健康を考えるブログ

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健康への道しるべ 第145号

第145号 心と体の健康生活:令和2年6月25日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間 購読料:2,500円

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柿茶のシフォンケーキ

2020年日経新聞掲載記事

香川短期大学は柿の葉を原料とするお茶「柿茶」を製造・販売する柿茶本舗と連携し「柿茶とゆで小豆のシフォンケーキ(400円)を商品化した。

柿の葉に含まれる豊富な栄養素に着目し健康志向に対応したスイーツに仕上げた。

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2019年度 NPO法人健康を考えるつどい 事業報告書(第9期)

■ 2019年度 事業報告書(第9期) 2019年4月1日から2020年3月31日まで

1.事業の成果

  1. 会員向けの事業内容では、昨年に引き続き、健康に関する講習会・研修会・合宿・スクール活動の発表会(オカリナ,コーラス等)を開催したが、2020年3月からは新型コロナウイルス感染拡大防止のためスクール活動は中止している。
  2. 毎月テーマを変えた健康情報誌「健康へのトビラ」の発行は年4回発行中で、累数21回となった。
  3. 一般向けの事業内容では、19回目となる講演会を計画したが毎年開催している秋は、世間イベントが多くあり参加者が制約を受けるとの配慮から毎年春に開催を決め今期は中止した。
  4. その他、活動内容のより詳細は当NPO法人のブログで紹介しているので参照願いたい。

1.事業の成果

(1) 特定非営利活動に係る事業

(2)その他の事業  実績なし

(3)社員総会及び理事会その他の役員会の開催状況

  1. 社員総会:
    開催日時;2019年6月1日(土)
    出席状況;正会員総数60名中52名出席                                                                          審議及び議決内容;第1号議案~第7号議案を審議、
    満場異議無く原案のとおり可決された。
    詳細は「第8回通常総会議事録」参照
  2. 理事会:  開催日時:2020年3月23日(月)
    出席状況;理事長,理事1名
    議題;役員改選の審議 、講演会の行事予定 等

■ 2020年度事業計画書(第10期)2020年4月1日から2021年3月31日まで

1 事業実施の方針

本年度も引き続き事業活動の更なる質の向上をめざし、会員の満足度をより高めるための施策として、機関誌「健康へのトビラ」の発行や毎月テーマを変えた健康情報を会員に配布する活動を継続する。それによりひとりでも多くの人が自分の健康づくりに関心を持ち、健康とは何かを考えるよう啓発活動を行う。

また健康会館をハードの拠点とする活動の強化に引き続き取組むと共に、その他ユネスコをはじめ、関連NPOとの連携を模索して更なる社会貢献活動にも取り組む。

但し、新型コロナウイルス感染拡大防止策の国内・国際情報も踏まえ、スクール活動や講演会活動は自粛や中止,延期を余儀なくされると考えている。

2 事業の実施に関する事項

(1)特定非営利活動に係る事業

(2)その他の事業予定: 本・DVDの販売

(3)社員総会及び理事会その他の役員会の開催予定:

① 社員総会: 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止し、
委任状による決済とした。

② 理 事 会: 2021年3月 開催予定   以上


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タンパク質の過剰摂取の害 By 豊岡倫郎 2020-5-30

1.タンパク質の摂取基準量

厚労省の摂取基準によれば、一日当たりのタンパク質の必要摂取量は、男性は50g、女性は40gと定められている。この飽食の時代には、大半の人が基準量を超えているとすれば、過剰摂取の害を認識し、予防することも肝要となる。

2.タンパク質とは

タンパク質は炭水化物、脂肪と並んで三大栄養素のひとつである。タンパク質は生命の基本単位で、筋肉、皮膚、毛、骨、各種臓器、血液など全てタンパク質から出来ている。タンパク質はアミノ酸が多数連結してできた化合物で、それらが体内のいろいろな器官や組織などの部分の役割に応じて、存在していて、その数は3万~10万種類あると言われている。しかしその基となっているアミノ酸の種類はわずか20種しかないから、その組み合わせの緻密さと合成方法の複雑さに驚愕する。

3.タンパク質の過剰摂取の害とは

  • 摂取したタンパク質は体内に入ると、胃腸で消化酵素によって消化されて、アミノ酸に分解されるが、その過程でアンモニアが発生する。アンモニアは肝臓で尿素に変えられる。更に次には尿素を腎臓で分解されるので、膵臓、腸、肝臓、腎臓の酷使で疲弊してしまう。
  • 必要量以上の過剰なタンパク質の摂取分は、窒素残留物となって、腸内で腐敗発酵を起こして、アミン、フェノール、インドールなど毒素が発生する。
  • タンパク質の消化分解過程で、血液は酸性に傾くために、それを中和するために体内のカルシュウム分が動員されて、骨粗しょう症など骨や歯が脆くなる。
  • 過剰なタンパク質が腸内で充分に消化されないと、未消化のまま腸壁から吸収されて、異物と判断されて、いろいろなアレルギー症状が起きる。
  • 常に未消化のタンパク質が腸内に停滞すると、腸内環境が悪化して、免疫力も低下する。
  • 過剰なタンパク質は体内の糖分と結合して、終末糖化産物即ちAGEが産生される。このAGEは体内のあらゆる部位のタンパク質を劣化させて、心臓病、脳卒中を招く動脈硬化、ガン、骨粗しょう症、変形性関節症、認知症、肌のシミやシワ、老化を早めるなどの原因となる。
  • AGEの発見はもともと「メイラード反応」と呼ばれていて、アミノ酸と糖質を一緒に加熱すると褐色になり、AGEを大量に含んでいることに由来している。例えば食パン、焼きおにぎり、お好み焼き、たこ焼き、パンケーキなど熱を加えて、褐色になったものにAGEが含まれている。従ってAGEの含まれている加工食品を摂取しないように留意する。
  • 腸内で完全に消化しきれなかったタンパク質は悪玉菌のエサとなって、腸内環境を乱し、腸壁の炎症を起こし、「腸もれ」即ちリーキ・ガット・シンドロームが起きて、腸壁から毛細血管の中へ細菌やら毒素が入り込み、諸病の根源となる。
  • 動物性蛋白質の過食は尿中の尿酸が多くなり、尿路結石を作る。
  • 腎臓で尿素を完全に処理できないと、尿酸が発生し、痛風の原因となる。
  • 腸内に腐敗産物が増えると、体臭や口臭の原因となる。
  • 以上の様に過剰なタンパク質の摂取は炭水化物や脂肪の体内での消化や吸収に比べて、より大きいエネルギーの消耗が体内で起きている。体内酵素も浪費される。体力強化のために摂取したタンパク質が実際は逆に体力を消耗させていることに気付かないでいる人が多い。

4必須アミノ酸とは

タンパク質を構成しているアミノ酸は20種類であるが、その内の9種類は体内で合成することが出来ないので、食べ物から摂取しなければならない。これを必須アミノ酸と呼んでいる。

これら20種類のアミノ酸は相互関係を保ちながら、バランスを維持しているので、どれひとつ欠けても効果を充分発揮できない。

5.タンパク質の新陳代謝

体内に数万種類もあるタンパク質の寿命は短いものでは数十日、長いものは十数年維持されているが、部位によって寿命があり、分解と合成を繰り返している。タンパク質の細胞内にあるDNA遺伝子の設計図に基づいて、合成され、機能に応じて使いこなせる当初の形に再生されている。

ところが加齢、AGE、熱、低酸素、加圧、紫外線、放射線、薬剤、活性酸素、酵素、栄養素など色々な要因で変性されたり、異質物が蓄積されたりしてゆく。

例えば脊髄小脳変性症はポリグルタミン蛋白質が、アルツハイマー病はアミロイドβが、クロイツフェルトヤコブ病はプリオン蛋白質が蓄積していて、尚且つ神経細胞のタンパク質の変性にも原因があるというが、その詳細はいまだ解明されていない。

6.コラーゲンの異常

肝硬変、肺線維症、動脈硬化、ケロイドなどの線維化疾患はコラーゲンが異常に溜まる病気で、現在のところ有効な治療法がない難病である。コラーゲンの線維化にはヒートショックプロテインの一種が関係しているというが、因果関係の詳細はまだ解明されていない。

体内のタンパク質の30%がコラーゲン線維で占められている。ところがAGEに侵されているとコラーゲン線維の新陳代謝が悪くなり、古いものが蓄積されて残るという。

7.理想的なタンパク質の摂取方法とは

1)タンパク質の摂取基準量を超えない。摂取内容は玄米3分つぎ、大豆製品だけで必須アミノ酸は補える。

最近は運動選手にも食物性蛋白質を摂取する方が良いと云われだした。

2)酵素の豊富な発酵食品、味噌、漬物類、生野菜ジュース、大根や長芋のおろし、果物を摂る。

コラーゲンを生成するには、ビタミンCと酵素の摂取が欠かせない。なお美容のためにコラーゲンの多い食品を摂取

してもアミノ酸に消化分解されるので、叉コラーゲンなる保証はない。

3)控えるものは甘い物、動物性肉類、魚、卵、乳製品、添加物の多い加工食品、冷たいもの。

4)大食はしない。よく噛んで食べる。食事の間隔は最低5時間を保つ。

8.まとめ

1)動物性蛋白質と食物性との摂取の比較疫学調査によれば、食物性蛋白質の方が疾病患者数が少なかった。
動物性と食物性とでは、タンパク質の分子構造が異なり、各臓器への負担も違う。

2)テレビでは毎日やれ焼き肉だ、ステーキだ、ハンバーグだとグルメや大食番組を放映している。これでは生活習慣病は減らない。

3)「タンパク質の一生」永田和宏著 岩波新書の本によると、「タンパク質について知ることは、とりもなおさず生命の営みを
しることである」と。生命の巧妙な営みにタンパク質が関与しているから、日頃から異常なタンパク質を発生させないような
生活態度を心がけねばならない。

おわり


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心身さわやか 健康ヨーガ

日本ヨーガ道友協会 会長・倉本 英雄 先生の最新著書をご紹介。

心身さわやか 健康ヨーガ

発行:2020年5月15日 森林舎

発売:西日本放送サービス TEL; 087-867-6677


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ヒートショックプロテイン健康法 By 豊岡倫郎 2020-4-26

1.ヒートショックプロテイン(HSP)とは

日本語に直訳すれば、熱ショックタンパク質のことである。英単語の頭文字を取ってHSPと呼んでいる。体内には色々なタンパク質があるが、このHSPとは誰でも持っている細胞内のある種のタンパク質に熱ストレスを加えると、タンパク質の性質が変わり、体に有用な働きをするタンパク質が更に増加する。これをHSPと呼び、健康増進に役立てることが出来る。

2.タンパク質の説明

HSPのことを説明する前に、体にあるタンパク質について説明する。体を構成している成分の約70%は水分で、次に多いのがタンパク質で、18%ある。筋肉も、骨も、皮膚も、爪も、臓器もタンパク質で出来ていて、生命維持に重要な働きをしている。

