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月別アーカイブ: 12月 2016
2017年新年会のご案内
2017年 NPO法人健康を考えるつどい 並びに
健康会館友の会新年会のお誘い
前 略
年末にて慌ただしい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
本年も色々とお世話になり、誠にありがとうございました。
さて、毎年恒例の健康会館の新年会を、下記の通り開催致します。
ご多忙のこととは存じますが、是非ご参加下さい。
早 々
記
■ 日 時:平成29年1月22日(日)12:00~15:00
■ 会 場:健康会館 坂出市江尻町1220番地
■ 会 費:1名 3.500円 (大学生まで参加費無料)
※ 料理は、恒例の肉のしゃぶしゃぶ料理です。お酒などございましたら、ご寄付下さい。また新年会恒例の、ビンゴゲーム・カラオケ大会を開催します。なお、ビンゴゲームの景品に、参加者一家族でお歳暮等一品をご持参下さい。
※ 人手が少ないので、手伝って頂ける方は10時迄に健康会館に来て下さい。
前もってご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いします。
※ ご参加されます方は、同封はがきにて1月10日までにご返事下さい。
※お酒を飲まれる方は、お車での参加はお断り申し上げます。
有限会社 生化学研究所 代表取締役 井上 信忠
TEL 0877-45-8441 FAX 0877-45-8444
NPO法人健康を考えるつどい 理事長 井上 芳子
〒762-0011香川県坂出市江尻町1220
第3回健康を求めて in 坂出市民ホール
坂出市内で 3回目となる健康講演会を11月13日(日)、坂出市民ホールで開催。
柿茶の先代社長・井上 信幸氏が始めたこの講演会も16年続く。
継続は力なり!
とてもとても並の根性でやれる事でないと、心より尊敬している。
過去、講演会の多くは宇多津町のユープラザうたづで開催されたが、坂出市からの強い要請もあり今後は坂出市民ホールで開催すると決めた。
毎年の事ながら集客数には一番苦労する。
とにかく事前の根回しが大変なのだ。
加えて県や市町村、新聞・メディア各社の後援を取り付ける仕事、
協賛してくれる企業・団体への交渉が煩わしい・・・かと言って、しないわけにはいかない。
講演会当日配布のレジュメの作成や司会者用原稿や進行タイムスケジュールの作成等々、
やることは山積み。
こんな苦労を先代は黙々とやってきたのだ。
さて愚痴は置いて、講演会当日を振り返ってみよう。
午前中は会場の設営や音楽演奏のリハーサル、チャリティーバザーの準備等に追われる。
・12時開場、さぁ~何人来てくれるのだろう?
・12時25分から坂出健康会館でのスクール活動のひとつ・オカリナ演奏が始まった。
555555555555555555555555555555555555555555555555555
↓ 引き続き健康コーラスグループによる歌声の披露
赤尾先生の熱心な指導が功を奏し、人前で披露できるレベルに成長・・・少し失礼か!
↓ 13時より本番開始、まず井上理事長開会挨拶
↓ 続いて来賓挨拶 By 綾 坂出市長
↑ この日は講演会直前まで防災訓練に参加していたとの事で、消防署の制服を着ての挨拶
・最初の講演は、NPO法人大地といのちの会理事長・吉田 俊道先生、
題して
『食が変われば人生が変わる PartⅡ ~人はもっと元気になれる。現代人にしのびよる新型栄養失調~』
昨年の講演会でもそうだったが、客席と演台を行ったり来たりの熱演だった。
休憩をはさみ、青木精一氏によるサック演奏
サックス演奏を生で聞ける機会は滅多になく、観客は大いに魅了されたのではないだろうか。
昨年は渡辺先生による二胡の演奏だったが、「この演奏だけで価値があった」とのアンケートもあったくらいだ。今年も・・・かな?
