健康を考えるブログ

カテゴリー別アーカイブ: 健康情報誌

第9回鎮守の杜のコンサートのご案内

■ 日 時:2019年7月14日(日)17:15~18:15

■ 場 所:坂出健康会館(坂出市江尻町1220番地)

■ 参加費:無料


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健康への道しるべ Vol.139号

心と体の健康生活:令和元年6月1日発行

令和になって最初の号。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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健康へのトビラ Vol.18

今回のトビラは令和最初の発行となりました。

まずお伝えしたいのは、創刊より「健康エッセイ」を執筆されていた北川 博敏先生が去る3月20日にお亡くなりになられました。

ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

「健康エッセイ」は次回より新しい企画が始まりますので、よろしくお願いいたします。


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日本人の体質に合った健康法とは By 豊岡倫郎 氏 2019-5-22

1.日本人の体質とは

最近の科学の進歩で人間の遺伝子に関して、2016年に日本人の標準的な遺伝子配列が解明された。今回は医学的な、遺伝子構造の面からみても、日本人に適した健康法とは何か。

2.福沢諭吉の「肉食之説」

福沢諭吉は生涯に三度欧米に行っているが、欧米人の圧倒的な体格を羨ましく思ったのか、彼らが常食している肉を食べれば、活力源になって、より健康的な体を作り上げることが出来ると思って、「学門のすすめ」ならぬ「肉食のすすめ」という一文を書いている。その一部を意訳すると、「・・・今わが国民は肉食をしない為に、体の活力を落とすものが多い、これは一国の存亡である・・・、肉と牛乳を摂るべきだ・・・」と。人種の「るつぼ」と言われているアメリカでは、人種別の医療が行われていて、遺伝的な体質に応じた適格な治療体制がある。

3.遺伝子解明で分かったある縄文人の体質の最新記事

2019-5-14付の新聞に、北海道の礼文島の遺跡から発掘された約3500年前の縄文人の女性の人骨の大臼歯からDNAを採取して、解析した結果が報道された。それによると遺伝的特徴は、瞳は茶色、髪の毛は細く、アルコールへの耐性が強く、高脂肪食に適応した体質であるという。

4.DNA、ゲノム、遺伝子とは

1)DNAとは体の設計図とも呼ばれ、人間の体にある40兆個の細胞のひとつ、ひとつに存在する「デオキシリボ核酸」の英語の略語である。DNAは細胞の核の中にあり、器官や臓器、身体的特徴などがその人特有の配列に従って作られている。

2)ゲノムとはDNAのすべての遺伝情報のまとまりのことを意味する。

3)遺伝子とはDNAのある一つの配列をいう。

5.日本人はどこから来たか

ミトコンドリアやDNA解析から解かった現在の日本人は下記の7のグループに分類される。グループ名、人数比率、出現場所と渡来経路の順に示す。但し種々学説があり、その一例に過ぎず。