タンパク質は20種類のアミノ酸がいろいろ鎖のように、複雑に、立体的に組み合わされ、構成されていて、その種類は体内に4万種類ほどあると言われている。その20種類のアミノ酸の内、9種類は必須アミノ酸と言われていて、体外から食事として摂り入れなければならない。残りのアミノ酸は体内で合成されることが出来る。また二つ以上のアミノ酸が結合したものをペプチドと呼び、50以上の集合体をタンパク質と呼んでいる。なお一日のタンパク質の摂取量は男性で60g、女性は50g必要という。

3.ヒートショックプロテイン(HSP)の発見

1962年にイタリアの遺伝学者リトッサ氏は飼育用のショウジョウバエを高温で飼育すると、遺伝子の一部が活性化することを発見した。そしてさらに研究が進み、1970年半ばに熱ショックによって、増加される特異的な蛋白質をヒートショックプロテイン(HSP)と呼ぶようになった。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)の特性

前述したように体内のあらゆる細胞の中にある一部のタンパク質に熱ショックを加えると、その蛋白質の性質が変わり、増加して、いろいろ有用な働きをすることが判明した。その働きとは、

  • HSPは細胞の中の一部のタンパク質が熱、病原菌、紫外線、圧力、低酸素、飢餓、精神、放射線、酸とアルカリ、アルコール、薬剤、精神などのストレスによって受けたダメージを修復してくれる。と同時にこれらストレスによって、増加もする。
  • 修復できないタンパク質は分解したり、死なせたりして、細胞を元気に生き残させる。
  • 細菌やウイルスに立ち向かう免疫細胞を活性化させて、免疫力を高める。
  • タンパク質の合成、誕生から分解、終焉までの工程が正常に終えるようにサポートしてくれる。
  • 人は誰でも細胞内にHSPを持っていて、自分で増やして、健康増進に役立たせる事が出来る。

5.HSPの研究発展

世界中でHSPの研究が進み、様々な性質、分子量、作用、増加法、遺伝子まで明らかになり、基礎研究から、臨床研究まで進んできて、病気治療や健康法として役立っている。

HSPと言っても分子量によって100種類位あって、大きく分けて8種類、その中でもHSP70という種類が熱ストレスで最も利用効果があるとされていて、以下その健康法を紹介する。

6.伊藤要子博士の加温健康法

伊藤要子博士は修文大学の健康栄養学部教授で何十年もこのHSPの研究、臨床も経験して、最近はNHKその他のテレビにも出演してHSPの加熱健康法を推奨している。関心のある方は著書の「ヒートショツクプロテイン加温健康法」参照。

その方法とは、各家庭にあるお風呂に入浴して実行する方法。

1)湯温40度の場合は20分、41度なら15分、42度なら10分浸かる。

2)入浴後は体を拭いて、保温性の良い着衣を、靴下もはいて、保温する。暑いからと、急激に体を冷やさない。

3)狙いはこの入浴によって、体温を38度まで上げることによって、HSPを増加させる。

4) HSPの増加効果が発現するのは、2日後にピークを迎えるから、この方法は1週間に2回だけ実行する。

5)体力のない人や老人、高血圧、心臓疾患などの持病のある人は、絶対無理をしない事。40度から初めて、胸まで浸かって、
少しずつ時間を延ばして行くと良い。

6)汗をかくので、入浴の前後に水分を補給する。汗と一緒に塩分やビタミンCを失うので、補給することが必要となる。
塩分は食事で、ビタミンCは飲み物として柿茶がよい。但し入浴前に大量の水分補給は血管を圧迫して血圧が上がるので、気を付ける。

7.HSPを増やす入浴法の効果

  • 低体温が治る。
  • 代謝がよくなる。
  • 疲労を解消する。
  • 元気が出て来る。
  • 運動能力が向上する。
  • 免疫細胞活性化し、病気に罹りにくくなる。
  • 老化が予防できる。
  • お肌がきれいになる。
  • ダイエットしやすくなる。
  • 鎮痛効果がある。

8.光線療法とHSP

光線療法では温度複写の原理を応用して、近赤外線の波長域の輻射線からの輻射熱によって、体内の深部まで温める加熱作用を利用してHSPを増やすことが出来る。

具体的には専用のカーボン2本を燃焼させて、発生した光線を体に照射させる光線治療器がある。家庭用アーク光線治療器として、利用している人も多い。入浴加熱療法にしろ、光線療法にしろ、誰でも家庭で、容易に実行することが出来るのが特徴である。しかも副作用が一切ない。

9.まとめ

1)昔から日本には温泉の湯治場があって、入浴が病気の治療法のひとつとして、利用してきた歴史があるが、HSPは入浴の回数、
時間、温度を科学的に定めてあり、ただ無暗に入浴回数を多くすればもっと効果があると思って、回数を増やしてはいけない。

2)この加温療法にしても光線療法にしても、全国各地の開業医や整体院などで実行されている。

3)中国の孔子の言葉に、「学んで思わざれば即ち罔(く)らし、思うて学ばざれば即ち殆(あやう)し」と。何事も思い立ったら、
ここ一番の行動力が大切であるということ。

おわり


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2020年6月21日講演会 中止のお知らせ

今年6月に予定の下記講演会はコロナ自粛で中止致しました。

開催のめどがつきましたらまたご連絡申し上げます。

誠に申し訳ございませんが、ご理解とご了解を頂きますようお願い申し上げます。

引き続き当NPO法人健康を考えるつどにご支援・ご鞭撻を頂きたくよろしくお願いいたします。


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毛細血管が健康を左右する By 豊岡倫郎 2020-2-27

1.毛細血管の働きが見直されている

体内の血管の総延長は約10万キロメートルある。地球二周半の長さに相当する。その血管の95~99%が毛細血管で占められている。毛細血管は約100億本あるという。そして、今医学界でその働きが健康を左右すると注目されている。あなたの毛細血管ゴースト化していませんか。

2.血液の流れ

全身を流れる血液の総量は、体重の約8%と言われている。60㎏の人なら5リットルの血液が全身を流れている計算になる。心臓から押し出された血液は動脈を通って、段々細くなった小動脈から末端の毛細血管まで行くと、隣接する組織細胞に酸素と栄養分を供給して、戻る時には二酸化炭素(炭酸ガスともいう)と老廃物を受け取り、今度は小静脈から大動脈を通って、心臓に戻って来る。

体には約38兆個の細胞があり、心臓から出た血液が、体の隅々まで行き渡り、また心臓に戻って来る時間は平常時では約1分かかるという。その間に5リットルの血液が一巡している。

3.毛細血管の構造

毛細血管の太さは5~15ミクロン(1ミクロンは千分の1ミリ)で、その中を血液の成分である赤血球、白血球、血小板、そして液体成分である血漿が栄養分やホルモンなどを含んで、流れている。赤血球は7~8ミクロン、白血球は10~15ミクロンがやっと通れる太さである。

動脈や静脈の壁は内膜,中膜、外膜から成り立っているが、毛細血管の構造は、下の図のように、内皮細胞があり、その外側には壁細胞が密着している。

動脈から毛細血管に血液が流れてくると、赤血球の酸素が血漿中に放出されて、血漿が壁細胞から染み出て、隣接する組織細胞の細胞液となる。組織細胞は細胞液から酸素と養分を受け取ると、二酸化炭素や老廃物を細胞液に渡す。そしてその細胞液が毛細血管の壁を通って、血漿となり、静脈に入って戻って行くという、非常に緻密な構造と働きが、わずか一分間の短い時間に展開され、継続してゆく。

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4.毛細血管にあるグローミューとは何か

上図の右端の図を参照。小動脈から最先端の毛細血管で細胞との間で一連の代謝をした後、血液は小静脈へと還流してゆくが、実は図示されているように毛細血管の手前にグローミューというバイパスがある。別名動静脈吻合とか、AVAと称することもある。

グローミューの働きは環境の変化に応じて、本能的に血流を確保したり、体温の低下を防ぐために、自律神経が血流をコントロールしてくれるのである。例えば冷たい空気や水に皮膚が触れたりすると、体温を逃がさないように、皮膚の表面の毛細血管が縮む。そんな時はグローミューが開いてバイパスを通って血液は環流してゆくのである。もしグローミューがなかったら、心臓への血液の戻りが遅くなってしまい、体全体の血流システムに支障をきたす。

5.毛細血管の衰え

「人は血管と共に老いる」という名言を残したのは、1900年ごろ活躍したアメリカの医師・ウイリアム・オスラーである。2019年に発行された高倉伸幸著「ゴースト血管をつくらない33のメソッド」毎日新聞出版発行、という本がある。著者の高倉伸幸氏は大阪大学教授で20年にわたり血管の研究に携わり、最近はテレビにも出て、ゴースト血管のお話をされている。ゴースト血管の名付け親でもある。ゴースト血管とは血液が流れにくくなって、壊れやすくなってしまい、老いや病気の原因につながる状態の形骸化した毛細血管のことをいう。

毛細血管の数は加齢と共に減少して行き、例えば皮膚では60~70代の人は、20代の人に比べて、約40%も減少していると言われている。

6.ゴースト血管が体に及ぼす影響とは

血流の悪いところに病気が発生すると言われているように、体の隅々まで血液が流れなければ、どこに、どんな病気が発症しても不思議ではない。例えば、息切れ、便秘、肝機能低下、腎機能低下、むくみ、糖尿病、肺炎、アトピー症、リウマチ、骨粗しょう症、老眼、認知症、ガン、高血圧、動脈硬化、冷え症、シミやシワ、むくみ、疲労など上げれば切がない。

7.ゴースト血管発生の原因

ゴースト化を早める原因には、加齢、運動不足、大食、活性酸素による酸化、AGE(終末糖化産物)、飲酒、砂糖、ストレスなどがある。これ等によって、上述した毛細血管の内皮細胞と壁細胞との密着が緩んでしまい、一連の毛細血管と細胞との代謝に障害が起きる。

1904年に西式健康法を創設した西勝造先生は、その著書「無病長生健康法」の中でこう述べている。「過剰な飲酒は動脈硬化を招き、グローミューは硬化したり、変質したり、開放しっぱしとなる。糖分が過剰になると、糖尿病系となり、グローミューは消失したり、軟化したり、委縮する」と。

8.ゴースト血管予防とグローミューの強化策とは

  • 西式健康法では、毛管運動、温冷浴、裸療法をする。特に毛管運動は仰向けに寝て、両手両足を垂直に上にあげて、微振動をさせることによって、毛細管現象を促進して、手足の血流を良くするし、グローミューを再生させる。西式健康法では、血流の原動力は毛細血管の吸引力にあるという論拠から毛管運動を実行して、病気予防と治癒に効果を発揮している。
  • 飲酒や砂糖の入ったお菓子や飲み物を摂らない。
  • 大食しない。動脈硬化や高コレステロールを招く食品を摂取しない。
  • 毎日健康体操をして体全体の血流を良くする。筋肉の拍動も血流を援助している。
  • ビタミンCを生野菜ジュースや柿茶から摂取し血管を強化し、血液の質と流れを向上させる。
  • 日頃から薄着を心がけて、皮膚を鍛える。
  • ストレスに負けない強い精神力を養う。ストレスは血管を収縮させて血流を悪くさせる。
  • 壁細胞はアンジオポエチン1を分泌して、内皮細胞の受容体のTie2(タイツー)との連携で密着しているが、加齢などで隙間ができると、一連の代謝が悪くなる。タイツーを活性化させるにはシナモンやヒハツ(ロングペッパ―)が良いという。