・二つ目の講演は、栃木で回生眼科を開業されている山口 康三 院長、
演題は『生活習慣を変えると目の病気は治っていく』
↓ 山口先生 講演風景
こうして無事、講演会は終了。
今回も、おかげさまで 360人強の聴講があり、まずは成功と言える講演会。
来てくれた皆様に謝意。 ありがとうございました。
一方、会場ロビーでは例年恒例となった丸亀ユネスコ協会によるチャリティーバザーや絵手紙教室,フラワーアレンジメント教室の作品展示も行われた。
↓ チャリティーバザー
↑ チャリティーバザーの収益金は発展途上国の学校建設や国際交流などに役立てられる。
アンケートに、このバザーが楽しみ・・・と言う人もいて、今や講演会のもう一つの目玉。
↓ 絵手紙教室の作品、フラワーアレンジメント教室の作品展示
↑ もちろん柿茶も販売。
健康情報 By 豊岡 倫郎 氏(狭心症になってからでは遅すぎる)
狭心症になってからでは遅すぎる
1.長寿の人はみな血管が若々しい事実
「人は血管と共に老いる」という言葉が有る。百歳以上の百寿者が亡くなられた後の血管を調べると、皆若々しい血管であるという調査報告が有る。生活様式の多様化と共に、健康に気を配っている人とそうでない人の差が血管に如実に表れて、寿命を左右している。それにしても最近私の身の回りの人達で、狭心症になって、ステント(後述)を心臓の冠動脈に挿入したという人が後を絶たない。何故こんな人が増えてきたのだろうか。
2.心臓の血流
心臓は主に心筋という筋肉でできていて、心筋が収縮と拡張を繰り返すことで、全身に血液を循環させている。心臓の内部は四つの部屋に分かれていて、具体的には全身に血液を送り出す左心室、肺に血液を送り出す右心室、全身から戻ってきた血液が入る右心房、肺から戻ってきた血液が入る左心房がある。
心臓はひと時も休まず、一日に約10万回も拍動していて、一分間に約5リットルもの血液を送り出している。この心臓を動かす筋肉即ち心筋に血液を供給している血管が冠動脈と呼ばれている。この冠動脈が加齢や悪い生活習慣によって、動脈硬化が進むと、血管の内腔が狭くなり、血流が悪くなって、心筋が虚血状態を起こす。これを心筋虚血と呼んでいる。
心筋虚血の状態になると、心臓の拡張。収縮を繰り返す運動も正常に働かず、心臓の働きを支配している自律神経も異常を起こし、脈搏が乱れて不整脈が起きたり、心筋虚血の状態が長く続くと、冠動脈の内腔の狭くなったところに、血栓が出来て、血管が詰まりやすくなる。こうして一時的に血管が詰まることで、狭心症が起きる。そして血管が完全に詰まると、その先に血液が流れなくなり、心筋は酸素不足に陥って、壊死してしまう。これが命に係わる心筋梗塞である。壊死してしまった心筋は元に戻らない。
3.狭心症の種類
ひと口に狭心症と云っても、原因や症状の違いによって、いくつかのタイプが有る。
★労作(ろうさ)性狭心症と安静時狭心症・・・症状の違いによって分類
労作性とは体を動かしたときという意味で、いつもより激しく動いた時に発作が起きるのか特徴である。体を動かすと、筋肉に酸素を送る必要性から、心臓は活発に動こうするが、冠動脈が動脈硬化になっている為、血管の内部が細くなっていて、血流が悪く、酸素不足で心臓に負担がかかり、胸痛などの発作が起きる。
一方安静時狭心症は冠動脈が急に痙攣することで起こる。冠動脈が痙攣すると、一時的に血管が狭まって血流が滞り、心筋に酸素が届かなくなって、胸痛等が起こる。睡眠中の夜中や早朝など、体をほとんど動かしていない時にも発作がよく起こるため、安静時狭心症と呼ぶ。
安静時狭心症の場合、高脂血症、糖尿病、高血圧など動脈硬化を進行させる病気を持つ患者に多い事から、間接的に動脈硬化と何らかの係わりが有ると見られている。
★不安定性狭心症と安定性狭心症…危険性で分類
不安定性狭心症は血液中の余分なコレステロールが冠動脈の内壁に入り込んで溜まり、まるで泥のように柔らかいプラークを形成し、徐々に血管の内側が狭くなってゆく。プラークの表面は、破れやすく、破れると、それを修復するために血小板が集まって、血栓が作られ、血管の内部が狭くなっていて、血流の流れが途絶える事が、いつ起きてもおかしくない状態にある。
