健康を考えるブログ

月別アーカイブ: 6月 2020


健康への道しるべ 第145号

第145号 心と体の健康生活:令和2年6月25日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間 購読料:2,500円

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柿茶のシフォンケーキ

2020年日経新聞掲載記事

香川短期大学は柿の葉を原料とするお茶「柿茶」を製造・販売する柿茶本舗と連携し「柿茶とゆで小豆のシフォンケーキ(400円)を商品化した。

柿の葉に含まれる豊富な栄養素に着目し健康志向に対応したスイーツに仕上げた。

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2019年度 NPO法人健康を考えるつどい 貸借対照表(第9期)

改正NPO法の特定非営利活動促進法第28条の2で、貸借対照表の公告義務に基づき掲載する。


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2019年度 NPO法人健康を考えるつどい 事業報告書(第9期)

■ 2019年度 事業報告書(第9期) 2019年4月1日から2020年3月31日まで

1.事業の成果

  1. 会員向けの事業内容では、昨年に引き続き、健康に関する講習会・研修会・合宿・スクール活動の発表会(オカリナ,コーラス等)を開催したが、2020年3月からは新型コロナウイルス感染拡大防止のためスクール活動は中止している。
  2. 毎月テーマを変えた健康情報誌「健康へのトビラ」の発行は年4回発行中で、累数21回となった。
  3. 一般向けの事業内容では、19回目となる講演会を計画したが毎年開催している秋は、世間イベントが多くあり参加者が制約を受けるとの配慮から毎年春に開催を決め今期は中止した。
  4. その他、活動内容のより詳細は当NPO法人のブログで紹介しているので参照願いたい。

1.事業の成果

(1) 特定非営利活動に係る事業

(2)その他の事業  実績なし

(3)社員総会及び理事会その他の役員会の開催状況

  1. 社員総会:
    開催日時;2019年6月1日(土)
    出席状況;正会員総数60名中52名出席                                                                          審議及び議決内容;第1号議案~第7号議案を審議、
    満場異議無く原案のとおり可決された。
    詳細は「第8回通常総会議事録」参照
  2. 理事会:  開催日時:2020年3月23日(月)
    出席状況;理事長,理事1名
    議題;役員改選の審議 、講演会の行事予定 等

■ 2020年度事業計画書(第10期)2020年4月1日から2021年3月31日まで

1 事業実施の方針

本年度も引き続き事業活動の更なる質の向上をめざし、会員の満足度をより高めるための施策として、機関誌「健康へのトビラ」の発行や毎月テーマを変えた健康情報を会員に配布する活動を継続する。それによりひとりでも多くの人が自分の健康づくりに関心を持ち、健康とは何かを考えるよう啓発活動を行う。

また健康会館をハードの拠点とする活動の強化に引き続き取組むと共に、その他ユネスコをはじめ、関連NPOとの連携を模索して更なる社会貢献活動にも取り組む。

但し、新型コロナウイルス感染拡大防止策の国内・国際情報も踏まえ、スクール活動や講演会活動は自粛や中止,延期を余儀なくされると考えている。

2 事業の実施に関する事項

(1)特定非営利活動に係る事業

(2)その他の事業予定: 本・DVDの販売

(3)社員総会及び理事会その他の役員会の開催予定:

① 社員総会: 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止し、
委任状による決済とした。

② 理 事 会: 2021年3月 開催予定   以上


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タンパク質の過剰摂取の害 By 豊岡倫郎 2020-5-30

1.タンパク質の摂取基準量

厚労省の摂取基準によれば、一日当たりのタンパク質の必要摂取量は、男性は50g、女性は40gと定められている。この飽食の時代には、大半の人が基準量を超えているとすれば、過剰摂取の害を認識し、予防することも肝要となる。

2.タンパク質とは

タンパク質は炭水化物、脂肪と並んで三大栄養素のひとつである。タンパク質は生命の基本単位で、筋肉、皮膚、毛、骨、各種臓器、血液など全てタンパク質から出来ている。タンパク質はアミノ酸が多数連結してできた化合物で、それらが体内のいろいろな器官や組織などの部分の役割に応じて、存在していて、その数は3万~10万種類あると言われている。しかしその基となっているアミノ酸の種類はわずか20種しかないから、その組み合わせの緻密さと合成方法の複雑さに驚愕する。