9.まとめ

中国の古典・大学にある言葉「心ここにあらざれば見れども見えず、聞けども聞こえず・・・」

と。何事も問題意識を持たないと、出会いも出会いであることに気付かないのでは。

おわり


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詩と絵が出会う詩集絵本

NPO法人健康を考えるつどいでは毎年『詩と絵が出会う詩集絵本』の発行に協賛している。

今年もその本が出来上がり送ってきてくれたのでご紹介する。

高松高等学校長・出射隆文 氏のこんなメッセージが添えられている。

花屋の店先の花にも庭先に咲く花にも道端に咲く花にも

私たちが知らないだけでそれぞれに名前がある

それらの花たちは人に見られるためでなく ただ無心に咲いている

この本の中にもたくさんの花が咲いている

それらは見る人、読む人にたくさんのしあわせを与えてくれる

 

↓ 本の中はこんな感じ

 


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緑内障・白内障は朝食抜きでよくなる

回生病院眼科院長・山口 康三著「緑内障・白内障は朝食抜きでよくなる」をご紹介。


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健康へのトビラ Vol.20

2019年11月15日発行、第20号をご紹介。

 


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『がんの不安をぶっ飛ばす 10のステップ』

講演会のお知らせです。

■ 日 時:令和2年1月19日(日)13時~16時30分 開場:12自30分

■ 場 所:きらめきプラザ4階 401会議室 岡山県北区南方 2-13-1

■ 申し込み:090-3633-9889 春名氏まで、info.haruchan@gmail.com

■ 参加費:2,000円

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近視・老眼を自力で良くする名医のワザ

回生眼科院長・山口康三先生監修の本に柿茶も紹介されているのでご紹介。


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「めまい」で悩む人が増えている By 豊岡倫郎 2019-8-15

1.めまいで悩む人が増えている

最近中高年の人でめまいに悩む人が増えてきたという。断片的にいろいろめまいについて耳にすることもあるが、詳しく理解を深めてほしい。

2.耳の構造

耳の構造は外側から外耳、中耳、内耳に分けていて、耳が原因のめまいは内耳の部分の異常によって起きる。そこには聴覚を担当する蝸牛(かぎゅう)と、平衡感覚を担当する三半規管、前庭(耳石器)がある。これらからの情報は前庭神経を通じて、脳へ伝えられる。おおよそめまいの9割は耳が原因であると言われている。

 

 

 

 

3.めまいの種類

1)回転性のめまい・・・視界がぐるぐる回っているように感じられるめまい。自分か回っているように感じたり、周りの風景が回っているように見えたり、上下左右にめちゃくちゃに動いて見えたり、モノがつぶれたように見えたり、人によっていろいろ起きる。その状況が数分で収まる時もあれば、30分、1時間続くこともある。

2)浮動性のめまい・・・体がふわふわと浮いているような感覚のめまい。ふわふわとマットの上を歩いているような感覚とか、歩いているときに足が地に着いていない感じとか、体ごと宙に浮いているような気分など。これらは症状は激しくないが、足元がおぼつかなく感じ、不安感がある。症状は長引くことが多い。

3).動揺性のめまい・・・これはめまいというよりもふらつきが慢性的に続いている状態。体が左右にとらわれたり、体が前後に揺れたりなどして、バランスが取れず、ゆらゆらしてなかなかまっすぐに歩けない状態。

4)たちくらみ・・・これは立ち上がった時にくらーっとめまいを感じたり、ふらーっとふらついてしまうタイプ。

4.めまいはなぜ起きるか

1)良性発作性頭位めまい

めまいで一番多いのがこの病気で、寝返り打ったり、寝たり起きたり頭を動かす動作で起こりやすいめまい。めまいの発作は数十秒から数分で治まる場合が多い。
吐き気やおう吐を伴うこともあるが、難聴や耳鳴りは無く、悪化することは無い。

その原因は、頭を動かすことによって、内耳にある耳石器の細かい耳石が剥がれてしまうことである。スポーツなどで頭を強く打った際に耳石が剥がれやすくなることがある。また、耳石はカルシウムの小さな粒であるためカルシウムの代謝障害によって剥がれやすくなる。そのため骨粗しょう症も良性発作性頭位めまい症の原因となる。

良性発作性頭位めまいの原因である耳石は、大きさが5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル程度の塊で、成分は炭酸カルシウム。数百個が内耳の前庭と呼ばれる部位にある感覚細胞と呼ばれている有毛細胞に隣接している。

耳石が剥がれて、三半規管の中に入り込むことによって、誤った情報が脳に伝えられて、めまいを感じてしまうのである。

対策はめまいリハビリの指導を受けて、耳石が耳石器に戻るようにする。

 

 

 

 

 

2)メニエール病によるめまい

かってめまいと言えばメニエール病で片付けられていた感がある位知られているが、実際の患者数はそんなに多くはない。

症状としては、回転性の激しいめまいと共に、難聴や耳鳴りが起きること。また発作が激しい時は、吐き気やおう吐、冷や汗、頭重感など様々な症状を伴う。めまいや難聴、耳鳴りの発作は20分以上から数時間で治まるが、それ以後も何度も繰り返し起きるのも特徴のひとつである。そして繰り返す毎に聴力や平衡感覚も低下してゆく。

その原因は、内耳には内リンパ液という液体が含まれているが、それが過剰となって水ぶくれ状態(内リンパ腫)になると、それが破裂して、隣の外リンパ液と混ざり、聴力や平衡機能を司る細胞に刺激を与えて、障害が起きることで、上述した様な症状が出る。

では何故内リンパ液が過剰になるのかは、ストレス、過労、季節変動、抗利尿ホルモン、内リンパ腫の発育不全・線維化、ヘルペスウイルス説などが言われているが、明確なことは判っていない。

治療のポイントは薬投与と生活習慣の改善やリハビリ、適度な水分補給などいろいろある。

3)前庭神経炎によるめまい

前庭神経とは三半規管と耳石器を合わせた部分と脳をつなぐ神経のことで、そこに何らかの障害が起こり、激しいめまいを引き起こす。

症状としては、激しいぐるぐる回転性のめまいが起きる。激しいめまいのため入院するケースも多い。こうした状況が一週間も続き、少し楽になってからも、後遺症としてふらつきや吐き気が残り、尾を引く。なお難聴や耳鳴りは伴わない。

その原因としては、発症前に風邪を引いている人が多いことから、ウイルス感染説や血流障害が考えられるが、まだ明確ではない。従って治療法も決め手もない。

4)突発性難聴によるめまい

突然回転性のめまい、耳鳴り、耳が詰まった感じになり、片側の耳が聞こえなくなる。これは一回きりである事。そして半分以上の人は耳が聞こえなくなるか、後遺症が残ること。

原因はいろいろ言われているが、明確ではない。従って対策もない。ただ一つこんな症状が出たら、直ぐに耳鼻科へ駆けつけて、薬による治療すれば治るので、一刻を争うので、放置しないことである。時を逸するともう治らない。

5)片頭痛性めまい

片頭痛とは頭の片方だけが激しく痛む症状である。なかなか治りにくく持病として、苦しんで

いる人も多い。こんな人がめまいを起こすことがある。

片頭痛自体がなぜ起きるかもはっきりしていないが、ストレスや疲労、生理時など考えられるが、女性に多い。ただこんな時に起きるめまいが、片頭痛によるものか、たまたま独自に別の原因のめまいを発症したのかは、専門医に診てもらわないといけないケースもあるから要注意。片頭痛の人はまずその治療をする。

6)持続性平衡障害・加齢性平衡障害によるめまい

これはめまいというよりも、ふらつき型である。バランスがうまく取れなくてどうしてもふらつくのである。立っているのがつらくて、めまいする状態になる。

原因は加齢である。そもそもめまいが起きる機序は、耳や目の平衡感覚と体の筋力、特に足の筋力と小脳の体のバランスを司る機能の三者が健全でないと、めまいを起こすのである。加齢と共に足を使わないと、センサーの役割をしている足の裏の感覚が鈍ってしまい、小脳に適格な情報が伝わらなくなり、ふらつく次第である。

対策はめまいリハビリを受けて、筋力も平衡感覚も養うことである。

7)慢性中耳炎によるめまい

慢性中耳炎をしばしば繰り返す人に見られるめまいで、中耳炎をしっかり治さないと、耳鳴りや難聴に発展して、めまいが起こりやすくなる。中耳炎とは鼓膜の内側にある中耳の炎症が起きている病気で、その炎症が三半規管や耳石器に波及して、めまいを招く。

従って治療対策は慢性中耳炎の治療を優先的に行うことである。

8)起立性調節障害・起立性低血圧による貧血に伴うめまい

座った状態から急に立ち上がった時や長くずっーと立っているときに目の前が真っ白になり、立ちくらみやめまいが起きるのは、脳貧血によるめまいである。

原因は自律神経の不調によって、血液が脳まで行き渡らないことによるもので、対策は自律神経の不調が何から来ているのかをはっきりさせて、対応する必要がある。例えば悩み事がある、睡眠不足や疲労、胃腸障害、下肢の筋力不足など心当たりがないだろうか。

9)椎骨、脳底動脈循環不全症によるめまい

小脳に血液が十分行き渡らず、うまく小脳が機能しない状態にある時に起きる。小脳は体の平衡感覚を保つための働きの一端を担っている。

何らかの原因で頸椎が変形したり、歪んでいて小脳へ行く首の後ろ側にある椎骨動脈を抑制している場合。また椎骨動脈は枝分かれして内耳へも血液を送っているので、内耳の働きも悪くなる。もう一つは脳底動脈に動脈硬化や血栓がある場合など考えられる。

症状はめまいやふらつき、手足のしびれ、舌のもつれ、吐き気、物が二重に見えるなどいろいろある。

対策は頸椎に問題があれば矯正する治療を受ける。動脈硬化などの時は脳循環を改善する薬による治療もある。

10)脳梗塞・脳出血の治療後に起きるめまい、ふらつき

脳梗塞とは脳の血管が詰まる病気、脳出血はとは脳の血管が破れる病気で、その治療後に脳の障害が発生した場所次第で、後遺症としてふらつきやめまいが残ることがある。

対策は医師と相談して、めまいの改善リハビリをすることになる。

11)心因性のめまい

体のどこかが悪いわけでなく、精神的なことが原因でめまいが起きることもある。過度のストレスや精神的なショックが元で、うつ症状を伴って、出歩くこともなくなって、平衡感覚が低下してゆき、ふらつきやめまいが出てくるもの。