1) D  37% 東アジアに出現、朝鮮半島から、

2) B  14% 中国南部に出現、環太平洋・南西諸島から、

3) M7 13% 中国山東半島に出現、南西諸島から

4) A   7% バイカル湖周辺に出現、朝鮮半島から、

5) G   7% カムチャッカ半島に出現、サハリンと朝鮮半島から

6) F   5% 東南アジアに出現、

7) N9  7% 北方を通って東アジアへ到達

この資料は「ミトコンドリアのかたち」瀬名秀明、太田成男著による本からのもの使用。

6.標準的な日本人が持つ遺伝的体質の特徴

  • 内臓脂肪が付きやすい体質、一方欧米人は皮下脂肪が付きやすい。内臓脂肪が多いと、血糖値が上がる、血圧が上がる、動脈硬化、心臓病になり易い。
  • 日本人はアルコールの分解酵素の少ない人が4割いて、酒を飲むとすぐ赤くなる人は発ガンなどのアルコールの害を受けやすい。ところが欧米人は100%近く酒に強い酵素を持つ。
  • 日本人には牛乳の乳糖を分解するラクターゼ酵素を7割の人が持っていない。乳糖不耐症というが、下痢やアレルギーなどになり易い。遠い先祖の時代から遊牧民族でなかったから備わっていない。乳製品の混じったヨーグルトを飲んでいると、眩暈、抑うつ、下痢、肌荒れなどの症状が出てくることが有る。医者でも疲れやストレスとして診断を下すことが有るが、これを遅延型食物アレルギーという。
  • 日本人には腸内細菌の善玉菌が多く、悪玉菌が少ない。これは遠い先祖の時代から農耕民族で穀物中心の食生活だったことによる。
  • 日本人は遺伝的にカフェインによって、情緒不安定になる体質を持つ人が半数以上いる。4人にひとりが150mg摂取で不安定になる。欧米人はそんな人は少数派である。ご存知の様にカフェインの害は恐ろしく、利尿作用で水分が抜けて肌荒れ、副腎疲労、交感神経亢進し、情緒不安定、胃炎、老化を早めるなど多くの害がある。一時的に疲労が抜けた感じがするだけである。
  • 日本人は欧米人よりも糖尿病になり易い体質をもつ。インスリンの分泌量が欧米人の半分から4分の1である。今日本に予備軍を入れて糖尿病の人が2200万人いる。
  • 日本人の胃は肉を消化する力が弱い。日本人の胃は釣鐘型に対し、欧米人はすっきりした形で、胃壁も厚く、胃酸の分泌量も日本人の倍位と多く、食べたものを速やかに処理して、腸へ流す。これに対し日本人の胃は出口も高く、しっかり溜めて消化するタイプになっている。これも太古からの食生活の違いによるものである。

体質とは何か

  • 体質を決める要因はふたつあり、ひとつは持って生まれてきた遺伝的体質、もう一つは環境的体質である。このふたつがミックスされてその人の体質が決まっている。だから人種や風土、生活環境が違えば体つきも精神的性質も発症する病気も異なって当然なのである。欧米人は髪の毛の色、眼の色、肌の色、体つき、背の大きさも日本人とは異なる。それらを作り上げた遺伝子も、内臓器官の働きも日本人とは同じではない。
  • 遺伝的要因も変えられることが出来る。例えば病気になり易い遺伝的要因を持っていても食生活を含む生活環境要因を改善すると、遺伝子のスイッチを切り替えることが出来る。

7.日本人の体質、生活環境に適した健康法

1)和食が良い。出来れば3分づき玄米食、おかずは小魚、青魚、海藻、大豆、ゴマ、生野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、長芋、大根などの根菜類、味噌汁、漬物類、季節の果物などを少食する。要するに身土不二で身近に採れる新鮮なもの。

2)日本列島に病人が溢れているのは、高脂肪、高蛋白の欧米食の過食とお酒と甘い飲み物、お菓子の飲み過ぎ、食べ過ぎに原因がある。この悪しき食生活を改めない限り病人は減らない。

8.まとめ

1)どこの先進国の子供に、自国の伝統食を放棄して、パン、ラーメン、スパゲティ、獣肉、牛乳などを食べさせている日本のような国があろうか。日本の食は崩食してしまった。

2)今政府はこれから人生百年時代到来と、囃し立てているが、七十歳過ぎの団塊の時代の人達が死んでいなくなった後は、日本人の平均寿命は80歳どころか70歳以下になるだろうという。疑問に思う人は「日本人はもう55歳まで生きられない」石原結實著を読まれると、日本人滅亡のリスクが迫っている実態が解かる。

おわり


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粘膜を強くしてアレルギー予防 By 豊岡倫郎 氏 2019-3-25

1.健康管理の盲点となっている粘膜強化策

いままで健康管理のテーマとして取り上げられたこともない粘膜について、今回その重要な働きと、病気との関係を説明する。

2.粘膜とは

粘膜とは、口腔内や咽頭、消化器、泌尿器、生殖器などの内側を覆う薄い膜のことで、普通粘膜から常に粘液が分泌されていて、表面はいつもしっとりと濡れた状態になっている。

粘膜の構造は、まず表面に粘膜上皮という表面を守る細胞層があり、その下には粘膜固有層という粘液を分泌する腺を含む結合組織の層がある。上皮細胞は新陳代謝が早く、およそ三日で新しいものに生まれ変わる。それは粘膜に付着した異物を、早く体外に排出する為である。

3.粘液の成分

口の中から出る唾液も粘液で、鼻から出る鼻水や目から出る涙にも粘液が含まれている。粘液は体のすべての粘膜から分泌されている。

粘液に含まれている成分と働きは、

  • ムチン・・・病原体が粘膜に付着するのを防ぎ、体外に排泄する。粘膜を保護する。
  • 分泌型IgA・・・病原体を撃退する。毒素を中和して、有害物質から体を守る。ムチンと協力して寄生虫を撃退する。
  • リゾチーム・・・細菌の細胞壁を分解し、感染から体を守る。
  • ラクトヘエリン・・・細菌に必要な鉄成分を奪い、増殖を抑える。免疫機能を調節する。