これに対し安定性狭心症は、硬いプラークの盛り上が出来ても、表面がしっかり破れにくく覆われていたり、発作の周期が安定しているものをいう。心筋梗塞に移行する危険性はあまり高くはないが、動脈硬化をさらに悪化させない対策は当然必要不可欠である。
4.狭心症の症状
まず心臓の筋肉が血流不足により酸素不足に陥るため、胸から背中、肩にかけて、痛みや胸の圧迫感、息切れ、呼吸困難などの症状が出る。これらは急に寒い場所に行ったり、重い物を持ち上げたり、興奮したりした時に出やすい。ただこれらの症状は数分から10分前後で収まるのが特徴である。これに対して、心筋梗塞の場合は、胸の痛みははるかに強烈で、その場にうずくまったり、失神するほどで、数十分から数時間続く。
狭心症の症状といえども、発作の回数が増えたり、軽い動作でも起こるようになったら、心筋梗塞の前触れであるから、重症化している可能性大で、直ぐ病院へ行くことが望ましい。心筋梗塞になる人の半数は過去に狭心症を発症しているというから、軽視してはならない。
以上の様な症状は外の病気の時にも、発症するから病院で精密検査を受けないといけない。例えば、心膜炎、不整脈、大動脈解離、肺梗塞、肋骨骨折、肋間神経痛、胃潰瘍、胆のう炎、膵炎など色々ある。
5.狭心症の原因
冠動脈狭窄の主な原因には糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高血圧、動脈硬化、喫煙がある。では全身に動脈が沢山あるのに、何故心臓周辺の冠動脈に病変を起こしやすいのかといえば、心臓が収縮と拡張を繰り返して、血流が増減していると、そこに一酸化窒素が発生する事と血管が多く枝分かれしていて、弯曲するためである。下の図参照。図の左前下行枝、ついで右冠状動脈、左冠状動脈の順で起こりやすい。また冠状動脈の起始部分ほど重症になり易い。糖尿病から併発したものは細い動脈にも病変が起きていて、治療も難しくなる。
6.主な検査方法
★心電図、運動負荷心電図、ホルタ―心
電図(24時間携帯し記録)
★運動負荷心筋シンチグラム(同位元素
で血流チェック)
★心臓カテーテル検査(冠動脈造影)
7.治療方法その1
★薬物療法には、血流をサラサラにする抗血小板薬、心臓の仕事量を減らすベータ遮断薬、心臓の負担を減らして、血管を拡張する硝酸薬、血管を広げ、血圧を下げるカルシュウム拮抗薬、発作時に一時的に冠動脈を広げるニトログリセリン舌下錠等が有る。当然危険因子である糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高血圧、動脈硬化などの治療も並行して行う。
★経皮的冠動脈形成術には
- バルーン(風船)治療・・・細いカテーテルを冠状動脈に挿入し、狭窄部分を風船付きのカテーテルで膨らませ、広げる。
- 溶解治療・・・カテーテルの先端から薬剤を注入して、血栓を溶かす。
- ステント治療・・・再び狭くなるのを防ぐために、カテーテルと共にステントを入れて、狭窄部で広げて、留置する。ステントとは金属でできた網状の筒のことである。
近年薬剤溶出ステントが使用されだした。薬剤溶出ステントからは、暫くの間、細胞増殖抑制剤がしみ出て動脈硬化の進行を抑えるもので、しかもステントが金属製ではなく、溶けてなくなる生体吸収性ステントも使われだした。
ただしステントを留置した部位が再び狭窄してくるときは、またカテーテル治療が必要である。また別の部位にも次から次と狭窄が発生するようになるから、早く根本対策が必要。
- 方向性冠動脈アテローム切除術、高速回転式アテローム切除術・・・閉塞部のプラークを削り取る。硬く石灰化した病変に有効。
なおプラークとは中型動脈の内膜に発生しやすい斑状肥厚性病変という意味である。
アテロームとはプラークが出来ている状態をいう。
★冠動脈バイパス手術とは
一般的に狭窄部位が前下行枝、回旋枝、主要
冠状動脈の
