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月別アーカイブ: 7月 2017
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生) Ⅹ
北川先生 第10回(最終回)
子供にも生活習慣病が発生しているのではないかと考えた先生は、学校での血液検査データを調べはじめた。
すると香川県三木中学校の校医、松原先生が自費で子供の血液検査をしていると聞く。
松原先生に話を聞き、子供にも検査結果の異常が多と知った北川先生は、県や市町に血液検査の実施を要請し、小中学生から生活習慣病の予防対策の重要性を説いた。
『香川の誇るべき生活習慣病対策』を全国に広める事、これが戦前・戦中・戦後の
食を国内外で見つめてきた私の夢であり、目標だ。まだまだ頑張っていきたい。
と、締めくくっている。
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生) Ⅸ
北川先生 第 9 回
香川県は人口10万人あたりの糖尿病患者数が全国第2位。
うどんを食べる前に、香川のほとんどのうどん店にある、おでんの焼き豆腐や厚揚げを先に食べるのがお薦めと説く。
また食育の大切さも説き、今も「香川県食育推進会議」の会長を務められる。
坂出の耕作放棄地で「柿茶」の葉 収穫
2,017年7月9日(日) 朝日新聞記事
「柿茶」の生化学研究所、香川県産の柿の葉の収穫を開始。
耕作放棄された果樹園を再生して地元農家を支援、柿の葉をお茶の原料に活用します。
柿の葉を原料とするお茶「柿茶」を製造・販売する生化学研究所(本社/東京都千代田区・事業所/坂出市江尻町1220・社長/井上信忠)は、今年から、香川県産の富有柿(ふゆがき)の葉を「柿茶」の原料として使用することになり、7月3日(月)と4日(火)の二日間、坂出市府中町2649にある約1000坪の果樹園において、約150本分の柿の葉(約1トン)を収穫します。
■坂出市で初めて、柿の葉茶用の原料葉を収穫
昨年、耕作放棄地となっていた柿の果樹園を借り受け柿の葉を収穫し、お茶に加工するうえで品質的に問題がなかったため今年から正式に原料として収穫することになりました。近年は徳島県つるぎ町の契約農家の柿の葉のみを原料としていましたが、柿茶の増産が必要になり、本格的に県内で柿の葉を収穫することになりました。
■今年収穫して製品化は2020年以降
収穫には、徳島県の契約農家の方(収穫方法の指導役)と、地元坂出市の農家の方、生化学研究所のスタッフ合計約15名が参加します。収穫作業は午前5時ごろから始め、午後2時ごろまで行う予定です。
収穫した柿の葉はその日に当社坂出工場において乾燥、サイロに貯蔵し熟成させてから、3年後以降にようやく「柿茶」として製品化されます。
■荒れていく柿の果樹園を再生、地元農家の雇用創出も
柿の産地は、県内では財田町や塩江町が有名ですが、富有柿は県下全域で生産されています。近年になり柿の収穫が減り、耕作放棄地が増加してきました。山間部だけでなく、坂出市周辺でも柿の果樹園が放置されるようになったため、昨年、香川県農地機構の仲介によって当社が果樹園を10年間借り受け、柿茶の原料茶葉として柿の葉を収穫することになりました。今後は、草刈りや管理、収穫などの作業を地元農家に委託するなど雇用の創出にもつとめ、県産の「柿茶」をブランド化して地域貢献していきたいと考えております。
■柿の葉茶の栄養成分について
柿の葉には、葉酸・カルシウム・鉄分・亜鉛・ビタミンA E C K・タンパク質などの栄養素や、ポリフェノール(カテキン)などが含まれ、「柿の葉のお茶」は健康的なお茶としてテレビなどでも話題になりました。当社の「柿茶」は、農薬不使用・ノンカフェイン・放射能検査済みでどんな人にも安心して飲んでいただけます。
柿茶は(有) 生化学研究所の登録商標です。
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生) Ⅷ
北川先生 第8回
讃岐うどんは今や全国区だが、そのきっかけは2002年にJRの子会社・めりけんやが東京に進出したこと。
「うまい、安い、早い」が人気となり、マスコミが注目。香川県がうどん県のキャッチコピーを打ち出したのはその後だ。
腸もれは万病の元
腸漏れは万病の元 2017-7-13 豊岡倫郎 氏
1.あなたの体の不調は腸もれかも
順天堂大学の研究者の調査で、健康な50人の内2人の血液中から生きた腸内細菌が見つかったという。別の研究所では糖尿病患者50人の内14人の血液中から生きた腸内細菌が発見されたという報告もある。今までの医学常識では考えられなかったことが現実に起こっている。
2.腸内細菌とは
腸内細菌とは、私たちの腸に住む共生菌で,腸内には約200種100兆個の多種多様な細菌が住み着いていて、その全体像はまるでお花畑のように美しいことから「腸内フローラ」と呼ばれる。その中には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいて、それらが良いバランスを保っていることが健康上重要だと言われている。
3.「腸もれ」とはとういうことか
腸に穴が開いている人が増えている。穴といっても小さな目に見えないほどの穴で、具体的には、腸の細胞と細胞の間にできてしまう隙間のことで、そこから細菌や未消化の栄養素、毒素、腐敗ガス、微生物、病原体などが腸壁から血液の中へ入って行き、体をめぐる。
腸に穴が開くこのトラブルは、欧米では「リーキー・ガット・シンドローム」と呼ばれている。リーキー(Leaky)はもれる、ガット(Gut)は腸、という意味で、直訳すれば、「腸もれ症候群」となる。いま欧米では「多くの重大な病気につながる可能性がある」と注目されている。しかしまだ日本では医療従事者でも名前を聞いたことがないというのが現状である。
.隠れ病は「腸もれ」を疑え!