4.粘膜と粘液の総合的な働きとは

  • 異物が外部から入る場所には、口から、鼻から、のどから気道に、食道に、更に胃や腸に入り込んだとしても、それらを全て、それぞれの粘膜が、二重、三重のバリアが病原体や異物を排除してくれる。

ところが粘液の分泌量が少くなったり、粘膜の質が衰えていると、病原体の侵入を防ぐことが出来なくなる。例えばそれらが健全であれば、風邪を引いた人の咳による飛沫を受けたとしても、感染しなくて済む。要するに病気に罹り易いかどうかは、粘膜と粘液次第なのである。

  • もう一つの役割は、上述した粘液の成分は、唾液、胃液、膵液、胆汁、腸液などの消化分解酵素を活性化させて、消化を助けてくれている。
  • 唾液に含まれるムチンが食べ物をまとまりやすくして、気管に流れないよう誤嚥を防ぐ。
  • 粘液は粘膜をコーティングして保護し、キズや炎症を防いでくれる。目にゴミが入った時、固い食べ物が口や胃に入った時に、粘膜が傷つかないように保護してくれる。消化のために強い酸性の胃液が分泌されても、胃壁を保護してくれる。
  • 女性の生殖器の子宮などは粘膜で覆われているが、ここで分泌される粘液が溜まって、受精を促進してくれる。

5.粘膜ケアの秘訣

加齢と共に皮膚がカサカサになってくるし、ドライアイやドライマウスで困っている人も多いと聞く。では粘膜を健全に保つにはどうしたらよいのだろうか、

  • 自律神経のバランスの安定化。ストレスなどで現代人は交感神経が昂進しがちであるが、むしろ副交感神経が少し優位の方が、粘液の分泌がスムーズになる。不安、悲しみ、恐れは粘液を減少させる三大精神悪というから、人格を磨くことを忘れないようにする。
  • 睡眠不足の解消。睡眠不足はあらゆる病気に悪いことは自明の理である。少なくとも7時間の睡眠をとる。
  • 適度な水分の補給。少なくとも一日に1.5リッターの水分を綺麗な生水かビタミンCの豊富な柿茶から摂取する。がぶ飲みすると、水分が細胞に浸み込まないから、チビリチビリと飲むのが良い。水分が粘膜に行き届いていると、炎症を引き起こすヒスタミンが薄められて、バリア機能が十分に働き、花粉症などに良い効果をもたらす。
  • 粘膜を強くするための食事法としては

・ムチンの含まれている食品を摂る。ムチンを摂ったからと言っても、粘液の分泌を増やしてくれるわけではないが、体の粘膜を覆うムチンを外から補うことで、病原体を防ぐ働きや、粘膜を保護する働きを補ってくれる。

その食品とは、レンコン、長芋、サトイモ、オクラ、モロヘイヤ、なめこ、納豆などのヌルヌル、ネバネバ食品がよい。

特にレンコンはそれ以外に食物繊維、フラボノイドが便通を良くし、抗酸化、抗炎症作用が素晴らしい。アレルギー反応を引き起こすIgE抗体の過剰生産を抑制する効果が高い。

