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カテゴリー別アーカイブ: つどい体験談
健康情報 By 豊岡 倫郎 氏(うつ病と腸内環境の因果関係)
うつ病と腸内環境の因果関係
1.うつ病の人が増えている
日本では精神疾患を患う患者は、ここ数年で大きく増加している。厚生労働省のデータによると、精神病患者は平成23年度で約320万人。精神疾患の内訳では、もっとも多いものがうつ病の人が約110万人で、次に多いのが、統合失調症、不安障害、認知症と続いており、特にうつ病と認知症が近年著しく増加の一途を辿っている。
2.うつ病とは
うつ病とは、憂うつな気分や食欲、性欲、意欲の低下、不眠などの心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うこともある状態になることさす。 例えば、憂鬱な気分が何時までも続く、気分が沈み込む、何をしても楽しめない、やる気が起きない、食欲がないなどの「抑うつ状態」が続くだけでなく、頭痛やめまい、便秘や疲労感など、様々な身体的な自覚症状をともなうこともある状態の事である。また、劣等感、無価値感が強くなって、自信を無くしてしまい、自己嫌悪や自己否定が強くなって、抑うつ状態が続いて、仕事や学校などの生活に支障が生じて、精神的に追い詰められることも有る。
3.うつ病診断チェック
アメリカのベック博士によって考案された「ベックのうつ病自己評価尺度表」が広く用いられており、全21問の質問に回答することによって、客観的にうつ病の傾向を測定することが出来る。 これによって自分自身の心の状態を知ることが出来る。
4.うつ病と神経伝達物質の深い関係
うつ病と云えば、その原因は一般的には、家庭や仕事上の悩みや人間関係の問題、経済的な問題、その他環境の変化などから発生したストレスや不安などと考えられていたが、近年医学の進歩と共に、解明か進んできた。そのひとつに、神経伝達物質のひとつであるセロトニンが感情や精神をコントロールしているという説がある。では神経伝達物質とは何か。体内の情報伝達は神経細胞(ニューロンと呼ぶこともある)の中を電気信号が次から次へと流れて行き、末端まで行くが、それは家庭の電気の線のように一本の線を伝って流れて行くのではない。
右の説明図参照。
脳の神経細胞は木の枝のように樹状突起があり、1本の長い軸索が付いており、その先端をシナプスと呼んでいる。前ページの拡大図に有るように、電気信号がシナプスの先端に来ると、シナプス小胞から神経伝達物質が放出されて、次の神経細胞の間の間隙を渡り、次の細胞の末端にある受容体に受け継がれて、情報が伝わってゆく。こんな神経細胞が体全体にネットワークとして張り巡らされている。神経伝達物質とは、シナプス小胞から放出されて、次の神経細胞に受け渡される化学伝達物質のことである。
5. 神経伝達物質の種類
神経伝達物質には多くの種類が有り、現在解明されているのは、20~50種類ぐらいといわれていて、大きく分けると、次の三種類になる。
1) アミノ酸類の伝達物質・・・グリシン、グルタミン酸、γ―アミノ酪酸(GABA)、
タウリン、アスパラギンサンなど。
2)モノアミン類の伝達物質・・・ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、
アセチルコリンなど。
3) ペプチド類の伝達物質・・・アンギオテンシン、インスリン、ソマトスタチン、
エンケファリン、バゾプレシン、β-エンドルフィン、黄体形成ホルモン放出ホルモ
ン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンなど。
6.うつ病に関係しているセロトニンとは
うつ病に関係しているセロトニンについて、以下説明すると。
我々は規則正しい生活をすることによって、これら神経伝達物質のバランスが保たれ
ていて、健全な精神を保っている。セロトンニンとは、心身の安定や心の安らぎな
ど に関与していて、幸せホルモンとも呼ばれている。セロトニンが不足すると、
精神のバランスが崩れて、キレたり、うつ病などいろいろの精神疾患を発症する
ことが解ってきた。 セロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンが原料と
なって、体内に存在している。その合成経路は、トリプトファン→5-HTP→セロト
ニン→ノルメラトニン→メラトニンという経路をたどり合成されてゆく。よく耳に
する睡眠ホルモンのメラトニンもセロトニンが不足すると合成されないから、睡眠
の質にも関係しているのである。セロトニンの体内分布状況を見ると、腸内に