藤田紘一郎著 2017年6月発売。著者は1939年生まれ、現在は東京医科歯科大学
名誉教授。腸にかんする多くの著書がある。今回はこの本を中心にして説明する。
下はこの本の表紙。
4.どうして腸もれが発生するのか
腸内フローラの善玉菌、悪玉菌、日和見菌の組成は日頃の食べ物によって決ま る。即ち高脂肪、高たんぱく、低食物繊維高糖質の食事は悪玉菌を増やす。 また質ばかりでなく、過食によって消化不良、宿便の停滞、便秘などは腸内 フローラが貧弱化してしまい、腸粘膜の再生がうまくゆかず、腸壁が薄くなり、 細胞間の連結が緩み、穴が開きやすくなる。当然糜爛や炎症も起きる。
5.腸内細菌の減少とバランス
腸もれには、上述したような食事の乱れで、善玉菌が減り、悪玉菌が増えれば、細菌バランスが崩れて、本来の腸の機能であるところの、病原菌の排除、消化を助ける、ビタミンを合成する、セロトニンやドーパミンの前駆体を作り、脳に送ること、免疫力を高めることなどが低下してまう。
6.. 腸もれが招く慢性炎症とは
腸もれによって、細菌や未消化の栄養素、毒素、腐敗ガス、微生物、病原体などが腸壁から血液の中へ入って行き、体をめぐると、体のいたるところで、炎症が発生する。その炎症も自覚症状がないくらいの弱いものであるが、慢性的に続くという。それも人それぞれによって、多種多様である。これがここ数年前から話題となっている「慢性炎症」という症状である。
7.慢性炎症が及ぼす数々の病気
■CRP値の上昇: C―リアクティブ・プロテインの略で、体内で炎症が起きていると、
このCRPというタンパク質が増える。長寿者はこの値が低いということで有名 になっ
た 指標である。0.3mg/dl以下が基準値である。
■糖尿病のひとには腸もれが多い。大食し、血中の糖分が高いと腸内環境が 良い筈が
ない。
■ がんの原因にはこの腸もれによる炎症と免疫力低下が関与している。
■脳卒中、心筋梗塞:血管内の炎症が脂肪を溜め、過酸化脂質に変え、動脈硬化を
誘引する。
■肥満の人はデブ菌が多いため肥満を招く。
■自閉症 : 一歳児ころの抗生物質の投与があると腸内細菌の組成が変わって、影響が
続く。
■認知症:血中の異物処理のための顆粒球の活躍が活性酸素を発生させ、脳細胞が萎縮。
■うつ病: セロトニンの90%は腸で産生し、存在し脳へ行く。それが欠乏している
状態。
■感染症: 腸のバリア機能が低下し、病原菌の排除能力が弱る。
■各種アレルギー :本来腸壁を通過しない異物が血流にのって体内に入ることで、体内
の自己 免疫システムを狂わせて、いろいろなアレルギー反応が発生する。この問題
に ついては前回説明したように、故甲田光雄博士は腸麻痺、糜爛、キズが アレル
ギーの元凶と言っている。
8.腸もれを防ぐには
日頃の高脂肪、高たんぱく、低食物繊維、高糖質の食事が腸内フローラの善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを悪い方向に向かわせることは説明したが、では具体的に健全な腸粘膜や有用な腸内細菌を育てるにはどうしたらよいか。それは
- 腸内細菌が短鎖脂肪酸を作っている。この短鎖脂肪酸は腸壁の上皮細胞の エネルギー源となっている。上皮細胞は腸壁を保護する粘液を分泌したり、 水分や栄養素を吸収したりする重要な働きをしている。そこで先ずは腸内細菌 を活性化させるために、食物繊維やオリゴ糖を摂ることが、最終的に健全な 腸粘膜を作り、腸もれを防ぐことにつながる。短鎖脂肪酸とは、酢酸、酪酸、 プロピオン酸などの有機脂肪酸の総称で、この短鎖脂肪酸には免疫細胞の一種 である制御性T細胞の成長を助ける働きがあり、抗炎症作用効果を発揮する。