昔からレンコンのしぼり汁を飲んでのどの痛みを治したり、綿棒に付けて鼻の穴に塗って、炎症を治すなどその効果は大。

・ビタミンCの多い柿茶、レンコン、キウイ、イモ類、かんきつ類、イチゴなどを摂り、粘膜を強化する。

・ビタミンA、及びB2も皮膚や粘膜強化には欠かせない。

・最近話題のオメガ3脂肪酸が含まれているアマニ油、えごま油や青魚に皮膚や粘膜の働きを強化させて、アレルギーや炎症の抑制作用及び血栓抑制作用があるという。

  • 人体の免疫力の7割は腸に集中し、病気の予防と克服に働いている。最近話題になっているのが「腸もれ」である。これは現代人の食生活が乱れて、腸内環境が悪化して、腸粘膜の連結を弱めて、細胞間に隙間を生じさせて、そこから未消化の栄養分や毒素、腐敗物、微生物、病原体、食品添加物などの化学物質が腸壁から血液中に流れ込んでゆき、体の免疫システムはそれらを異物と認識し、炎症反応が起きる。対策は健全な腸内環境の構築である。
  • 現代人の乱れた食生活が腸内環境悪化の主因であるから、それを改めない限り。「腸もれ」は無くならないだろう。そのためには、高脂肪高蛋白の欧米食、酒、甘い砂糖類のお菓子や飲み物、大食、食品添加物の多い加工食品、食物繊維不足などを悔い改めることである。
  • 内皮は外皮に通じる、という言葉の通り、健全な内皮が健全な外皮を作る。内皮とは粘膜のことで、体の表面の皮膚の構造も、粘膜と非常に似ており、皮膚の皮脂や汗は粘膜の粘液に相当し、皮膚からいろいろな異物が侵入しないように、バリア機能が働いている。西式健康法でも腸に宿便がなく、腸内環境が良好な人は、皮膚もきれいであることを証明している。
  • 健康体操をして、骨格の矯正、有酸素運動、適度な筋肉維持、円滑な血液循環を計る。それに

は自彊術がお薦めである。何事も知ろうしない気持ちの持ち主には健康は存在しない。

6.まとめ

花粉症の人が2000万人、アトピーが700万人いるという。これ等の病気になる人とならない人の違いは腸内環境が良好か否かで決まる気がする。         おわり


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健康への道しるべ 第137号

心と体の健康生活:平成31年1月30日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

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慢性腎臓病の人が何故こんなに多いのか By 豊岡倫郎 氏 2019-2-20

1.新しい国民病といわれる慢性腎臓病

いま慢性腎臓病の人が推計1330万人いると言われている。成人の8人に1人が慢性腎臓病という。どうしてこんなに多いのか。そしてなかなか根治するのが困難なこの慢性腎臓病とは。

2.慢性腎臓病(CKDとも呼ぶ)とは

慢性腎臓病とは一つの病気を示すものではなく、慢性的に腎臓が障害されたり、腎臓の働きが低下している状態の総称である。

腎臓は握り拳くらいの大きさの臓器で、体の左右にひとつづつあり、その働きは大動脈から大量の血液が腎臓に流れ込むと、そこから余分な水分や塩分を除去し、尿として体外に排泄する働き

をしている。また血液には体内で出来た老廃物も含まれているので、この老廃物を取り除いて、尿として体外に排泄する。そしてきれいになった血液は腎臓から下大静脈に戻って行く。

従ってこれら一連の腎臓の働きが低下すると、余分な水分や塩分、老廃物が体内に残ってしまい、体にいろいろな症状があらわれてくる次第である。

3.慢性腎臓病の原因

ひとつは糖尿病や高血圧などの生活習慣病があると、全身の血管の塊である腎臓はその影響を受けて、血管や組織が壊れてしまうこと。

もうひとつは蛋白尿や血尿が長期に亘って現れる慢性腎炎などからくるケースもある。更に加齢によって腎臓の働きが低下してくると、中高年頃から徐々に慢性腎臓病の症状が出てきてしまう。その外の原因として、脂質異常症、メタボリックシンドローム、高尿酸血症、喫煙なども腎臓の機能を悪化させてゆくと考えられている。

4.慢性腎臓病のリスク

前述したように糖尿病や高血圧があると、慢性腎臓病を併発しやすいが、腎臓の働きが低下すると、血液中のリンなどの物質が増加して、血管の壁が傷つき、脳卒中や心不全を誘発する。何故かというと、血液中にリンが増加すると、それがカルシュウムと結合して、血管に沈着して、石灰化が起こり、血管が硬くなったり、内部が狭くなってゆく。これが全身に起きるので、特に体の中心部の大動脈に起きやすい。

また腎臓は水分や塩分の排泄が充分でなくなるので、血液量が増えてくるが、血管が硬く、狭くなっているため、心臓はより強い力で血液を送り出さねばならなくなる。その結果脳卒中、心筋梗塞、心不全が起こりやすくなる。