この場合は専門医にかかり、治療を受けて、元気を取り戻すことである。

12)脳腫瘍や脳梗塞などによるめまい

症状や目や耳の検査だけでは、原因がつかみにくい時はMRI(磁気共鳴画像診断装置)などを使って、これら重篤な病気から起きていないか診断を下すもの。

5.めまいの原因別発生頻度

ある医師の調査によれば、良性発作性頭位めまいが40%、メニエール病10%、椎骨脳底動脈循環不全6%、前庭神経炎5%、その他とつづく。

6.その他のめまいの原因
●糖尿病、●高血圧、●高脂血症、●脊髄小脳変性症、●髄膜炎、●肩こり、首こり、
●更年期障害、●眼精疲労、●低血圧、●貧血などあり。

7.めまいを防ぐ体質強化策

めまいは全身病である。めまいを防ぐための生活習慣とは何か。

  1. 頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、股関節などのズレや歪みがない事。
  2. 適度の運動や体操をして、適度の筋肉を付けて、体格のバランスが良い事。
  3. 血液循環が良好である事。血流が良ければリンパ液の流れも、水分の停滞も起きない。
  4. 便通が良く、便秘や宿便が無い事。
  5. 食事が高脂肪、高蛋白質に偏ることなく、バランスのとれた食事と少食である事。
  6. ストレスを溜めない事。
  7. 過労がなく、睡眠がとれている事。
  8. 酒、たばこ、甘いものは体にとっての三悪であるから控えるに越したことは無い。
  9. 自律神経のバランスが良く、安定している事。
  10. 長期間別の病気で、色々な薬を服用していると、その副作用が考えられる。

8.まとめ

1)めまいは薬では治らないという自覚が必要である。めまいの9割は自分で治せるという医者も居る。めまい治療のためのリハビリ教室があるから医師と相談すると良い。

2)首や肩のコリを指圧などで取るとめまいが治ったという事例も多くあるが、これは血流やリンパの流れが良くなったためと思われる。首や耳の周りの指圧によって好転した事例もある。

3)低い枕をしていると、耳石が三半規管に入ってしまう事もあるので、高さを調整したらよい。

西式健康法には、かまぼこ状の半円の木枕を首に当てて眠るというのがあり、めまい予防によい。また骨格矯正には金魚運動、合掌合蹠体操が良い。

4)東洋医学では、腎臓が衰えると水分の循環がうまく行われず、耳に悪影響を及ぼし、耳鳴り、難聴、めまいを招くという。また経絡の理論からも耳は腎臓と繋がっており、腎臓の衰えが経絡を通じて耳のトラブルを起こすという。腎臓は足の骨格が歪んでいると機能低下する。ふらふら体を左右に振って歩く人には腎臓の悪い人が多い。まず足の矯正が必要である。

5)めまいのことで、医者を受診した際には、適格にその内容を伝えることが大事である。ポイントは、いつ、どんな時に起きるか。どのようなめまいなのか、ふらつくのか、ぐるぐる目が回るのかなど詳しく伝える。それに伴う症状は何か、頭痛、吐き気、動悸、しびれなど。どれくらいの時間続くのか。これまでどんな時に起きたか。今までにどんな病気を患ったか。服用している薬は何か。骨格の痛みはないか、睡眠時間はどれだけか。便秘していないか。ストレスがないかなど。めまいは全身病であるから、医者にこれらの情報を適格に伝えることによって、医者も正確な診断を下す貴重な判断資料となる。当然医者は眼振検査など必要な検査をするが。

6)めまいの原因には重篤な病気が隠れている場合も多いから、めまいがおきたら躊躇することなく、直ぐ医者を受診することである。

おわり


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柿の葉だより(2019年夏号)

柿茶では坂出市内で耕作放棄されていた柿畑を借り受け整備・再生し、柿の葉を取ってお茶にする事業が板に付いてきた。

今年の収穫量は約1トン、2019年7月25日から坂出市府中町の約1,500坪の柿畑から収穫した。

今年初めて有機JAS認証を得て「オーガニック柿茶」として発売予定。



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第13回「健康を求めて」夏期合宿のご案内

■ 日 時:2019年8月24日(土)~8月27日(火)

■ 場 所:健康会館 坂出市江尻町1220番地 坂出駅より徒歩20分・タクシーで5分

■ 連絡先:NPO法人健康を考えるつどい Tel:0877-45-8441・Fax:0877-45-8444

■ 参加費:NPO会員は32,000円、会員外は40,000円


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健康スクールのご案内

NPO法人健康を考えるつどいが主催するスクール教室をご紹介。


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(続) 健康語録から読み解く健康の神髄 By 豊岡倫郎 2019-7-23

■ 前回に引き続き、先人が残した健康に関する名言や格言を、これからの健康指針と       して生かそう。

■(続)健康語録集

30.「流水腐らず、戸枢螻(こすうろう)せず」

「戸枢」とは戸と柱を繋ぐ開閉軸。「螻」とは虫のこと。意味は常に流れている水は腐らず、常に開閉している戸は虫に食われることがない。出典は中国の古典「呂氏春秋」より。西式健康法では毛管運動をすることによって、毛細血管の血流を良くすれば、細菌を繁殖させず、また各細胞に栄養と酸素をうまく行き渡らせ、 老廃物も外へうまく排出させることになり、結果、健康な体を作り上げる。

31.「症状即療法」

一般的に体に何か症状が出ると、それが病気だと思って、その症状を抑え込もうとするが、西式健康法では症状は病気と闘っている自然反応の証し、即ち療法と見なす。例えば風邪を引いて発熱しても、発熱することによって、免疫力を高め、血流を良くして、治そうとしている。だから解熱剤で熱が下がっても根本解決にはならず、逆に風邪を長引かせることになる。風邪以外にもこのような事例は沢山ある。

32.「薬はリスク」

日本人の薬好きはよく知られているが、安易に薬に頼るのも程々にしないと、命に係わる。「医源病」という言葉があるくらいである。慢性疾患においては、「薬は症状を抑えるだけのもの」なのである。発病の根本原因を解消してくれるものならば、一定期間を過ぎれば、完治する筈である。五年も六年も服薬している人は薬の副作用に侵されかねない。宇多川久美子著「薬剤師は薬を飲まない」という本が好評である。薬を頼らない治療法はいくらでもあるから一考することをお勧めする。

33.「柿が赤くなると医者は青くなる」

似たような諺が外にもあり、リンゴ、ゆずの時もある。要するにこれらの果物はビタミン、ミネラルに富んでおり、食すると病人が減るということから来ている様だ。日頃から悪食を避け、腹八分を心がける事が健康法の基本である。

34.「万病一元、それは血液の汚れにあり」

古来東洋医学でも言われている言葉であるが、我々が毎日口から入って行く食べ物が、体内で血となり肉となる。悪いインプットが悪いアウトプットを生むことは当然の現象である。今の若い人達には何が悪い食べ物で、何が良い食べ物なのかの区別も付けられない人が多いのは遺憾である。これでは病人は減らない。いま若い人にガンが急増しているが、どうしたら歯止めが架けられるのだろうか。腸内環境が悪い、即ち便秘や宿便を停滞させていたり、悪玉菌のエサになる糖分の摂り過ぎや肉食過多による過剰蛋白質の腐敗が汚濁した血液を作る。

35.「体温が一度下がると免疫力が30%低下する」

冷えは万病の元と言われるように、低体温になるといろいろ体の不調が出てくる。以前は平均体温が36.8°Cだったが最近の人はこれより1°C以上低い人が多いという。食べ物が悪いのか、それとも運動不足のせいだろうか。或いは暴飲暴食とストレスで臓器も血管も活力が低下してしまったのだろうか。現代人は冷たい飲み物を摂りすぎている。いづれにしても体温が低いと免疫力が低下することは間違いない。

36.「頭寒足熱」

頭は涼しくし、足は温かい状態にしておくことをいう。頭がのぼせると、脳は体を冷やせという信号をだして、体は冷えて、新陳代謝が低下するから、暖め過ぎないようにしておくこと。また足が冷えていると全身の血流が悪くなり、新陳代謝も悪くなる。自律神経もバランスが崩れた状態になる。その結果精神状態も不安定になるし、熟睡できなくなる。足がいつも冷えるからと言って、靴下をはいて寝る位の対策では、根本解決にはならない。食生活、運動不足、ストレス解消などもう一度見直す必要がある。

37.「陰極まって陽となり、陽極まって陰となる」

東洋思想にある言葉で、一般的意味は、陽の気が強くなり、これ以上強くなれないとなるとそこから陰が萌し始め、その陰がだんだん強くなり、極まると、そこからまた陽の気が萌し始める。物事はこのように、陰陽、陰陽と循環していくのだという考えをいう。この現象を健康療法に応用して、体質改善することができる。甲田光雄著「冷え症は生野菜で治る」という本では冷え症の患者さんたちを生野菜食で治した理論と臨床例を載せている。今までの常識では考えられない事が起きている。しかし事実は嘘をつかない、否定することもできない。これが本当の体質改善というものである。

38.「五臓の病は四関に出づ」

漢方にある言葉。四関とは肘関節、手関節、膝関節、足関節のことである。手には肺経、大腸経、心経、小腸経、心包経、三焦経、足には胃経、脾経、膀胱経、胆経、肝経のそれぞれ経絡が通っていて、気血の流れをコントロールしている。従ってその流れが滞ると病気の兆候がこれら関節に現れるというもの。逆にこれら関節を常に動かして、骨格を整形することは健康維持や病気治癒につながる。自彊術という健康体操がある。31の動作を約15分かけて行う体操であるが、この間に体にある239の可動関節を述べ一万数千回動かすことが出来る。体全体を前後、左右、上下の三次元方向に動かすので、その効果は体験したものでないと、実感できない。ラジオ体操や散歩の比ではない。私はこの体操を毎朝必ず行っている。運動不足のお年寄りにも最適である。

39.「病(やまい)膏肓(こうこう)に入る」

中国の晋(しん)の時代の故事から出た言葉である。意味は、治療のほどこしようのないほど病気が重いこと。膏肓は経絡の膀胱経のツボの名称である。膏は不治の病のことで、肓は穴、つまりツボのことで、つまり膏肓は治りにくい業病のこと。ツボの場所は左右の肩甲骨の中間の背骨との間の左右二か所ある。心臓病、疲労など体全体の弱りに効くツボである。

40.「同根異病」

原因は同じなのに異なる症状が発現するという意味である。「XXは万病の元」という言葉があるが、このXXに入る言葉としては、大食、飲酒、甘いもの、運動不足、骨格の歪み、活性酸素、便秘や宿便、ストレス、高脂肪・高蛋白食などある。例えば宿便があると、頭痛、認知症、ガン、アレルギー症、腹痛、喘息、皮膚病など、どんな病気を発症してもおかしくない。正に同根異病である。現代人を脅かす根は広く、深いから、惑わされないようにしたいものである。