三本ともに起きているときは、この治療が行われる。右の図参照。方法は全身麻酔で開胸し、狭くなった血管の先に他の部位の血管を繋いで、バイパスを作る。胸の動脈や足の静脈などが使われる。以上のいずれの治療法を採用するかは、専門の医者が総合的に判断して決めることになる。
8.治療方法その2
狭心症の最大の原因が間違った生活習慣によって発生した動脈硬化にある。この章では前述した現代医学とは別に、薬も手術もしない無薬無刀治療法にどんなものが有るか説明する。これがイコール動脈硬化の予防法にも繋がるのである。
脂肪分の多い食品を摂取すれば、血液の中にコレステロールが増えることは、今では誰でも承
知しているはずである。また炭水化物と云えども体内に過剰に摂取すれば脂肪に変化して体内に
蓄積される。
1)半日断食メニュー ステージ1
★朝食・・・青汁(生野菜ジュース)180cc、生水と柿の葉茶500ccだけとする。
★昼食・・・食事の量は従来の8割とするが、食事の内容は問わない。
★夕食・・・食事の内容は問わない。ただし腹八分目とする。
水分は生水と柿の葉茶を一日に1.5リットル摂取する。但し食事中と食後3時間は飲まない。
但し嗜好品の酒、たばこ、甘いものは極力控える。間食しない。この水分補給と嗜好品と間食の制限は以下のステージ2や3の場合も同様に守ってほしい。
2) 半日断食メニュー ステージ2
★朝食・・・朝食を抜く。生水と柿の葉茶500ccだけとする。
★昼食・・・食事の量は従来の8割とする。主食は出来れば3分づきの玄米とする。
おかずは野菜、豆類、イモ類、海藻、小魚を中心とする。
★夕食・・・食事の量は腹八分目にする。主食は出来れば3分づきの玄米とする。
おかずは野菜、豆類、イモ類、海藻、小魚を中心とする。
3) 半日断食メニュー ステージ3
★朝食・・・朝食を抜く。生水と柿の葉茶500ccだけとする。
青汁(生野菜ジュース)180cc、
★昼食・・・3分づきの玄米ご飯茶碗一杯、豆腐半丁、ゴマとコンブ粉少々
★夕食・・・青汁(生野菜ジュース)180cc、
3分づきの玄米ご飯茶碗一杯、豆腐半丁、
おかずは野菜、豆類、海藻、小魚類から1品、リンゴ小1個
- 青汁の作り方
5種類以上の生野菜(小松菜、ホーレンソウ、ニンジン、大根、白菜、パセリなど)をミキサーにかけて作る。リンゴやハチミツ少々加え飲みやすくしても良い。根と葉を半々に入れる。
4)この半日断食の特徴
★この半日断食の療法は、今まで3万人以上の人に断食療法を実行して、実績をあげた故甲田
光雄博士著「奇跡が起こる半日断食」マキノ出版から引用したものである。今迄食事療法や断食に関心がなかった方でも、一度は読んでもらいたい本である。何故なら現代医学の薬と手術中心の治療法というのは、自動車の運転免許に例えるならば、限定付き免許であることが解ると思う。即ち治療法の限界が有るのである。又間違った食事によって発症したのならば、食事を正すことが王道である筈なのに、それに気づかない事には、前進はない。
★今まで朝昼晩と3食を過食してきた動脈硬化の人には、直ぐ半日断食を開始すると、色々反動が出るので、徐々にステージ1から時間をかけてステージ3に持って行く方法がよい。
★この半日断食には、現代医学では無視され続けている医学理論が有るが、それが効を奏することに注目してほしい。それは「自己融解」理論と「心臓タンク」説である。
- 自己融解とは、体は外部からの栄養分を絶たれると、体内に不要となっている部分の栄養分をエネルギーに変えて、利用する仕組みが有る。従って断食中は血管の中のアテロームがどんどん使われて、消失して、狭窄が解消するわけである。
- 心臓タンク説とは、体内の血液の循環は心臓の収縮による押し出すポンプの力によって、循環しているのではなく、毛細血管の吸引力が原動力であり、心臓は血液の流量を調節しているタンクに過ぎないという説である。
断食をすると、体内の各細胞が飢える為に、栄養を吸収しようとして、血液を吸引する力が増して、心臓に負担をかけずに、血液循環が良くなる。その為には体内の血管の99%を占める毛細血管が硬化したり、消失しないように、西式健康法の毛管運動をして毛細血管を鍛えることと、生野菜ジュースを飲んで、血管の細胞の活性化を促すことが必要なのである。