5.慢性腎臓病の働きが弱った時に見られる東洋医学的症状

★体が疲れる。特に足がだるくなる。

★腰や腎臓がある部位に鈍痛やだるさを感じる。

★朝起きた時に顔や手が腫れぼったい。夕方になると足がむくむ。

★目がすぐ疲れる。

★朝起きるのがつらい。

★うつ伏せに寝る癖がある。

★背中や胸に神経痛のような痛みが時々出る。

★顔色が黒ずんでいる。上瞼が腫れている。

★足の裏が異常に温かく、夜就寝中に布団の外へ出さないと寝られない。

★よく風邪を引いて熱をだし、のどが痛み、なかなか治りにくい。

★体を左右に振って歩く。

★仰向けになり、おへその左右を手で押してみると圧痛がある

★背骨の胸椎の10番の両側を押すと圧痛がある。腎臓へ行く神経はここから出ている。

★履物の後ろ外側が減っていると、腎臓が働かないことを示している。

以上の症状が3個以上あれば、今後慢性腎臓病に発展するか、ごく初期の段階が疑われる。

 

6.早期発見のための検査

1)腎臓の働きが低下すると、老廃物の排泄が悪くなり、体内に蓄積される。その老廃物のひとつがクレアチニンで、血液検査によって調べる。血中の血清クレアチニン値(eGFR値)の濃度が高いと、腎臓の働きが低下しているとみなす。 eGFRが60未満の場合は慢性腎臓炎が疑われる。

2)尿に含まれる蛋白をチェックすると、通常尿中には含まれない蛋白が出ていると、腎臓の働きが低下しているとみなす。検査結果は「-」、「+」で表し、「-」は正常で、「1+」、「2+」は慢性腎臓炎が疑われる。

3)更にアルブミン尿の値を検査して、アルブミン尿の値が30mg/日以上ならば、慢性腎炎が疑われる。この数値は糖尿病になると、腎臓の糸球体の異常によって、高い圧力で血中の蛋白が血液から尿に漏れ出してくるためおきる。糖尿病性腎性という。

これ等は健康診断の検査項目として、採用されているので、異常がある場合は、直ぐに病院で精密検査を受ける必要がある。病院ではこれら三項目の値をチェックして、正常、軽度、中等度、高度と区別して、治療方法を選択する。

 

7.慢性腎臓病の治療

前述したように慢性腎臓病発症の原因は、糖尿病、高血圧、腎炎など腎臓自体からのもの、脂質異常症、肥満、加齢、タンパク質やカリウム、塩分その他の食事内容、他の服薬、運動量などいろいろあるので、原因に合わせた治療と生活習慣の改善を行うことになる。

当然治療の具体的事項は専門医との相談のうえ開始する必要がある。ただ一つ言えることは慢性腎臓病の発見が遅ければ遅いほど、治療も難しくなるから、早期発見、早期治療が大事である。

最悪の場合は人工透析、腎臓移植が必要となるから怖い。それほど慢性腎臓病の治療の決め手が無く、困難で、長引いて、治りにくい病気なのである。

 

8.現代医学での慢性腎臓炎の症状

慢性腎臓病の進行度によっても異なるが、例えば次のような症状が出る。

★だるさ、食欲不振、吐き気、頭痛、むくみ、息切れ、動悸、骨が脆くなるなど。

 

9.慢性腎臓病に対する甲田療法とは

「腎臓病と甲田療法」という本を紹介する。著者は甲田光雄博士、創元社刊、2002年1月発行。甲田光雄博士は大阪大学医学部卒業、八尾市に甲田医院を開業して、西式健康法を基にした、独自の甲田療法を考案して、多くの難病で苦しむ人の治療に専念する。2008年84歳で逝去。

1)253ページから成るこの本の内容は、前篇は腎臓病の理解と健康対策として

★現代医学だけでなく、民間療法にも金の卵がある。

★腎臓の解剖と生理

★腎炎、ネフローゼの概略

★腎疾患診断に必要な検査法

★腎臓病の健康対策として、

・風邪を引かない身体になること

・足の故障を直すこと

・腎臓の働きを助ける方法

・食事療法

・腎臓病に対する断食療法

・家庭で出来る一日断食

★腎臓病の予防について

なお後編は断食療法体験記・・・腎炎、ネフローゼとの闘い

★10人の方の体験治癒例が載っていてる

2)慢性腎臓病に対する甲田療法とは

★西式健康にある裸療法、温冷浴を行い皮膚を鍛え、体内の血液循環をよくすること

★足の故障を直す。腎臓の働きが低下するのは、足首の故障が最大の原因と見なす。脚絆療法と毛管運動をして、足首の歪みや炎症を治す。

★腎臓の働きを助ける方法として、脚湯法、平板に寝る、金魚運動をするなど

★食事療法として、少食にして、玄米、生野菜の摂取、生水やビタミンCを柿茶から摂るなど。但し高度の疾患は生野菜のカリュウム摂取はいけない。高脂肪、高たんぱく食もいけない。

