたところ、4日後に死亡してしまったという実験がある。
我々が日常飲んでいる牛乳は加工処理する段階で、変質してしまって、生命維持に不適である。
- 一番の問題点は前にも書いたが、牛乳に含まれているIGF-1と云う成分ががん細胞を活性化させるので、摂取しない方が良いのである。
3)甘いものを食べると疲れが取れるという誤解
確かに甘いものを食べると、20分後には胃で吸収されて、血液の中に入り、エネルギーとなることに嘘はない。しかしその時だけである。体がだるいからと、四六時中飴をなめたり、甘いジュースを飲んでいたら、疲れが本当にとれるだろうか。否である。そんなことしていたら、体は酸性化し、カルシュウムは抜けて、骨粗しょう症になる。胃腸や肝臓の働きは低下し、悪玉菌が増えて、腸内環境が悪くなる。昔から胃腸の悪い人に甘いものは毒だと云われているとおりである。血糖値の乱高下が起きる。勿論糖尿病を招く。
他にも毛細血管が消滅してゆくし、血液はドロドロになるって、血液循環が悪くなる。一番の問題は、体内でタンパク質と糖分が合成されて、終末糖化産物(AGE)となって、体内いたるところで、炎症を起こす。その昔、「砂糖の消費量は文化のバロメーターである」と云って、推奨していた学者がいたことを思い出した。とんでもない人がいたものだ。
4)小麦製品が体に良い
パン、うどん、ラーメン、パスタなど小麦粉を原料にした食べ物が蔓延している。これが生活習慣病を引き起こしているというから、恐ろしい。その真実に迫ると。
小麦に含まれるグルテンと云う成分があるが、腸に炎症を起こす。抗体が出来て、アレルギーが起きたり、慢性炎症が体に広がる。血糖値が直ぐ上がる。酵素の働きを阻害する。幸せ感が起きて、中毒になる。終末糖化産物を生じて、体調をどんどん悪くするし、老化を早める。
5.まとめ
1)肉、乳製品、砂糖、小麦製品は戦後急激に普及して、長い歴史の中でわずか50年であるにもかかわらず、我々の食生活の中に浸透していて、これがガンを始めとして、生活習慣病を引き起こしているという現実から、如何に阻止するかが、課題であるが、国では対策は取られていない。
2)特に肉と乳製品は、大腸ガン、乳がん、膀胱がん、婦人病の原因であることは定説である。
3)体に良いとか、美味しいとからとの理由で、毎日食しているこれらの食物が、逆に病気の原因になっているのである。日本には日本人の伝統的な食事の良さがあるから、もう一度見直すことが必要である。
おわり
カテゴリー: 健康情報(豊岡倫郎 氏), 健康情報誌, 西式健康法
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