41.「何を聞いても笑っているだけで実行せず」

今まで健康講座を開いて、いろいろな方々に来ていただいていて、浮かんだ言葉のひとつ。

  •   健康に関する周辺知識がないために、良く理解してもらえない。
  •   現代医学に洗脳されていたり、こだわりの心があって、もはや公平な判断を下せない。
  •   こんなことで病気が治るのに、何故病院で採用しないのだろうか。
  •   自分の置かれている状況が、どれだけ深刻な状態にあるか、判っていない。
  •   短期間一寸だけ実行してみて、効果がないとすぐ投げ出してしまう。    おわり

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弾き語りコンサート

真夏の「弾き語りコンサート 第4回玩高一座公演」

■ 日 時:2019年8月10日(土)11:00 開場、12:00スタート

■ 場 所:高松市国分寺ホール(香川県高松市国分寺町新名430)

■ 入場料:1,000円

■ お問合せ:090-4785-3212


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第9回鎮守の杜のコンサートのご案内

■ 日 時:2019年7月14日(日)17:15~18:15

■ 場 所:坂出健康会館(坂出市江尻町1220番地)

■ 参加費:無料


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健康への道しるべ Vol.139号

心と体の健康生活:令和元年6月1日発行

令和になって最初の号。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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健康へのトビラ Vol.18

今回のトビラは令和最初の発行となりました。

まずお伝えしたいのは、創刊より「健康エッセイ」を執筆されていた北川 博敏先生が去る3月20日にお亡くなりになられました。

ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

「健康エッセイ」は次回より新しい企画が始まりますので、よろしくお願いいたします。


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カイロプラクティック 無料説明会のお知らせ

「骨盤・背骨のゆがみ」がどう体に影響するのか?

病気の80%は背骨のゆがみからといわれています。

そんな「ゆがみ」について教えてくれます。是非ご参加下さい。


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日本人の体質に合った健康法とは By 豊岡倫郎 氏 2019-5-22

1.日本人の体質とは

最近の科学の進歩で人間の遺伝子に関して、2016年に日本人の標準的な遺伝子配列が解明された。今回は医学的な、遺伝子構造の面からみても、日本人に適した健康法とは何か。

2.福沢諭吉の「肉食之説」

福沢諭吉は生涯に三度欧米に行っているが、欧米人の圧倒的な体格を羨ましく思ったのか、彼らが常食している肉を食べれば、活力源になって、より健康的な体を作り上げることが出来ると思って、「学門のすすめ」ならぬ「肉食のすすめ」という一文を書いている。その一部を意訳すると、「・・・今わが国民は肉食をしない為に、体の活力を落とすものが多い、これは一国の存亡である・・・、肉と牛乳を摂るべきだ・・・」と。人種の「るつぼ」と言われているアメリカでは、人種別の医療が行われていて、遺伝的な体質に応じた適格な治療体制がある。

3.遺伝子解明で分かったある縄文人の体質の最新記事

2019-5-14付の新聞に、北海道の礼文島の遺跡から発掘された約3500年前の縄文人の女性の人骨の大臼歯からDNAを採取して、解析した結果が報道された。それによると遺伝的特徴は、瞳は茶色、髪の毛は細く、アルコールへの耐性が強く、高脂肪食に適応した体質であるという。

4.DNA、ゲノム、遺伝子とは

1)DNAとは体の設計図とも呼ばれ、人間の体にある40兆個の細胞のひとつ、ひとつに存在する「デオキシリボ核酸」の英語の略語である。DNAは細胞の核の中にあり、器官や臓器、身体的特徴などがその人特有の配列に従って作られている。

2)ゲノムとはDNAのすべての遺伝情報のまとまりのことを意味する。

3)遺伝子とはDNAのある一つの配列をいう。

5.日本人はどこから来たか

ミトコンドリアやDNA解析から解かった現在の日本人は下記の7のグループに分類される。グループ名、人数比率、出現場所と渡来経路の順に示す。但し種々学説があり、その一例に過ぎず。

1) D  37% 東アジアに出現、朝鮮半島から、

2) B  14% 中国南部に出現、環太平洋・南西諸島から、

3) M7 13% 中国山東半島に出現、南西諸島から

4) A   7% バイカル湖周辺に出現、朝鮮半島から、

5) G   7% カムチャッカ半島に出現、サハリンと朝鮮半島から

6) F   5% 東南アジアに出現、

7) N9  7% 北方を通って東アジアへ到達

この資料は「ミトコンドリアのかたち」瀬名秀明、太田成男著による本からのもの使用。

6.標準的な日本人が持つ遺伝的体質の特徴

  • 内臓脂肪が付きやすい体質、一方欧米人は皮下脂肪が付きやすい。内臓脂肪が多いと、血糖値が上がる、血圧が上がる、動脈硬化、心臓病になり易い。
  • 日本人はアルコールの分解酵素の少ない人が4割いて、酒を飲むとすぐ赤くなる人は発ガンなどのアルコールの害を受けやすい。ところが欧米人は100%近く酒に強い酵素を持つ。
  • 日本人には牛乳の乳糖を分解するラクターゼ酵素を7割の人が持っていない。乳糖不耐症というが、下痢やアレルギーなどになり易い。遠い先祖の時代から遊牧民族でなかったから備わっていない。乳製品の混じったヨーグルトを飲んでいると、眩暈、抑うつ、下痢、肌荒れなどの症状が出てくることが有る。医者でも疲れやストレスとして診断を下すことが有るが、これを遅延型食物アレルギーという。
  • 日本人には腸内細菌の善玉菌が多く、悪玉菌が少ない。これは遠い先祖の時代から農耕民族で穀物中心の食生活だったことによる。
  • 日本人は遺伝的にカフェインによって、情緒不安定になる体質を持つ人が半数以上いる。4人にひとりが150mg摂取で不安定になる。欧米人はそんな人は少数派である。ご存知の様にカフェインの害は恐ろしく、利尿作用で水分が抜けて肌荒れ、副腎疲労、交感神経亢進し、情緒不安定、胃炎、老化を早めるなど多くの害がある。一時的に疲労が抜けた感じがするだけである。
  • 日本人は欧米人よりも糖尿病になり易い体質をもつ。インスリンの分泌量が欧米人の半分から4分の1である。今日本に予備軍を入れて糖尿病の人が2200万人いる。
  • 日本人の胃は肉を消化する力が弱い。日本人の胃は釣鐘型に対し、欧米人はすっきりした形で、胃壁も厚く、胃酸の分泌量も日本人の倍位と多く、食べたものを速やかに処理して、腸へ流す。これに対し日本人の胃は出口も高く、しっかり溜めて消化するタイプになっている。これも太古からの食生活の違いによるものである。

体質とは何か

  • 体質を決める要因はふたつあり、ひとつは持って生まれてきた遺伝的体質、もう一つは環境的体質である。このふたつがミックスされてその人の体質が決まっている。だから人種や風土、生活環境が違えば体つきも精神的性質も発症する病気も異なって当然なのである。欧米人は髪の毛の色、眼の色、肌の色、体つき、背の大きさも日本人とは異なる。それらを作り上げた遺伝子も、内臓器官の働きも日本人とは同じではない。
  • 遺伝的要因も変えられることが出来る。例えば病気になり易い遺伝的要因を持っていても食生活を含む生活環境要因を改善すると、遺伝子のスイッチを切り替えることが出来る。

7.日本人の体質、生活環境に適した健康法

1)和食が良い。出来れば3分づき玄米食、おかずは小魚、青魚、海藻、大豆、ゴマ、生野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、長芋、大根などの根菜類、味噌汁、漬物類、季節の果物などを少食する。要するに身土不二で身近に採れる新鮮なもの。

2)日本列島に病人が溢れているのは、高脂肪、高蛋白の欧米食の過食とお酒と甘い飲み物、お菓子の飲み過ぎ、食べ過ぎに原因がある。この悪しき食生活を改めない限り病人は減らない。

8.まとめ

1)どこの先進国の子供に、自国の伝統食を放棄して、パン、ラーメン、スパゲティ、獣肉、牛乳などを食べさせている日本のような国があろうか。日本の食は崩食してしまった。

2)今政府はこれから人生百年時代到来と、囃し立てているが、七十歳過ぎの団塊の時代の人達が死んでいなくなった後は、日本人の平均寿命は80歳どころか70歳以下になるだろうという。疑問に思う人は「日本人はもう55歳まで生きられない」石原結實著を読まれると、日本人滅亡のリスクが迫っている実態が解かる。

おわり


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詩と絵が出会う詩集絵本 2018

毎年「詩と絵が出会う詩集絵本制作委員会」が出版する「いっしょに2018」が刊行された。

NPO法人健康を考えるつどいもこの企画に協賛しているので、ご紹介する。

【はじめに】の言葉を一部ご紹介。

障害のある人たちが日常生活の中での心の叫び・願い・想い・夢などを綴った詩が81篇、その詩をイメージして描かれた絵が94枚、それらのベストマッチで出来あがったのが「いっしょに2018」です。

この本を手に取って読んでいただき、この本を通して障碍者への理解を深め、その絆をもっともっと広げていきたいと考えています。


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カイロプラクティック体験

12月20日、『一日カイロプラクティック教室』を健康会館で開催。

坂出市やさぬき市で教室を開いている先生方4人にお越し頂いた。

Photo

1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって創始された手技療法。

名前の由来は、ギリシャ語で「カイロ」は「」、「プラクティック」は「技術」を意味する造語。

脊椎矯正術の一つで、病気は神経系の機能障害によって起こるという考えに基づき,

身体,特に脊柱を調整することにより,神経系の機能回復をはかろうとする療法。

医学の専門分野ではなく,治療にはカイロプラクターがあたると云う。

アメリカにはその資格を得るための大学もある。

世界保健機関 (WHO) では補完代替医療]として位置づけられているが、日本では未公認。

従い、健康保険は効かない。

パンフにある教室のキャッチフレーズは、

【健康と美容を手に入れる知識・技術を学びませんか?】 

体のあらゆる痛みや症状の原因の80%は、骨盤のズレからだと言われている。

体全体の歪みを家庭で手軽に調整できる技術を習得し、日常生活の中から運動・睡眠・栄養について総合的に健康の回復・増進・維持・予防をさせるための知識や運動が学べる。

5

睡眠も寝姿が大事で、仰向けに真っすぐな姿勢が良いとか。

私も体験させてもらったが、施術前と後では、明白に違う事が自分でも分かった。

詳しくは、

坂出市文京町2丁目3-3 エスポワールイバラ 101号

カイロプラクティック ひづる 090-9771-9367 川井 ひづる 先生まで。


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健康への道しるべ 第136号

健康への道しるべ 第136号

心と体の健康生活:平成30年11月30日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円

今回の道しるべには、NPO法人健康を考えるつどいの講演会 翌日に行った小豆島が記事に上がっている。


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本のご紹介

春名 伸司 著・末期がんを乗り越え100歳をめざす


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体の危機管理術とは By 2018-8-25 豊岡倫郎 氏

体の危機管理術とは 豊岡 倫郎 2018.08.25

1.過去を振り返ることも必要

自然健康会の講習会を毎月一回始めてから、かれこれ15年間が経ち、色々な人達とお話を交えて、人それぞれの生活態度を垣間見てきた。人は皆健康で長生きを望んでいるが、そのためには、日常の生活態度がどうあるべきか、今回改めて考え直すことにする。

2.病気の実態を知ろう

★その1.