3.タンパク質の過剰摂取の害とは

  • 摂取したタンパク質は体内に入ると、胃腸で消化酵素によって消化されて、アミノ酸に分解されるが、その過程でアンモニアが発生する。アンモニアは肝臓で尿素に変えられる。更に次には尿素を腎臓で分解されるので、膵臓、腸、肝臓、腎臓の酷使で疲弊してしまう。
  • 必要量以上の過剰なタンパク質の摂取分は、窒素残留物となって、腸内で腐敗発酵を起こして、アミン、フェノール、インドールなど毒素が発生する。
  • タンパク質の消化分解過程で、血液は酸性に傾くために、それを中和するために体内のカルシュウム分が動員されて、骨粗しょう症など骨や歯が脆くなる。
  • 過剰なタンパク質が腸内で充分に消化されないと、未消化のまま腸壁から吸収されて、異物と判断されて、いろいろなアレルギー症状が起きる。
  • 常に未消化のタンパク質が腸内に停滞すると、腸内環境が悪化して、免疫力も低下する。
  • 過剰なタンパク質は体内の糖分と結合して、終末糖化産物即ちAGEが産生される。このAGEは体内のあらゆる部位のタンパク質を劣化させて、心臓病、脳卒中を招く動脈硬化、ガン、骨粗しょう症、変形性関節症、認知症、肌のシミやシワ、老化を早めるなどの原因となる。
  • AGEの発見はもともと「メイラード反応」と呼ばれていて、アミノ酸と糖質を一緒に加熱すると褐色になり、AGEを大量に含んでいることに由来している。例えば食パン、焼きおにぎり、お好み焼き、たこ焼き、パンケーキなど熱を加えて、褐色になったものにAGEが含まれている。従ってAGEの含まれている加工食品を摂取しないように留意する。
  • 腸内で完全に消化しきれなかったタンパク質は悪玉菌のエサとなって、腸内環境を乱し、腸壁の炎症を起こし、「腸もれ」即ちリーキ・ガット・シンドロームが起きて、腸壁から毛細血管の中へ細菌やら毒素が入り込み、諸病の根源となる。
  • 動物性蛋白質の過食は尿中の尿酸が多くなり、尿路結石を作る。
  • 腎臓で尿素を完全に処理できないと、尿酸が発生し、痛風の原因となる。
  • 腸内に腐敗産物が増えると、体臭や口臭の原因となる。
  • 以上の様に過剰なタンパク質の摂取は炭水化物や脂肪の体内での消化や吸収に比べて、より大きいエネルギーの消耗が体内で起きている。体内酵素も浪費される。体力強化のために摂取したタンパク質が実際は逆に体力を消耗させていることに気付かないでいる人が多い。

4必須アミノ酸とは

タンパク質を構成しているアミノ酸は20種類であるが、その内の9種類は体内で合成することが出来ないので、食べ物から摂取しなければならない。これを必須アミノ酸と呼んでいる。

これら20種類のアミノ酸は相互関係を保ちながら、バランスを維持しているので、どれひとつ欠けても効果を充分発揮できない。

5.タンパク質の新陳代謝

体内に数万種類もあるタンパク質の寿命は短いものでは数十日、長いものは十数年維持されているが、部位によって寿命があり、分解と合成を繰り返している。タンパク質の細胞内にあるDNA遺伝子の設計図に基づいて、合成され、機能に応じて使いこなせる当初の形に再生されている。

ところが加齢、AGE、熱、低酸素、加圧、紫外線、放射線、薬剤、活性酸素、酵素、栄養素など色々な要因で変性されたり、異質物が蓄積されたりしてゆく。

例えば脊髄小脳変性症はポリグルタミン蛋白質が、アルツハイマー病はアミロイドβが、クロイツフェルトヤコブ病はプリオン蛋白質が蓄積していて、尚且つ神経細胞のタンパク質の変性にも原因があるというが、その詳細はいまだ解明されていない。

6.コラーゲンの異常

肝硬変、肺線維症、動脈硬化、ケロイドなどの線維化疾患はコラーゲンが異常に溜まる病気で、現在のところ有効な治療法がない難病である。コラーゲンの線維化にはヒートショックプロテインの一種が関係しているというが、因果関係の詳細はまだ解明されていない。

体内のタンパク質の30%がコラーゲン線維で占められている。ところがAGEに侵されているとコラーゲン線維の新陳代謝が悪くなり、古いものが蓄積されて残るという。

7.理想的なタンパク質の摂取方法とは

1)タンパク質の摂取基準量を超えない。摂取内容は玄米3分つぎ、大豆製品だけで必須アミノ酸は補える。

最近は運動選手にも食物性蛋白質を摂取する方が良いと云われだした。

2)酵素の豊富な発酵食品、味噌、漬物類、生野菜ジュース、大根や長芋のおろし、果物を摂る。

コラーゲンを生成するには、ビタミンCと酵素の摂取が欠かせない。なお美容のためにコラーゲンの多い食品を摂取

してもアミノ酸に消化分解されるので、叉コラーゲンなる保証はない。

3)控えるものは甘い物、動物性肉類、魚、卵、乳製品、添加物の多い加工食品、冷たいもの。

4)大食はしない。よく噛んで食べる。食事の間隔は最低5時間を保つ。

8.まとめ

1)動物性蛋白質と食物性との摂取の比較疫学調査によれば、食物性蛋白質の方が疾病患者数が少なかった。
動物性と食物性とでは、タンパク質の分子構造が異なり、各臓器への負担も違う。

2)テレビでは毎日やれ焼き肉だ、ステーキだ、ハンバーグだとグルメや大食番組を放映している。これでは生活習慣病は減らない。

3)「タンパク質の一生」永田和宏著 岩波新書の本によると、「タンパク質について知ることは、とりもなおさず生命の営みを
しることである」と。生命の巧妙な営みにタンパク質が関与しているから、日頃から異常なタンパク質を発生させないような
生活態度を心がけねばならない。

おわり


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