こんなことしたって、狭心症が治るわけがないよと、うそぶく人は、一度前述した「奇跡が起こる半日断食」の100ページの動脈硬化の項目を読まれるとよいのでは。
9.まとめ
1)死亡原因の一位はガンで、二位と三位の心疾患と脳疾患は共に動脈硬化が主因となっている。
如何に高脂肪、高タンパクの欧米食が危険因子であるにも拘らず、まだこれらの過食と酒、タ
バコ、お菓子を止められない人が何と多い事か。因みにアメリカの国の死亡原因の第一位は心
臓病である。残念ながら日本もアメリカの病状に追随してきた。しかし改善の兆しはない。
2)狭心症の発作が起きて、まさか私がと云う人が多い。その兆しは糖尿病、高脂血症、高血圧等であるから、健康診断で注意を受けている筈である。甘く見てはいけない。現代医学では応急処置はしても、根治できない、本人は生活態度も改めない、これでは人生プランもオジャン。
3)今小中学生なのに動脈硬化になっている子の増加に警告が発せられいる。子供達の健康管理は親達が指導しないと、将来はない。肉や卵、牛乳、砂糖は血管には大敵なのに。
おわり
健康情報 By 豊岡 倫郎 氏(うつ病と腸内環境の因果関係)
うつ病と腸内環境の因果関係
1.うつ病の人が増えている
日本では精神疾患を患う患者は、ここ数年で大きく増加している。厚生労働省のデータによると、精神病患者は平成23年度で約320万人。精神疾患の内訳では、もっとも多いものがうつ病の人が約110万人で、次に多いのが、統合失調症、不安障害、認知症と続いており、特にうつ病と認知症が近年著しく増加の一途を辿っている。
2.うつ病とは
うつ病とは、憂うつな気分や食欲、性欲、意欲の低下、不眠などの心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うこともある状態になることさす。 例えば、憂鬱な気分が何時までも続く、気分が沈み込む、何をしても楽しめない、やる気が起きない、食欲がないなどの「抑うつ状態」が続くだけでなく、頭痛やめまい、便秘や疲労感など、様々な身体的な自覚症状をともなうこともある状態の事である。また、劣等感、無価値感が強くなって、自信を無くしてしまい、自己嫌悪や自己否定が強くなって、抑うつ状態が続いて、仕事や学校などの生活に支障が生じて、精神的に追い詰められることも有る。
3.うつ病診断チェック
アメリカのベック博士によって考案された「ベックのうつ病自己評価尺度表」が広く用いられており、全21問の質問に回答することによって、客観的にうつ病の傾向を測定することが出来る。 これによって自分自身の心の状態を知ることが出来る。
4.うつ病と神経伝達物質の深い関係
うつ病と云えば、その原因は一般的には、家庭や仕事上の悩みや人間関係の問題、経済的な問題、その他環境の変化などから発生したストレスや不安などと考えられていたが、近年医学の進歩と共に、解明か進んできた。そのひとつに、神経伝達物質のひとつであるセロトニンが感情や精神をコントロールしているという説がある。では神経伝達物質とは何か。体内の情報伝達は神経細胞(ニューロンと呼ぶこともある)の中を電気信号が次から次へと流れて行き、末端まで行くが、それは家庭の電気の線のように一本の線を伝って流れて行くのではない。
右の説明図参照。
脳の神経細胞は木の枝のように樹状突起があり、1本の長い軸索が付いており、その先端をシナプスと呼んでいる。前ページの拡大図に有るように、電気信号がシナプスの先端に来ると、シナプス小胞から神経伝達物質が放出されて、次の神経細胞の間の間隙を渡り、次の細胞の末端にある受容体に受け継がれて、情報が伝わってゆく。こんな神経細胞が体全体にネットワークとして張り巡らされている。神経伝達物質とは、シナプス小胞から放出されて、次の神経細胞に受け渡される化学伝達物質のことである。
5. 神経伝達物質の種類
神経伝達物質には多くの種類が有り、現在解明されているのは、20~50種類ぐらいといわれていて、大きく分けると、次の三種類になる。