90%、血液中に8%、脳内に2%に存在していて、夫々の部位で役割を果たしてい
る。例えば腸では整腸作用、血液中では血止め、収縮作用、脳内では、気分や感情
のコントロールなどの働きをしている。
7.何故現代人はセロトニンが不足しているのだろうか
- 増加する人間関係からのストレス
- 運動不足
- 日光不足
- 食事内容の偏りと腸内環境の悪化
- 加齢
8.セロトニンを増やすには
- 日光浴をする。
- 早寝早起きの規則正しい生活をする
- リズミカルな運動をする
- 人と交流する
- 良く噛む
- トリプトファンの含まれた食品を摂る.肉類、乳製品、豆類などに多い。同時にビタミンB6、鉄分もトリプトファンの生成を助けるのに必要。
- 腸内環境を良くする
9.セロトニン症候群の発生に注意
セロトニン症候群とは、うつ病の治療薬であるSSRIや睡眠薬、気分安定剤、抗不安剤、感染症治療薬、サプリメントなどの飲み過ぎで、脳内のセロトニン濃度が高くなりすぎて、引き起こされる症状の総称である。症状は、落ち着かない、不安になる、イライラする、震える、発汗、発熱、めまい、頭痛、嘔吐など色々ある。むやみに薬に依存するのは要注意。
10.うつ病と腸内環境の重要な関係
国立精神・神経医療研究セン ターの精神科部長の功刀 浩 (くぬぎひろし) 医師はうつ病、躁うつ病、統合失調症に関する先端的脳科学検査と栄養学的検査に基づいて診断・治療を行っていて、日本でほとんど注目されてこなかった精神疾患の栄養学的側面に注目した臨床研究成果を発表している。うつ状態では、憂うつな気分、悲観的な考え、食欲低下、不眠などのさまざまな苦痛を感じるうえ、自殺行為に傾きやすいため、早期発見、早期治療が重要になる。 従来のうつ病の治療は、1)心身の休息、2)ストレスや発症の引き金となった誘因を取り除く、3)心理療法、4)抗うつ薬などの生物学的治療の4本柱で行われてきたが、功刀医師は「これらに(5)食生活などの生活指導を加えた5本柱で行うべきである」と主張している。これまでの調査から、うつ病患者は、肥満・糖尿病・メタボリック症候群が多いこと、ビタミンの一種である葉酸の不足、鉄分の不足、必須アミノ酸の不足などが多いことを見出し、特に乳酸菌などの腸内環境を整える食品を摂取することで、うつ病の症状が改善されるという。
11.宿便と心身症
一見、腸の宿便停滞と精神疾患は全く無関係に思われるかも知れないが、断食、生野菜、少食療法で多くの難病患者の治療にあたってきた甲田光雄博士の著書「奇跡が起こる半日断食」118ページに、こう書いてある。「今迄多くの心身症の患者を診察してみると、頑固な宿便がとどこおっており、その影響で苦しい症状が現れている事がわかった。過食や飽食によって、腸が変形し、いびつな形のまま固定してしまい、食べ物の残りかすが、その部分にひっかかり、停滞して、異常発酵を繰り返していると、そこから有毒なガスや分解産物が腸壁から吸収されて、脳神経や肝臓に障害を与えて、うつ状態の症状を呈するのである」と。ところが現代医学の医者たちは、上述したような因果関係に無知であるから、自律神経失調症だとか、更年期症状だとかの診断を下してしまうことも多いという。甲田博士は半日断食を行って、宿便を排泄させて、食事内容も所謂玄米、生野菜中心の少食に変えて、西式健康体操をして、体全体の体質改善すれば、弱った肝臓も回復するし、当然腸内環境もよくなり、病気になるとはどういう事なのか、反省して、心の宿便も取れて、心身症は回復するという。
12.便秘患者の増加
右の図が示すように70歳を過ぎると、便秘の人が急増している。老人の便秘は弛緩性便秘と云って、腸の変形と運動不足と食べ過ぎで活力を失って、伸びきってしまい、便秘する。
その上食べるものが欧米食や甘いものときたら、腸内環境も最悪となる。トリプトファンやセロトニンを論ずる以前の基本的な問題ではなかろうか。
13.大腸の各部位と病気の関係
右の図は
大腸の各部位と体の色々な器官との関係図で、アメリカの自然療法の先駆者であるノーマン・ウォーカー博士の図である。見ての通り大腸に宿便が停滞すると体のあらゆる部門にその影響が現れることを示している。便秘は体の最大の敵といっている。N・ウォーカー博士著「大腸をきれいにすれば病気にならない」の本より抜粋した。
14.宿便と健康に関する文献
戦前から-宿便は諸病の因-、だという説を発表していたのは、西式健康法の創設者の西勝造先生である。今回の精神異常に関しては、その著書「西勝造著作集 第七巻 便秘と宿便」という本の中で、宿便と精神衛生という項目で、113ページに亘り、精神異常は治せるという主張を、欧米の多くの文献を紹介しながら、展開している。一言で言えば、腸内便停滞により、脳髄血管の膨張から、皮膚機能、肝機能、胆汁異常、内分泌腺、四肢冷却等に障害が起きて、また暗示作用を受けやすくなって、ついには精神に異常を来すという。解決策は西式科学的断食法の実行による宿便解消と西式健康体操の実行である。