- 食品添加物を摂らない。現在日本で使用されている食品添加物は450品目以上あり、例えば保存料、甘味料、着色料、発色剤,香料、安定剤、増粘剤などで、大半が原料は石油を使って、工場で大量生産されている。これら食品添加物からなる加工食品は50年以上前には我々が口にしたこともない未知のものであり、腸内細菌のエサになるどころか、保存料に至っては、有用な腸内細菌の繁殖を阻害する。市場に溢れている腐らない加工食品を食べてはいけない。
- 白い主食や砂糖は腸を疲れさせる。白米、小麦粉、砂糖、人工甘味料などは白く精製されているものは、糖質の塊といえる。糖質とは炭水化物から食物繊維を差し引いたものをいう。腸のエネルギー源は短鎖脂肪酸であって、糖質ではない。糖質の過度の摂取は、腸は自分のエサにもならないものの為に、せっせと働かざるを得ない状況に追い込まれ、疲れ果ててしまうことになる。
- 大量の糖質が体内に入り込むことは異常事態として活性酸素を発生させる。他にも食品添加物も、お酒も、過労も、太陽光も、電磁波も、ストレスも、宿便や便秘も、過食もみな活性酸素を発生させる。活性酸素は遺伝子を傷つけるし、細胞に炎症を起こさせるし、脂肪分を過酸化脂質に変えて、体内いたるところで,気管や組織の退化が始まる。活性酸素の発生をさせない生活を心がける。
- 抗生物質の薬は、その強い殺傷力は合成保存料などの比ではないくらい強くて、腸内細菌を弱体化させる。
9.腸の穴をふさぐための食事とは
- 水溶性の食物繊維を摂る。腸内細菌の格好のエサとなる。ビタミン類、アミノ酸、短鎖脂肪酸などの栄養素を合成してくれる。 品目では、昆布やわかめなどの海藻類、豆類、ゴボウ、サトイモ、ニンジンなど根菜類、ニンニク、梅干しなど。また納豆、メカブ、山芋、オクラ、モロヘイアのネバネバ食品。水溶性の食物繊維を食べていると腸内細菌は水素を発生させてくれる。水素は活性酸素の害を消してくれる。
- 不溶性の食物繊維の摂取も必要である。繊維質が水分を含んで膨張し、腸内の脂分など不要物をからめ取ってくれるし、蠕動運動を盛んにして、腸の働きが良くなる。いま大腸がんが多いのは、高脂肪、高たんぱくの過食で、腐敗物質や腐敗ガスが腸に停滞して、炎症を起こしたり、腸もれで体内に流入して、乳がんにも関係しているというから怖い話である。品目には、玄米、豆類、イモ類、キノコ類、切り干し大根、おからなどの食品。納豆やゴホウなどは水溶性と不溶性繊維の両方を含んでいるので、一石二鳥である。水溶性と不溶性繊維の比率は1対2が理想的という。1日に必要な食物繊維の摂取量は約20グラムである。
- 日本の伝統の発酵食品の味噌や漬物類を摂る。乳酸菌、酵母菌、麹菌などがたっぷり含まれているから、善玉菌の格好のエサとなる。
- オリゴ糖の含まれた食品を摂る。オリゴ糖は熱や酸に強く、胃酸や消化酵素によっても分解されず、腸まで届き、善玉菌を増やしてくれる。 品目としては大豆製品の豆腐や納豆、ゴボウ、玉ねぎを摂る。
- 酢を料理に使う。酢の成分である酢酸は短鎖脂肪酸の一種であるが、腸内細菌の 活動力を高めて、善玉菌を増やしてくれる。酢を使った酢タマゴハチミツ、酢キャベツ、酢タマネキ、酢大豆などはよくその効能を宣伝しているが、血圧が下がったとか、カルシュウムの吸収を良くして、骨粗しょう症に良いとか、疲れをとるとかいろいろあるようだ。 食物繊維プラス酢が効果を倍増してくれるという。しかし酢は毎日すこしづつ摂るとよい
- 小腸の粘膜のエネルギー源は短鎖脂肪酸のほかにグルタミン酸がある。良質のグルタミン酸が含まれている食品は、昆布などの海藻類、白菜、緑茶、イワシ、トマトなどである。納豆にもポリグルタミン酸の形で含まれているのでお薦めである。
- フィトケミカルの食品を摂る。含まれている食品は太陽の光をいっぱい浴びて育った野菜類で、生でも、ことこと煮て、スープと一緒に摂っても良い。できれば皮や茎も一緒に摂る。腸の粘膜や体内の細胞を荒らす活性酸素の害を消してくれる抗酸化力を持っている。 ポリフェノール、リコピン、アントシアニン、イソフラボン、β―グルカンなどの言葉をよく耳にしていると思いますが、これらが含まれている食品を摂って、抗酸化作用を高め、免疫力を強化する。赤ワイン、トマト、ブルーベリー、緑茶、キノコ類などいろいろある。