日本人の平均寿命が年々少しずつ伸び続けていて、男性は81歳、女性は87歳で世界で三位,二位という。しかし介護を受けずに生活できる健康年齢は、男性は72歳、女性は75歳という。これは先進国の中では決して自慢できる数値ではないという。これら高齢者を誰が介護しているのだろうか。年間国民医療費も41兆円を突破し、その負担額もどんどん増えている。

★その2

日本の病人の数を見ると、高血圧症3500万人、糖尿病1000万人、脂質異常症3200万人、脂肪肝3000万人、花粉症2000万人、骨粗しょう症1800万人、変形性膝関節症2500万人、腰痛2800万人、認知症460万人、慢性腎臓病1300万人、夜間頻尿4500万人、便秘症800万人、睡眠トラブル2000万人、気管支ぜんそく1700万人などなど、正に日本は病人列島と化している。

★その3.

子供の成人病である。香川県では2012年から、県内全小学校の4年生を対象に血液検査を実施している。これまでに受診した2万2914人のうち12・6%が肝機能異常、11・1%が脂質代謝異常、10・6%が血糖値異常であった。深刻である。北里大学の調査では、交通事故で亡くなった5歳児以下の54人を病理解剖したところ、42人に動脈硬化があった。誰が子供たちの病気を作っているのだろうか。

★その4.

日本人の死亡原因の一位はガン29%、二位は心疾患15%、三位は肺炎9%、四位は脳血管疾患8%、五位は不慮の事故3%となっている。

3.各人の意識改革で悪化の一途をたどる病人数に歯止めを

何が問題なのだろうか。国が行っている歯止め策は有効なのか。健康で、安心して長寿社会を過ごすことが期待できるのだろうか。国の医療制度や病院の医者たちの診療制度が今後も変わらないとすれば、上述したような現実の悲惨な実態は他山の石ではなく、わが身に迫っていることを認識して、健康問題に取り組む必要性を痛感する。

4.どんな病気にも必ず発症原因がある

病を得て病床に伏して、何で私だけがこんな恐ろしい病気になったのだろうかと、嘆いている人がいるものだ。病気になる人とならない人の差は何だろうか。最近の医者たちは病気の症状は詳しく説明してくれるが、その原因をはっきり説明したがらないようだ。むしろ症状緩和のために、最新の薬を出してくれる。しかしその薬が根本原因を解消してくれるものではないことは、長年服薬している当人は知っているはずだ。そして三年も五年も薬を飲み続けねばならないという姿が続くことに、当人は何も矛盾を感じないのだろうか。これしかないと諦めているのだろうか。これでは病人が減らないのは当然だろう。

5.体の危機管理の必要性

★その一は病気にならないことである。

予防に勝る治療法はないという言葉の通り、生活習慣病と言われる病気はみな何十年もの悪しき間違った生活習慣の集大成である病状を、一服のさじ加減の投薬を受けてもそう簡単に治癒することあり得ない。症状を緩和してくれるだけである。

★その二は病気の原因を追究し知ることである。

主な原因は大きく分けて五つある。栄養のこと、精神のこと、体の歪み、運動不足、化学物質の害である。個々の解説は後にして、日常の生活習慣でこれら五つの事項に如何に配慮すべきか、正しい習慣とは何か、反省すべき、改良点は何か、今一度考えることである。

★無知と誤解の解消が必要である。

無知は死を招くという言葉がある。体のことをよく知らないこと。健康維持のために必要な知識が不足。体に良いと思っていることが、実は間違っていて、逆に健康を害するもとになっている。医者の治療法にもいろいろな見解の違いがあって、意見が分かれている事。医者に掛からずとも、服薬しなくとも健康を回復する療法がいくつもある。特に予防法はわれわれの日常生活の中にあること。これ等の色々な健康情報や知識が不足しているために、いざ何を選択すべきか戸惑う羽目に陥っていること。

★過去の教訓を生かそう。

物心がついてから40年も、50年も生きてくると、いろんな人の生き様、死に様を見聞してきたはずである。そこから多くの教訓を得たはずであるが、それを活かそうとしない心構えはいただけない。こんなことしていてはアカンと気づき、生活態度を軌道修正できる賢さを持つ。

★自分には何が不足しているか、それを知り、積極的に情報を集めること。

大切な命を人任せでは、長生はあり得ない。納得がいくまでとことん探し回る。それに詳しい人を見つけ、話を聞く。諦めない。

★自分で、素人判断はいけない。

少しでも体に異変を感じたら、すぐ病院で診てもらう。今は検査機器が発達しているから、異常を見つけやすい。また毎年一回は市町村の定期健康診断を受ける。いわゆる生活習慣病は痛みも痒みもなく、自覚症状もなく深く静かに進行するから、手遅れにならないことが大事である。

★自分の置かれている立場や状況が解かっていないから、どんどん深みにはまって行く。

こんな言葉がある。人は生きてきたようにしか死ねない、というもの。

★健康生活を維持するには、長期的な視野を持ち、計画を描き、その為には今何をすべきか、修正すべきことを明確に、実行に移すことが大事なのである。

6.長生きできない生活態度10箇条とは

1)大食と栄養の偏り。

2)酒やタバコを飲む。

3)骨格が歪んでいる。

4)精神的にストレスに弱い心を持つ。

5)体を動かさない。すなわち運動不足である。逆に過激な運動や過労ぎみである。

6)便秘や宿便の停滞。

7)甘い砂糖の入った飲み物やお菓子の摂り過ぎ。

8)欧米食の高脂肪、高たんぱくの摂取過剰。

9)活性酸素を大量に発生させている。ストレス、飲酒、大食、便秘、化学物質、過労などが活性酸素を作り出す。

10)性格的に欲張りである。怒りぽい、保守的である、グチをこぼす。理屈っぽい。進取の精神に欠ける。感謝の念に欠ける。物事の本質を知ろうとしない。

7.保健の心得

★自然の摂理に逆らわない。体の摂理即ち自然治癒力、免疫力、ホメオスタシス(生体の恒常性維持機能)を活かし、体を苛めない。

★病気には医者に治してもらう病気と自分で治す病気がある。

★悪事は良事を駆逐する。いくら体に良いことをせっせと実行していても、体に悪いことを止めなければ効果は出ない。

★病気の原因の裏返しが治療法である。悪いことを止めれば、自然治癒力が治してくれる。

★心の安寧を心がけて、生きがいや楽しい趣味をもつ。

★健康法は重点管理が大事である。些末なことよりこ健康を左右している一番大きな要因から解消、解決してゆく。

★対人関係で常にトラブルを起こしている人は健康を維持できない。

★感謝の気持ちを人に対しても、毎日戴く食べ物に対しても抱く。この気持ちがあれば大食したり、酒を過飲して、体を苛めることもできない筈である。

★生きたものは生きたものに養われる、これが生物界の原則である。火食ばかりしていては体の生気が失われてしまう。

★日本人には日本人の体質を作り上げた自然環境がある。身土不二、全体食、穀物中心の魚、穀類、海藻、ゴマと豆類、野菜、果物、味噌や醤油、漬物がある。獣肉、乳製品、たまご、小麦を使ったパン、うどん、パスタ類は主食にしてはいけない。

★いま子供が危ない。その訳は学校給食、親の食育の欠如が上げられる。子供の病気は親の責任である。肝腎のその親たちの生活態度が間違っているから、救いようがない。

★日本全国どこの地方都市でも、一歩郊外へ出れば、お好み焼き屋、肉丼の店、ラーメン屋、焼き肉店、ファミリーレストラン、イタリアンの店が立ち並び、食品スーパーの店内には、天ぷらやフライが大きな面積を使い並べてある。それに負けじとパン売り場も多種多様のパンが売られている。菓子パンは主食にならない。

★化学物質の害は人の体を蝕んでいく。最近週刊誌で複合毒という言葉が使われ出した。いろいろな食品添加物の入ったインスタント食品や加工食品が体内で複合毒となり、体内が汚染されて、予期していなかった害を体に及ぼしているという。食品添加物以外にも、農薬、枯草剤、牛、馬、豚、鶏の飼料に入っている化学物質、抗生物質、工場や自動車の排気物、洗剤が体内に入り込んで、悪さをする。花粉症やアトピー症は都会の人の方が多いのはその影響が大きいせいなのだろうか。

8.間違った健康常識の数々

★肉を食べるとスタミナが付く。

★砂糖の入ったお菓子が疲れを取ってくれる。

★朝ご飯はしっかり食べよう。

★牛乳を飲んで、骨粗鬆症を予防し、骨を強くしょう。

★高栄養食品を摂れば、病気にならず、病気も早く治る。

★ヨーグルトを飲めば、便秘や腸内環境が良くなる。

★コラーゲンを摂れば、肌がきれいになる。

★アルカリイオン水は体に良い。

9.まとめ

1)低体温の人が増えてきたという。体温が一度下がると免疫力が30%低下するという。何故低体温になったのだろうか。その理由が解かる人が何人いるだろうか。

2)大食して、宿便を溜め、便秘すれば、そして高脂肪、高たんぱくの食事をし、冷たい飲み物を飲み、甘い糖分の多いお菓子やアイスクリームを摂取して、腸内環境を最悪の状態にしていても、何ら体の危機感を覚えないという慢心した輩が多いのは気にかかる。

3)外食に依存しない生活をする。家庭で手間がかかっても食品添加物の入っていない手料理が健康維持の基本である。油にまみれた外食、食品添加物だらけのインスタント食品や加工品、菓子パン、ハムやソーセージは避けたい。

4)肉類の脂肪分は体内で活性酸素によって、過酸化脂質になり動脈硬化を、更に腸内で胆汁酸によって発ガン物質を発生させる。更に活性酸素は遺伝子を傷つけて、がん細胞を作り出す。

5)加齢と共に、体力は落ち、外観を見ても、体の各部に老化現象を見て取れる。アンチエージングという抗加齢対策に必要なことは何か。

★少食にして、食べる品々も吟味して、日本古来の伝統食が良い。これにプラスしたいのは生野菜ジュースである。野生の哺乳動物は火食しないから天寿を全うできるのである。酵素が豊富な生野菜は必須である。大食は体内酵素を払底させてしまう。

★少食にすれば便秘も宿便も解消できる。肌が汚い人は長生きできない。腸が汚れているからである。腸の汚れは免疫力を低下させる。

★体を動かそうとしないナマケモノは長生きできない。人間も動物であり、体を動かさないと、どんどん組織は衰退してゆく。ボケて、歩けなくなる。

★物事全てに感謝して、明るくニコニコして過ごす。大食したり、酒を喰らって、体を苛めてはいけない。牛飲馬食が命取りになることは、百も承知しているが、俺だけは別だと思いあがっている人がいないだろうか。

★甘いものは毛細血管を消滅させてしまう。いわゆるゴースト血管になる。甘いものの怖さを知らない人が多い。

6)体が弱かった私は35歳の時に大阪八尾市の甲田光雄博士に診てもらって、その指導に従って健康法を始めた。この運命の出会いが自然健康法に目覚めさせて、いまの80歳まで導いてくれた。今の私には色々な健康情報を多くの方にお知らせすることが私のひとつの役目だと思い、これからも続けていく所存です。何故なら今の人達には長寿を全うするための健康知識が偏ったり、不足している事が、前述したような諸々の病気を蔓延させているからである。

7)イギリスの諺にこんなのがある。「馬を水辺まで、連れてゆく事はできるが、水を飲ますことはできない」というもの。

You can take a horse to the water,but you can’t make him drink.