1) アミノ酸類の伝達物質・・・グリシン、グルタミン酸、γ―アミノ酪酸(GABA)、
タウリン、アスパラギンサンなど。
2)モノアミン類の伝達物質・・・ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、
アセチルコリンなど。
3) ペプチド類の伝達物質・・・アンギオテンシン、インスリン、ソマトスタチン、
エンケファリン、バゾプレシン、β-エンドルフィン、黄体形成ホルモン放出ホルモ
ン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンなど。
6.うつ病に関係しているセロトニンとは
うつ病に関係しているセロトニンについて、以下説明すると。
我々は規則正しい生活をすることによって、これら神経伝達物質のバランスが保たれ
ていて、健全な精神を保っている。セロトンニンとは、心身の安定や心の安らぎな
ど に関与していて、幸せホルモンとも呼ばれている。セロトニンが不足すると、
精神のバランスが崩れて、キレたり、うつ病などいろいろの精神疾患を発症する
ことが解ってきた。 セロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンが原料と
なって、体内に存在している。その合成経路は、トリプトファン→5-HTP→セロト
ニン→ノルメラトニン→メラトニンという経路をたどり合成されてゆく。よく耳に
する睡眠ホルモンのメラトニンもセロトニンが不足すると合成されないから、睡眠
の質にも関係しているのである。セロトニンの体内分布状況を見ると、腸内に
90%、血液中に8%、脳内に2%に存在していて、夫々の部位で役割を果たしてい
る。例えば腸では整腸作用、血液中では血止め、収縮作用、脳内では、気分や感情
のコントロールなどの働きをしている。
7.何故現代人はセロトニンが不足しているのだろうか
- 増加する人間関係からのストレス
- 運動不足
- 日光不足
- 食事内容の偏りと腸内環境の悪化
- 加齢
8.セロトニンを増やすには
- 日光浴をする。
- 早寝早起きの規則正しい生活をする
- リズミカルな運動をする
- 人と交流する
- 良く噛む
- トリプトファンの含まれた食品を摂る.肉類、乳製品、豆類などに多い。同時にビタミンB6、鉄分もトリプトファンの生成を助けるのに必要。
- 腸内環境を良くする
9.セロトニン症候群の発生に注意
セロトニン症候群とは、うつ病の治療薬であるSSRIや睡眠薬、気分安定剤、抗不安剤、感染症治療薬、サプリメントなどの飲み過ぎで、脳内のセロトニン濃度が高くなりすぎて、引き起こされる症状の総称である。症状は、落ち着かない、不安になる、イライラする、震える、発汗、発熱、めまい、頭痛、嘔吐など色々ある。むやみに薬に依存するのは要注意。
10.うつ病と腸内環境の重要な関係
国立精神・神経医療研究セン ターの精神科部長の功刀 浩 (くぬぎひろし) 医師はうつ病、躁うつ病、統合失調症に関する先端的脳科学検査と栄養学的検査に基づいて診断・治療を行っていて、日本でほとんど注目されてこなかった精神疾患の栄養学的側面に注目した臨床研究成果を発表している。うつ状態では、憂うつな気分、悲観的な考え、食欲低下、不眠などのさまざまな苦痛を感じるうえ、自殺行為に傾きやすいため、早期発見、早期治療が重要になる。 従来のうつ病の治療は、1)心身の休息、2)ストレスや発症の引き金となった誘因を取り除く、3)心理療法、4)抗うつ薬などの生物学的治療の4本柱で行われてきたが、功刀医師は「これらに(5)食生活などの生活指導を加えた5本柱で行うべきである」と主張している。これまでの調査から、うつ病患者は、肥満・糖尿病・メタボリック症候群が多いこと、ビタミンの一種である葉酸の不足、鉄分の不足、必須アミノ酸の不足などが多いことを見出し、特に乳酸菌などの腸内環境を整える食品を摂取することで、うつ病の症状が改善されるという。
11.宿便と心身症