15.まとめ
1)断食療法の本に良く書かれている事例にこんなのがある。内臓の疾患を患って、入院して断食療法で快癒したら、今までの暗い性格が一変して、見違えるように明るい性格になったという話。体の腸の宿便ばかりでなく、心の宿便も取れたのである。即ち腸内環境が良くなるだけでなく、そもそも断食療法は体を健康体に戻すのが目的であるから当然と云えば当然な話なのである。
2)今また「いじめ」の問題が再発しているが、この記事が載るたびに、思うことは、毎日人よりも二倍も、三倍もの過飲、過食をして、我が身をいじめている行為は如何なものか。体の悲鳴に耳を傾けると同時に、人間の体は一大化学工場であるから、体が要求しない、適当でない物を摂取すれば、次第に体質も悪くなってゆくのは理の当然で、この理不尽に気づかない限り、長寿はない。自然界の摂理は人を選ばず、何人にも平等に働くのである。
3)宿便は精神異常だけでなく、ガン、アレルギー疾患、皮膚病、免疫力低下、胃腸障害、甲状腺疾患、頭痛、めまい、認知症など万病の元のである。「長生を得んと欲すれば腸中まさに清かるべし」である。
おわり
健康を求めて 50余年
2012年5月6日 横浜の西嶋 洋一先生からのご投稿
ご投稿ありがとうございました。
健康を求めて50余年 ―生食・風浴を一年間実施してサプライズが―
「生食を日に2回、風浴は早朝3回(又は4回)」を2011年4月末より1年間実施した。
名古屋から横浜旧居に戻ったことを機に始めた処、驚くべき変化,サプライズである。
第1に快便 不定期だった排便が徐々に定期的になり、少しづつ形状も見易く滑らかに快適な気分になった。
第2に深い眠り 床に就き目を閉じると直ちに深い眠りに落ちる。これも改善。
第3に股割りが容易に 西式と並行実施してきた真向法は今年四段に昇段した。両足を左右に開き上半身を床に向け倒すと顔面が床に届く(第3体操)。身体の柔らかさが格段に増してきた。
20歳に習った西式健康法を継続実施し今年喜寿(77歳)を迎えた。最近は生食・風浴が生活習慣となり,休むと身体がその実行を求めてくる。健康を求めて50余年、健康改善の成果をみた。
水2リットルが薬
前田 敬昭 投稿
40歳から始めた毎年1回の人間ドック。数年経った頃、総コレステロール値と尿酸値が高いですね、薬を飲んだ方が良いですね・・・と医者に言われた。
あれから20年、私は薬を飲み続けてきた。その薬はリピトール錠とザイロリック錠。前者は高コレステロール血症の薬、後者は尿酸値を抑える薬。
この薬の作用と効果を調べてみた。
肝臓のコレステロール合成を阻害することにより、血液中のコレステロールを低下させる。通常、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療に用いる。
体内で尿酸が作られるのを抑え、血液中の尿酸の量を低下させる。通常、高尿酸血症や痛風の治療に用いる。 ・・・と。
どちらも一度飲み出すと止めたらダメと言われた。でも原因ははっきりしている、アルコールを飲むからだ。アルコールは高カロリーだから、コレステロールを生成するし、特にビールにはプリン体が多く、尿酸値を上げる元凶。
五百森さんじゃないが、アルコールは止められない。何を楽しみでために生きているのか分からなくなる。ジョギングした後のビールは美味い、特に夏は!
でもコレステロール値や尿酸値は気になる。
だから酒を飲むために、薬を飲んでいるようなものだ。お酒をやめりゃいいのに・・・と自分でも思う。
特定非営利活動法人 健康を考えるつどいの井上理事長から言われた。毎日水を2リットル飲んだら良いと・・・。西式健康法に書いてあると・・・。
それで7月の初めから薬を飲まずに水2リットルに変えた。
それから2か月、足の指がジンジンしてきた。こりゃてっきり痛風の前触れ、薬をやめたバチが当たったと思った。そう言ゃビールもしっかり飲んだからな~と反省しきり。
やっぱり薬、薬、くすりが要る。病院へ行った、血液検査もした。
結果は????? 驚くべきデータが出た。なんと!
尿酸値=5.9mg/dL(基準値:3.6~7.0)=過去最小値
総コレステロール=221mg/dL(基準値:130~219)=投薬中と同じ
すごい、すごい・・・水2リットルがリピトールとザイロリックの薬の代わりをしていた。
高コレステロール症と高尿酸症で薬を飲んだいる皆様、是非お試しあれ。