- 炎症を抑える油を摂る。食用油には大きく分けて、三種類ある。正式には油は脂肪酸というが、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸がある。 オメガ3脂肪酸は細胞膜を柔軟にし、炎症を抑える働きがある。オメガ6脂肪酸は細胞膜を固く丈夫にするとともに、炎症をうながす働きがある。この両者をバランスよく摂取することで、柔軟性と強さを併せ持つ、病気にも、炎症にも強い細胞膜を作れるのである。その比率は1対4が良いと言われている。 オメガ3脂肪酸の油とは、アマニ油、エゴマ油、DHAやEPAの成分を含むイワシ、アジ、サバなどの青魚類もこれに含まれる。非常に酸化しやすく、加熱しないで、生で撮るのが望ましい。酸化した油は体内に入ると活性酸素を発生させるから要注意。 オメガ6脂肪酸はサラダ油、大豆油、ごま油など。体の構造に欠かせない必須脂肪酸といわれていて、体内で合成できない油である。比較的酸化しにくいので、一般の天ぷら、フライ、インスタント食品、菓子類、マヨネーズ、ドレッシングなどに使われている。現代人はこの油を摂りすぎていて、万病を招いているといわれる位である。 オメガ9脂肪酸は加熱処理しても酸化しにくいのが特徴で、キャノーラ油(菜種油)、米油、ごま油などがある。ごま油はオメガ6と9の両方の成分を併せ持つ、なおオリーブオイルはオメガ9が8割で、残りはオメガ6を含んでいる。ただしオリーブオイルにはポリフェノール、ビタミンEが含まれていて、腸を温めてくれる効果や腸粘膜の新陳代謝を良くする効果、免疫細胞の活動力を高める働きもある。小腸から吸収されずに大腸まで行くため、腸壁を滑りやすくして、便通を良くする効果もある。
10..腸もれ予防法の決め手はなにか
現代人の七割の人は腸もれを起こしているという報告もある。なぜこんなに多いのか、一言でいえば文明病である。高脂肪、高たんぱく、低食物繊維、高糖質の食事、また質ばかりでなく、過食、過飲、砂糖などで消化不良、宿便の停滞、便秘になり、また過労、睡眠不足、ストレス、運動不足、食品添加物、農薬、排気ガス、電磁波など悪化していく環境改善には・・・。
- 大食しない、酒の過飲しない、甘いものは控える、高脂肪、高たんぱくの 食事は控える。
- 上述したように活性酸素の発生を極力抑え、一方抗酸化食品を摂る。
- 腸は非常に神経過敏につき、ゆったりと心の安寧を心がけた生活を送ること が大事である。
- 胃腸の弱い人には自彊術のような家で手軽に行える健康体操は必須条件である。
11..まとめ
1)こうして見てくると、日本の伝統食がお薦めであるが、加えて生野菜 ジュースも
必要。甘いお菓子類が如何に腸に悪いかを知らない人が多い。止めない限り腸は
良くならない。
2)腸内細菌が活性化する最適温度は37度である。冷たいジュース、ビール は極力
控える。
3)アレルギー疾患の治療には腸もれの解消が先決である。遅延型アレルギーがあり、
アレルギー食品を食べてから24時間位経過して発症する為、医者も誤診するケース
が多い。倦怠感、めまい、口内炎、うつ症状、吐き気、目の渇き、肌荒れ、過敏性
大腸炎など起きる。
4)腸漏れがない大便とは水分60%、腸内細菌の死骸20%、粘膜細胞の死骸15%、
食べカス5%である。量はバナナ3本分、色は黄褐色、匂いはかすか、ゆっくり水に
沈むもの。
5)「腹も身の内」という言葉がある。自分の身内を苛めていては自滅して しまう。
そして食を制する者は腸を制し、更に万病を制するという事 だろうか。
おわり
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生) Ⅶ
北川先生 第 7 回
香川大学を定年退官され、香川短期大学の学長に就任、地域に根差した大学づくりや学生に自信を持たせる教育に力を注がれた。