一見、腸の宿便停滞と精神疾患は全く無関係に思われるかも知れないが、断食、生野菜、少食療法で多くの難病患者の治療にあたってきた甲田光雄博士の著書「奇跡が起こる半日断食」118ページに、こう書いてある。「今迄多くの心身症の患者を診察してみると、頑固な宿便がとどこおっており、その影響で苦しい症状が現れている事がわかった。過食や飽食によって、腸が変形し、いびつな形のまま固定してしまい、食べ物の残りかすが、その部分にひっかかり、停滞して、異常発酵を繰り返していると、そこから有毒なガスや分解産物が腸壁から吸収されて、脳神経や肝臓に障害を与えて、うつ状態の症状を呈するのである」と。ところが現代医学の医者たちは、上述したような因果関係に無知であるから、自律神経失調症だとか、更年期症状だとかの診断を下してしまうことも多いという。甲田博士は半日断食を行って、宿便を排泄させて、食事内容も所謂玄米、生野菜中心の少食に変えて、西式健康体操をして、体全体の体質改善すれば、弱った肝臓も回復するし、当然腸内環境もよくなり、病気になるとはどういう事なのか、反省して、心の宿便も取れて、心身症は回復するという。
12.便秘患者の増加
右の図が示すように70歳を過ぎると、便秘の人が急増している。老人の便秘は弛緩性便秘と云って、腸の変形と運動不足と食べ過ぎで活力を失って、伸びきってしまい、便秘する。
その上食べるものが欧米食や甘いものときたら、腸内環境も最悪となる。トリプトファンやセロトニンを論ずる以前の基本的な問題ではなかろうか。
13.大腸の各部位と病気の関係
右の図は
大腸の各部位と体の色々な器官との関係図で、アメリカの自然療法の先駆者であるノーマン・ウォーカー博士の図である。見ての通り大腸に宿便が停滞すると体のあらゆる部門にその影響が現れることを示している。便秘は体の最大の敵といっている。N・ウォーカー博士著「大腸をきれいにすれば病気にならない」の本より抜粋した。
14.宿便と健康に関する文献
戦前から-宿便は諸病の因-、だという説を発表していたのは、西式健康法の創設者の西勝造先生である。今回の精神異常に関しては、その著書「西勝造著作集 第七巻 便秘と宿便」という本の中で、宿便と精神衛生という項目で、113ページに亘り、精神異常は治せるという主張を、欧米の多くの文献を紹介しながら、展開している。一言で言えば、腸内便停滞により、脳髄血管の膨張から、皮膚機能、肝機能、胆汁異常、内分泌腺、四肢冷却等に障害が起きて、また暗示作用を受けやすくなって、ついには精神に異常を来すという。解決策は西式科学的断食法の実行による宿便解消と西式健康体操の実行である。
15.まとめ
1)断食療法の本に良く書かれている事例にこんなのがある。内臓の疾患を患って、入院して断食療法で快癒したら、今までの暗い性格が一変して、見違えるように明るい性格になったという話。体の腸の宿便ばかりでなく、心の宿便も取れたのである。即ち腸内環境が良くなるだけでなく、そもそも断食療法は体を健康体に戻すのが目的であるから当然と云えば当然な話なのである。
2)今また「いじめ」の問題が再発しているが、この記事が載るたびに、思うことは、毎日人よりも二倍も、三倍もの過飲、過食をして、我が身をいじめている行為は如何なものか。体の悲鳴に耳を傾けると同時に、人間の体は一大化学工場であるから、体が要求しない、適当でない物を摂取すれば、次第に体質も悪くなってゆくのは理の当然で、この理不尽に気づかない限り、長寿はない。自然界の摂理は人を選ばず、何人にも平等に働くのである。
3)宿便は精神異常だけでなく、ガン、アレルギー疾患、皮膚病、免疫力低下、胃腸障害、甲状腺疾患、頭痛、めまい、認知症など万病の元のである。「長生を得んと欲すれば腸中まさに清かるべし」である。
おわり
新春かきのはコンサート
■ 日時:2017年1月8日(日) 13時開場、13:30開始
■ 場所:坂出市江尻町 ”かきのは”
■ 入場料無料
■ 出演者:坂出健康会館 オカリナ教室より
■ 講師・オカリナ演奏:赤尾 陽子 先生
■ オカリナ作家・演奏家: 陽光 先生