おわり


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健康への道しるべ 第134号

健康への道しるべ 第134号 心と体の健康生活:平成30年8月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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健康会館 スクール活動予定 2018年9月

■ 2018年9月 NPO法人健康を考えるつどい 健康会館 スクール活動予定


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NPO法人健康を考えるつどい スクール活動のご案内

NPO法人健康を考えるつどいが健康会館にて実施しているスクール活動のご案内です。

■ 場所:香川県坂出市江尻町1220番地

■お問い合わせ:Tel:0877-45-8441

 


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第18回 健康を求めて 健康講演会のお知らせ

■日 時:2018年11月11日(日)12:15~16:00 12時開場

■ 場 所:坂出市民ホール

■ 演 題:①全身疾患における歯科の重要性
松見歯科診療所 所長 松見 哲雄 先生

②健康自立力~後悔しない治療の受け方~
田中 佳 先生


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医食同源 第408号

明日の健康を考える会が発行する機関誌のご紹介。

明日の健康を考える会は、「心身一如」「食は命なり」を基本理念とし、心の持ち方と日本古来の正しい食生活を研究し、あらゆる場において訴え、活動している団体。

この機関誌に金沢の村田敏明先生の『だんだんよくなる ムラタの体操』と言う記事が連載されている。

今回で28回目。題して「美腸で栄養吸収し自立した百歳人生を」。


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健康への道しるべ 第133号

健康への道しるべ 第133号 心と体の健康生活:平成30年6月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、
Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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第8回鎮守の杜のコンサートのご案内

■ 日時:2018年7月8日(日)17:15~18:15

■ 場所:坂出市横津町内 幸神(八坂)神社境内

■ 演奏:和楽器バンド『まほろば』

 


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小腸の不調が万病を招く

2018-6-15  豊岡倫郎氏による月例健康情報

1、今までブラックボックスだった小腸

最近の検査機器の進歩で、今まで観察することが出来なかった小腸の内部を、ダブルバルーン内視鏡とかカプセル内視鏡によって、診断できるようになってきた。そして改めて小腸の健全性の重要さが認識されだした。

2、小腸という消化器官の構造と働き

食べ物は口から食道→胃→十二指腸→小腸(空腸)→小腸(回腸)→大腸→肛門へと消化、吸収されて、最後は排泄されてゆく。

小腸の主な働きは、肝臓から分泌された胆汁や膵臓から分泌された膵液が加えられて、食物の消化分解を進めて、殆どの栄養分はここで吸収される。そして大腸は小腸で吸収しきれなかった食物の残りかすから、水分と少量のビタミンを吸収する。

小腸の長さは約6~8メートルある。それに対し大腸は1.5メートルほどである。小腸の内面は下の図のように絨毛が生えていて、この絨毛を平らにすると、テニスコート一面分の広さになる。食物の栄養分を吸収するために分解しやすくしているためである。

また小腸のヒダは大腸のそれと比べて、細かい折り畳み構造になっていて、このヒダをケルクリングヒダと呼ぶ。この細かいヒタダによって、食べ物と酸をはじめとする消化液がよく混ぜ合わされるような構造になっていて、食べ物の消化をしやすくしている。そして腸壁から分解吸収した栄養分は、血液の流れに乗って、全身のエネルギー源になって働く。

この小腸の働きが思わしくないと、食べたものもうまくエネルギー源となってくれない。

3、いま小腸の[SIBO]シーボーという病気が増えている

別名「小腸内細菌増殖症」と呼ぶが、小腸内で腸内細菌が爆発的に増え過ぎて、病気を招いているというものである。SIBOは大腸にあるべき腸内細菌が小腸に入り込み、小腸に停滞してしまい、本来の居場所である大腸に移動しない時に起こる。善玉菌であれ、悪玉菌であれ、本来あるべきでない不適切な場所、即ち小腸に居ることは、好ましくない事なのである。

このSIBOに罹っている人がいま日本で増えてきているが、まだ日本では医師すらその存在を良く知らない為に、患者が症状を訴えても、誤診してしまうという。

4、SIBOの症状とは

食後の腹部にガスが溜まる膨満感、頑固な下痢や便秘、胸やけ、腹痛、おなら、お腹のゴロゴロした違和感などが起きる。更にそれに留まらずうつ、ニキビ、肌荒れ、ムズムズ足症候群、肥満、疲労感、糖尿病、慢性肝臓病、免疫力の低下、リーキーガット症候群(腸の粘膜がびらんし漏れる腸)、狭心症、心筋梗塞、貧血、ビタミン吸収不良などの原因にもなっているという。

5.腸内細菌の数について

人の腸内にはなんと、100兆個、2000種類の細菌が生息している。その内小腸の1ミリリットルあたりの細菌の数は、10の3乗から10の9乗くらいであるのに対して、大腸では10の12乗位に爆発的に多いのである。

そしてSIBOの患者の小腸では通常の10倍以上に腸内細菌が増えているという。それが上述したような症状をもたらすのである。

6、なぜSIBOを発症するのか

その原因として考えられることは

★小腸の運動力の低下・・・糖尿病、甲状腺障害、膠原病、神経筋疾患、
パーキンソン病などによるもの

★大きなストレス、間食、酒、薬剤

★抗生物質の乱用

★胃薬による胃酸過少、慢性萎縮性胃炎

★免疫力の低下

★炭水化物の消化不良、食べ過ぎ

★重金属が体に蓄積

★急性胃腸炎の後に発生・・・腸のペースメーカー細胞のカハール細胞、
ビンキュリン蛋白が障害を受けるため

★大腸のバウヒン弁(回盲弁)の障害

★胆嚢除去者・・・胆汁不足で殺菌能力低下

7、SIBOと関連する病気

★過敏性腸症候群患者の85%がSIBOと合併している。

★機能性ディスペプシア・・・胃が知覚過敏になっている状態。

★クローン病・・・消化器官に潰瘍やびらん。

★セリアック病・・・小麦に含まれるグルテンというタンパク質が免役系を
狂わして炎症。

8、SIBOの検査方法

ラックロース呼気試験で呼気中の水素とメタン量をチェックすることで小腸の細菌の増殖を判定する。

9、SIBOを予防する対策

我々が摂取する糖質には、小腸から吸収されやすいものと、発酵性で吸収されにくくて、短鎖炭水化物となって、問題を起こすものとがある。FODMAPとは小腸での発酵性に関係する糖質の品名の頭文字から取って付けた名前である。それはガラクトオリゴ糖、フルクタン、ラクトース、フルクトース、ソルビトール、キシリトール、ポリオールなどの成分を多く含んだものは控える。

★低FODMAP(フォドマップ)食を摂る。・・・米、そば、グルテンフリー食品、ナス、大根、ブロッコリー、トマト、ニンジン、白菜、キャベツ、もやし、ほうれん草、かぼちゃ、きゅうり、じゃがいも、しょうが、レタス、マヨネーズ、ウスターソース、酢、豆乳、絹ごしでない豆腐、味噌、バター、バナナ、イチゴ、ブドウ、キウイ、みかん、パイナップル、メロン、紅茶、コーヒー、緑茶、ビール、日本酒、ウイスキー、ハム類、豚肉、牛肉、くるみ、魚介類、卵、カレー粉、ココア、味のり、など。

★高FODMAP(フォドマップ)食を摂らない。・・・小麦粉使用一切(パン、ラーメン、パスタ、うどん、そうめん、ピサ゜など)、豆類一式、らっきょう、ねぎ、たまねぎ、にんにく、ゴボウ、ハチミツ、りんご、フルーツジュース、スイカ、もも、なし、柿、干しブドウ、ワイン、ソーセージ、あずき、きな粉、牛乳、ヨーグルト、プリン、アイスクリーム、ミルクチョコレート、シイタケ、さつまいも、

なお留意すべきことは、上述した食品は全く胃腸に障害のない人には、無関係なお話であるから、従来通りの生活習慣、食生活を続けてもよい。

10、SIBOの治療対策

★上述した低FODMAP(フォドマップ)食を摂る。

★SIBOマッサージをする。「の」の字に大腸をやさしくマッサージする。

★抗生物質を使って小腸の増え過ぎてしまった細菌を殺す。

★腸管運動促進剤を使う。腸を冷やさない。間食をしない。睡眠不足に
ならない。

★小腸の中の細菌を飢えさせるためのエレメンタルダイエットという成分
栄養剤を飲んで、細菌を殺す。

★天然由来の抗菌作用のある成分を摂る。アリシン、ココナッツオイル、
しょうがなど。

★再発を防ぐ。良い腸の状態を維持して再発を防ぐ。酒、カフェイン、
グルテン、高FODMAP(フォドマップ)食、特に果糖、加工食品は避けて
少食にする。

11、まとめ

1)今回の記事は江田 証著「パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べては
いけません」さくら舎発行、および同じく江田 証著「小腸を強くすれば
病気にならない」(株)インプレス発行の本を基にまとめたもので、江田
証氏は自治医科大学大学院医学研究科修了し、現在江田クリニック院長。
胃内視鏡、大腸内視鏡で多くの患者を毎日診察しているカリスマ医師とし
て有名。

2)技術の進歩で小腸の観察が進んで、これまでの常識や推測が崩れようとし
ている。海外の医師の間で、実行されている診断方法や治療法が、日本で
は実行どころか、認知されていないようだ。

3)無知は死を招くという言葉があるが、今回に限らず、良かれと思って実行
していることが、逆に不健康を招いていることは、良く見聞することであ
る。

4)「腸活」という造語があるが、ヨーグルトが体に良い、腸に良いと毎日
飲んでいる人が多い。

また胃腸が悪いからと言って、消化のよさそうな炭水化物の食品ばかり摂っていると、小腸には逆に悪い影響を与えていたことも起きているかもしれない。

5)加齢と共に体の免疫力が落ちてきて、70歳を超えると、若い時の半分に
低下するそうである。この免疫力の60%は腸が発揮しているから、元気
な老後を過ごすために、今一度胃腸を痛めつけることが無いよう心がけた
いものである。