北川先生の学長就任時は香川県内に六っも短大があったが、今残るのは二っだけ。これも先生の教育理念が正しかった証しに違いない。
2017年 第7回鎮守の杜のコンサート
この日は横津町にある幸神神社(八坂神社)の夏祭り。
その祭りに合わせ、NPO法人健康を考えるつどいが、毎年「鎮守の杜のコンサート」と銘打って音楽会を開催している。
梅雨明けが近い頃ともあって、当日、雨が降るか降らぬかの判断は最重要課題となる。
雨の心配がなければ神社の前で、降りそうだと坂出健康会館の中で行う。
この日も微妙な判断が必要となった。朝から晴れて、これは境内でやれる・・・と思った。
だが、午後から雲行きが怪しくなった。怪しい時は屋内でやろうと決める。
案の定、開始時刻前に雷がゴロゴロ鳴り始め、バケツをひっくり返したような雨が降り出した。
会館の中でと決めたのは大正解。
↓ 青木 精一 氏のサックスと中 泰子 氏の歌のコラボ
生の音楽は、いつ聞いても最高!
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生) Ⅴ
北川先生 第5回
1975年文部省の在外研究員に選ばれ、再びアメリカへ。
かんきつの日米貿易摩擦に遭遇したが、帰国時にはフロリダ州のかんきつ委員会から
「フロリダ州のかんきつ研究に貢献した」と感謝状をもらった・・・・との内容。
二胡コンサ-トのお知らせ
■ 日 時:2017年9月23日(土)18:00開演
■ 場 所:ユープラザうたづ・ハーモニーホール
■ 料 金:3,000円 全席指定 7/1日より一般販売開始
春風亭 小朝 独演会のお知らせ
■ 日 時:2017年10月25日(水)19:00開演
■ 場 所:ユープラザうたづ・ハーモニーホール
■ 料 金:2,000円 全席指定 7/30日より一般販売開始
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生)Ⅳ
北川先生 第4回
レタスの鮮度維持法やミカンの減酸処理の研究開発、スダチの緑色貯蔵法の開発に貢献された。
特に、スダチはこのアトも北川研究室のおかげで周年出荷が可能となり、徳島県の重要な産物となったが、この事を知る徳島県人は少ない。
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生)Ⅲ
北川先生 第3回
氷川丸最後の航海で北川先生がアメリカから帰国した事を今回初めて知った。
氷川丸は今も横浜港に停泊展示されていて、私も見学した事のある船。
帰国後、国立大学では初めてとなる園芸利用学講座が作られた香川大学農学部に赴任され、柿の脱渋技法の開発に取り組まれた。
香川のリーダーたち(北川 博敏 先生)Ⅱ
北川先生 第2回
京都大学へ進学し、農学部の果樹園芸を先攻。
先生の柿とのかかわりはこの時から始まったそうです。
博士課程中にフルブライト奨学生に合格し、イリノイ大学へ留学。
フラワーアレンジメント教室 の最近
- 毎月第3木曜日の午後より、 福井 はつ恵 先生ご指導のフラワーアレンジメント教室が開かれている。
最近の教室の様子です。
↓ 作品を前にした、教室の皆さん(左から4人目が福井先生)
↓ 作品
村田さん講演会
2017年6月25日(日)10:00より金沢市在住の村田 敏明氏による講演会が坂出健康会館にて行われた。
演題は『介護老人にならない!法 』
~ 10歳若返る、いきいき人生・寝たきりにならない!より良き未来のための、薬に頼らない健康術 ~
百まで歩ける足の作り方、夜トイレに起きない方法 教えます。
村田さんは御年82歳、若い時から西式健康法の実践者。
講演会では力強い口調で、分かり易く解説して頂いた。
↓ 参加者の皆さまも熱心に聞かれていた。
お昼は希望者に、玄米+豆腐+野菜ジュースのダイエット食を体験してもらい、
午後から村田氏による西式健康法の実技指導も行われ、成功裡に講演会は終了した。