健康への道しるべ 講演会 in 静岡
増田桂子氏が代表の”健康生活研究会”主催の講演会が11月4日(金)に開催された。
もちろん、NPO法人健康を考えるつどいも共催している。
ご講演は東京中野区で渡辺医院を開業されている医学博士・渡辺完爾先生。
演題は『血流と脳~血圧が左右するもの』
↓ 主催者挨拶
↓ 渡辺先生
↓ 講演会風景
今回の講演会を聞いて、私自身間違って認識していたことがあった。
それは、血圧は最高と最低の差が大きいほど良いと思っていた事。
先生によると、こうだ↓。
上下の血圧差を脈圧といい、脈圧が大きいと血管の病気、例えば脳卒中や心臓病,腎臓病になるリスクが高くなるという。
↓ 脈圧が高い人ほど血管が硬くなっていて
長生きする確率が低くなるという研究結果が出ているとか。
脈圧が59mmHg以上の人は30%も生存率が低下する。
以下、為になったスライドをどうぞ。
↓ 高血圧の対処法
↓ Mgにも降圧効果がある。
↓ 断食の効果
以上、大変有意義のある講演だった。
たくさんの質問があり、先生がひとつひとつ丁寧に答えていたのが印象的だった。
第3回健康を求めて in 坂出市民ホール
坂出市内で 3回目となる健康講演会を11月13日(日)、坂出市民ホールで開催。
柿茶の先代社長・井上 信幸氏が始めたこの講演会も16年続く。
継続は力なり!
とてもとても並の根性でやれる事でないと、心より尊敬している。
過去、講演会の多くは宇多津町のユープラザうたづで開催されたが、坂出市からの強い要請もあり今後は坂出市民ホールで開催すると決めた。
毎年の事ながら集客数には一番苦労する。
とにかく事前の根回しが大変なのだ。
加えて県や市町村、新聞・メディア各社の後援を取り付ける仕事、
協賛してくれる企業・団体への交渉が煩わしい・・・かと言って、しないわけにはいかない。
講演会当日配布のレジュメの作成や司会者用原稿や進行タイムスケジュールの作成等々、やることは山積み。
こんな苦労を先代は黙々とやってきたのだ。
さて愚痴は置いて、講演会当日を振り返ってみよう。
午前中は会場の設営や音楽演奏のリハーサル、チャリティーバザーの準備等に追われる。
・12時開場、さぁ~何人来てくれるのだろう?
・12時25分から坂出健康会館でのスクール活動のひとつ・オカリナ演奏が始まった。
↓ 引き続き健康コーラスグループによる歌声の披露
赤尾先生の熱心な指導と努力が功を奏し、発表できるレベルに成長した。
↓ 13時より本番開始、まず井上理事長開会挨拶
↓ 続いて来賓挨拶 By 綾 坂出市長
↑ この日は講演会直前まで防災訓練に参加していたとの事で、消防署の制服を
着ての挨拶
・最初の講演は、NPO法人大地といのちの会理事長・吉田 俊道先生、
題して
『食が変われば人生が変わる PartⅡ ~人はもっと元気になれる。現代人にしのびよる新型栄養失調~』
昨年の講演会でもそうだったが、客席と演台を行ったり来たりの熱演だった。
休憩をはさみ、青木精一氏によるサック演奏
サックス演奏を生で聞ける機会は滅多になく、観客は大いに魅了されたのではないだろうか。
昨年は渡辺先生による二胡の演奏だったが、「この演奏だけで価値があった」とのアンケートもあったくらいだ。今年も・・・かな?
・二つ目の講演は、栃木で回生眼科を開業されている山口 康三 院長、
演題は『生活習慣を変えると目の病気は治っていく』
↓ 山口先生 講演風景
こうして無事、講演会は終了。
今回も、おかげさまで 360人強の聴講があり、まずは成功と言える講演会。
来てくれた皆様に謝意。 ありがとうございました。
一方、会場ロビーでは例年恒例となった丸亀ユネスコ協会によるチャリティーバザーや絵手紙教室,フラワーアレンジメント教室の作品展示も行われた。
↓ チャリティーバザー
↑ チャリティーバザーの収益金は発展途上国の学校建設や国際交流などに役立てられる。
アンケートに、このバザーが楽しみ・・・と言う人もいて、今や講演会のもう一つの目玉。
↓ 絵手紙教室の作品、フラワーアレンジメント教室の作品展示
↑ もちろん柿茶も販売。