★断食療法によって宿便を取りのぞく などである。

3)これらの療法の中で特筆すべきことは、

★足の故障を治すことである。腎臓の悪い人は100%足に故障があるという。このことは現代医学では無視されているが、甲田博士は何十人もの腎臓患者を治してきた臨床経験から自信持って断言している。足首の故障は腎臓ばかりでなく、風邪やノド、扁桃腺,鼻の疾患にもなりやすいという。

その根拠となっている外国の研究がいくつかある。まず足指の付け根が痛いのは、モルトン氏病と云う。特に親指の付け根が痛いことが多い。次に踝の周囲を押してみて痛いのは、ソーレル氏病と云う。それぞれこの痛みを研究した人の名前がついている。この痛みは左右の足を交互に指の付け根から踝へ、次に膝へ、更に股関節へとどんどん上の骨格に影響を及ぼし、最終的に首の曲がりに行き着く。

もう一つの研究はスペインのツルーエタ博士は1941年のドイツからロンドンへの空襲の時に、ロンドン市民で足に怪我した人が皆腎臓病になったのことから、更に動物実験で、足の故障と腎臓病のことを研究して、1947年にその成果を世界に発表している。

★断食によって、宿便を取ることである。これも現代医学では無視しているが、宿便の害を取り、腸内環境をよくして、善玉菌を増やし、きれいな血液を作ることが肝要という。

★食事療法の重要さである。玄米、生野菜中心の少食である。そして甘いもの、酒は避ける。

大食、甘いもの、酒の多食、多飲の人は足に故障が起きることを、多くの臨床経験の中で確認している。

★背骨の歪みを直すこと。特に胸椎の10番の歪みを正す。

 

10.まとめ

1)いま子供の腎臓疾患が増えていると聞く。運動不足、甘いものの摂り過ぎ、高脂肪、高たんぱく食、および加工食品の食品添加物などが影響しているためだろうか。確かに今の子供は姿勢が悪いのは骨が弱いためだろう。

2)足の血流が悪いと、ヘソから下の腎臓、膀胱、前立腺、子宮筋腫、痔などの疾患に罹り易いと言われている。その訳はこれらの臓器や器官の血流は足の血液循環によって左右されているからである。特に太腿の内転筋が衰えると、これら臓器や器官への血流が滞るため、機能が低下する。

3)東洋医学の経絡の腎経が足の裏から踝を経由し、脚から下腹部へ繋がっていて、足に故障があると気血が上へスムーズに流れない。

4)この本にある治癒した体験談を読むと、現代医学に見放された人が、甲田博士の指導の下に、涙ぐましい努力をして、健康体に復帰した喜びの話には感動する。

5)足の故障は万病の基という。足の親指の付け根、足くるぶし、膝、股関節に違和感がないだろうか。これまでに足首をねん挫した覚えがないだろうか。今は痛みが無くても、断食をすると、治癒反応として痛みが出てくる。医者は健康のために、散歩を勧めるが、こんな人が散歩するのは、とんでもない話である。95%の人は足に何らかの故障があるというから、それを治してからにした方が良い。

おわり


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脳梗塞、心筋梗塞の予知と治療法 By 豊岡倫郎 氏 2019-1-25

  1. 予防に勝る治療法なし

病気を発症してしまってから、あれこれ反省しても、時すでに遅し。いまガンに次いで多いのが、脳梗塞、心筋梗塞の死亡者である。この二つは共に血管の異状によって起きる。これらの発症を事前に予知できる診断法を開発した医師がいる。その人の名は真島康雄(まじまやすお)博士で、1950年生まれ、久留米大学医学部卒業、現在久留米市内で真島消化器クリニックを開業している。その動脈硬化の予知法や診断法及び治療法の新理論を日本超音波医学会誌に発表し、大きな話題となっている。そして2018年4月に「脳梗塞、心筋梗塞、高血圧は油が原因」(幻冬社発行)という本を出版した。今回はこの本の内容を参考に供する。

 