6)小腸の長さは6~8メートルもある。お腹のわずかの空間にくねくねと曲
がりくねって、収まっている。生命維持に必要だからこんなに長いのに
違いない。食欲の亡者となって暴飲暴食をして、量的にも、質的にも、
小腸を痛め続けていると、そのうち疲弊して、長寿どころか、取り返しの
つかないことになるだろう。腹も身の内、感謝の気持ちを持って、労わろ
うではないか。

おわり


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尿トラブルの悩みの解決策

2018年5月度 豊岡健康情報 2018-5-10  豊岡倫郎 氏

1、加齢と共に増える尿トラブル

加齢と共に老人特有のいろいろな体の不調が出てくるが、尿トラブルもその一つである。どうしてこんな症状が出てくるのだろうか。どう対処したらよいのだろうか。確かな解決策がないのだろうか。

2、膀胱の仕組み

膀胱は腎臓から送られてきた尿をためておく器官で、膀胱の内側には尿を押し出す排尿筋がある。また尿が勝手に漏れないように、内尿道括約筋と外尿道括約筋という二つの尿道括約筋によって、膀胱の出口は閉じられている。下図参照。

膀胱の尿の最大容量は約500CCで、尿管を通じて排出する量は一日に約1から1.5リットルである。排出のタイミングを決めるのは、膀胱内の一定の圧力を感じると、脳へ信号が伝えられて、尿意を感じる。

そして脳から排尿命令が下ると、尿道括約筋がゆるみ、排尿筋が収縮して、排尿が始まる。また男性の場合は尿道を取り巻くようにして前立腺がある。

3、尿トラブルのいろいろ

加齢と共に発生する尿トラブル(排尿障害)の主なものは、過活動膀胱、前立腺肥大、尿モレ、夜間頻尿である。これ等の症状は中高年から増えだして行き、段々日常生活の質の低下を招く。

4、過活動膀胱

急に我慢のできない尿意を感じてしまうのを、切迫性尿意という。その結果、トイレに間に合わず漏らしてしまうのを、切迫性尿失禁という。また尿意を感じる間隔が短くなって、トイレ回数が増えるのを、頻尿と呼んでいる。

これらは過活動膀胱の特徴的な症状で、自分の意志とは関係なく、膀胱の筋肉が働いてしまう病気である。有病者は男女ともにみられ、約一千万人以上いるという。40歳代から増え出し、70代では三人に一人はいるという。

5、過活動膀胱の原因

加齢と共に膀胱への血流低下により酸素や栄養の不足、代謝の低下、冷えなどによって衰えて、柔軟性が失われて、硬直して、縮小してくる。少しの尿量でも、強い尿意を感ずるようになる。

男性の場合は前立腺肥大症、女性の場合は骨盤底筋の衰え、その外に、脳と膀胱を結ぶ神経系のトラブル、ストレス、緊張、肥満、便秘、運動不足がある。

6、前立腺肥大症

加齢に伴って、前立腺が肥大し、尿道を圧迫して、尿が出づらくなったり、叉は前立腺組織が固くなって、尿が出づらくなることもある。その結果、排尿にやたら時間がかかったり、排尿後に出し切った感じがしない残尿感や尿に勢いがなくなる尿勢低下、尿のキレが悪く、トイレから出た後に起きるチョイ漏れも起きることがある。前述したように、過活動膀胱の原因にもなっているから、その悩みは深刻である。

前立腺肥大は、50歳過ぎから増えだし、70歳代では80%の人にみられるという。

7、前立腺肥大症の原因

加齢のせいだと言ってしまえばそれまでだが、では何故加齢と共に前立腺が肥大するのだろうか。はっきりと解明されていないが、血の巡りが良くないことが要因の一つと考えられている。

なお女性の場合は、子宮筋腫という病気があるが、これも加齢が一つの原因と考えられている。

肉や乳製品などの高脂肪、高蛋白の欧米食、お酒も肥大を招くという。

8、 尿モレ

排尿に関係する腎臓や膀胱の機能には、性差はないが、体の構造上、男性は尿道が長く、女性は短い。そのため女性は尿モレを起こしやすい。例えば咳やくしゃみをしたとき、笑ったとき、運動をしたとき、階段を降りるとき、重い荷物を持ち上げたときとか、お腹に力を入れたときに漏れるため、腹圧性尿失禁という。

9、尿漏れの原因

一番の原因は骨盤底筋の衰えという。女性の骨盤内には、膀胱、子宮、直腸などの臓器をハンモック状に支えている強靭な幕を骨盤底といい、その骨盤底を形成している筋肉群を骨盤底筋と呼んでいる。下の図参照。

加齢と共に骨盤底筋や靭帯が衰え、緩んでくると、尿モレを起こしやすいと言われている。

衰えがさらに進むと、膣から膀胱や子宮、直腸が降りて出てくる骨盤臓器脱になることもある。

骨盤底筋は排泄機能にも関係していて、その衰えは過活動膀胱や便秘の原因にもなるという。

この骨盤底筋は日頃使わない筋肉のため、加齢と共に衰えるスピードは速い。

10、夜間頻尿

より厄介なのが夜間頻尿である。就寝後夜中に一回以上尿意をもよおして、起きねばならないという症状をいう。日中は頻尿ではないが、夜間頻尿が特に困っている人も多い。40歳以上では400万人いるという。そして高齢になるほど増加してくる厄介な症状である。夜中暗いし、寒いし、睡眠不足にもなり、悩みは尽きない。

11、夜間頻尿の原因

前立腺肥大、骨盤底筋の緩み以外にも、高血圧症、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、心臓病、水分の摂り過ぎ、下半身のむくみなど色々原因がある。

12、これら尿トラブルの対策

1)下半身の強化

老化は足からという言葉が如実に当てはまるのが、下半身の老化である。ヘソから下にある臓器や組織の機能を左右するのは、足の血流である。足を動かし鍛えることが必要である。

特に太腿にある内転筋を動かして、血流を良くすれば、それに比例して下半身にある臓器など機能も活発になる。更に足首や膝、股関節、骨盤に歪みがあると、これらの臓器の機能にも影響が出る。内転筋を鍛えるには、西式健康法の合掌合足蹠体操を一日に100回行う。

叉はスクワット体操を一日に50回行うと内転勤が鍛えられるし、股関節の矯正にもなる。

合掌合足蹠体操は、正しい姿勢の基本である骨盤の歪みを矯正しふくらはぎや内転筋を最大限双方向に収縮、拡大させることにより、下半身の血流を非常に旺盛にしてくれる。実行方法は、平床などの上に仰向けに寝て、両手を胸の上で合掌させます。足裏もぴったりと合わせる。膝を曲げて開き、足の裏を合わせたまま足を前後に縮めたり伸ばす往復運動を行う。右の図参照。

スクワット体操には色々なやり方があるが、自彊術で行っているやり方は、右の図のように、両足を80センチくらい開いて立ち、中腰にしゃがむと同時に両手を前へ突き出す。そのとき親指を中に入れて、両手で握り拳を作る。次に手のひらを開きながら、後方へ跳ね上げてながら立ち上がる。これを繰り返す。

2)骨盤底筋の強化

骨盤底筋トレーニングを行うとよい。方法は仰向けになって、両足を肩幅に開いて、膝を立てる。息を吸うと同時に肛門、膣、尿道をキューッと締める。それを5秒保つ。そして息を吐くと同時にゆっくりと緩めて、全身をリラックスさせる。これを一日に20回行う。

更に日頃から猫背の姿勢をしていると、骨盤が後ろへ傾いてしまい、骨盤底筋が緩んでしまう。

3)食事療法

  • 暴飲暴食を慎む
  • 塩分を摂りすぎない
  • 唐辛子、わさび、コショウなどの刺激物を控える。
  • ミカン、グレープフルーツ、酢の物など酸味の強いものは避ける。
  • カフェインの多い緑茶やコーヒー、炭酸飲料を控える。

4)体を冷やさない。冷えは筋肉を収縮させるし、自律神経を乱れさせて、膀胱を収縮させる。

5)自律神経のバランスを保つ。副交感神経が過激に興奮すると膀胱の収縮が起きるのである。

6)指圧療法

おヘソと恥骨の間に気海、関元、中極の三つのツボが縦に並んでいる。そこに両手の手のひらを重ねて、右回りに50回、次に左回りに50回ゆっくりさする。

次にお尻側の仙骨に両手のひらを左右に並べて、上から下へ50回、次に下から上へ50回こする。

次に手首の手のひら側の手首の一番上のシワから指二本分下、親指側にある列缺(れっけつ)のツボを親指の腹で20回押す。両手共行う。

7)足のむくみを取る。

寝る前にふくらはぎを絞るようにさする。また西式健康法の毛管運動をする。毛管運動のやり方は右の図のように、あおむけに寝て、両手両足を垂直に上に伸ばして、微振動させるだけである。両手両足は肩幅に開く。出来れば首の下に半円形の木枕をする。なければ座布団を二つ折りにして、枕代わりとする。1~2分くらい行う。

8)寝る前に大量の水分を摂らない。

9)急に尿意を催した時、家にいる場合は、訓練として行うと良いのは、尿意をぐっとこらえて、我慢してみる。こんなケースを何回も繰り返していると、だんだん長く我慢できるようになってくる。

13、まとめ

1)予防に勝る治療法はない、という言葉があるが、最近つくづく思うことは、お年寄りの健康格差がだんだん広がってきていることである。尿トラブルに限らず、例えば白内障という眼の病気があるが、80歳になっても発症しない人もいれば、もう60歳で手術している人もいる。その差は何だろうか。

2)老人特有の病気は発症するまでに要した時間は、成人になってから、40年も50年も経ている。その間健康に気を付けてきた人と乱れた生活態度をとってきた人では、格差が出るのは当然である。悪い癖は若いうちに改めないと、年老いてから泣きを見ることになる。

3)この記事を書くのに読んだ本の中に書いてあったことは、尿トラブルが若年化しているということだった。ガンになる人の若年化が進んでいることは以前からよく聞いていたが。世の中の生活環境が悪いのか、若い人達の生活習慣が間違っているのか。それともどっちもどっちなのか。いづれにしても日本人の健康状態は確実に悪化していることは間違いないようだ。

おわり


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健康への道しるべ 第132号

健康への道しるべ 第132号 心と体の健康生活:平成30年4月20日発行


2018年3月16日にNPO法人健康を考えるつどいの研修旅行の記事も掲載してくれている。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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子育て応援 おあそび広場

■ 日 時:2018年4月25日スタート 毎月最終水曜日10:00~12:00

■ 場 所:高松国分寺ホール (高松市国分寺町新名430番地)


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西光寺市

■ 日時:2018年5月20日 9:30~15:00

■ 場所:西光寺 宇多津町2198

 

 

 


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