2.医学界の定説を覆す新理論の数々とは

1)動脈硬化発生のメカニズム

★定説では、動脈硬化は悪玉と呼ばれるLDLコレステロールや高血圧、加齢などが原因でおこる。血液検査などでこれらの数値の高い人は、これらを予防するための治療をする。

→新理論では、動脈硬化はLDLコレステロールとは無関係で、高血圧も加齢も動脈硬化の直接の原因ではなく、食事から摂る超微粒子の脂肪滴が血管壁に浸み込んで堆積して、プラークが出来ることによる。

なおプラークとは粥腫と呼ばれる脂肪の塊のこと。

★定説では、一度血管にへばりついたプラークは取り除くことはできない。スタチン剤の薬でコレステロールの働きをコントロールし、プラークがこれ以上増えないようにするしか、治療法はない。

→新理論では、薬を頼らず食事によってプラークを減らし、血管の詰まりをなくすことが出来る。食事療法によって活性化したマクロファージは血管壁に堆積したプラークを随時取り除いてゆき、減らしくれる。コレステロールを下げるために飲む薬はプラークの改善を妨げる恐れがある。

なおマクロファージとは白血球の1種で、生体内をアメーバ様運動する遊走性食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌などの異物を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。

★定説では、高血圧や糖尿病などの刺激によって、血管内皮細胞が傷つき、マクロファージが呼び寄せ薬となって、LDLコレステロールを取り除こうとするが、結果的に血管壁にマクロファージの死骸やコレステロール、脂肪が堆積してプラーク化してしまう。しかし最近は動脈硬化の原因は炎症であるという説が出ている。

→新理論では、血管内皮細胞が正常なままで、流体力学的な力で、食事から摂る超微粒子の脂肪の粒が血管内皮細胞間に入り込んでゆき、血管壁にプラークを形成する。

2)新理論では、動脈硬化を促進させる要因

プラークが形成には超微粒子の脂肪滴に加えて、アルコール、高血糖、血流のストレスよって、

動脈硬化は更に進んでゆく。超微粒子の脂肪滴とは動脈硬化の原因物質はここでは脂肪滴と

呼んでいるが、油脂のことで、この油と脂が動脈硬化の最大の原因としている。従って油脂

の摂取量を減らす食生活をすれば、プラークも小さくなっていくという理論である。

 

3.エコー検査による血管のプラーク量の測定と診断基準

エコー検査とは、超音波を対象物に当ててその反響を映像化する画像検査法である。真島博士が行っているエコー検査方法は、「8か所血管エコー検査」と称して、★右頸動脈の分岐点、★左頸動脈分岐点、★右総頸動脈、★左総頸動脈、★右鎖骨下動脈、★腹部大動脈の分岐部、★右大腿動脈の分岐部、★左大腿動脈の分岐部、の八か所のプラークの最大値を計測して、合計する。

その合計した総量によって、動脈硬化進行度の診断基準として設定している。

1995年にクリニックを開設して以来コツコツと来診する患者さんをエコー検査器で測定をし続けてきて、5,800人以上の45,000回分の膨大なデーターを分析した結果から得られたのがこの新理論である。

 

4.新理論の集大成としての結論

1)動脈硬化の真の原因は油と油脂の摂取過剰による。LDLコレステロールはプラークの原因ではない。また高血圧が動脈硬化の原因でもない。塩分も高血圧の原因ではないという。

2)独自の食事療法(RAP食)とEPA製剤とビフィズ菌製剤を中心とした治療で、患者が摂取することによって、プラークが縮小してゆく事を確認した。動脈内にできた石灰化も減って行くことも実際エコーで確認できた。石灰化とは血管壁に溜まったプラークにカルシュウムなどが沈着して石のように固くなった状態をいう。「石灰化したプラークは治らない」という医学界の常識を覆したのである。

3)真島博士自身が、治療前と治療後のプラークの測定をしているから、測定誤差が少ない事。

4)他の病院でスタチン剤を服用していた患者もスタチン剤を飲まないほうが、動脈硬化を治せることが解かった。スタチン剤とは一般的に肝臓に働きかけて、HMG-CoA還元酵素を抑制することによって、LDLの合成が抑えられて、LDL悪玉コレステロール値を下げる効果のある薬のことである。

しかし真島博士によると、スタチン剤はLDLの合成を抑制する過程で、コエンザイムQ10を減少させて、糖質や脂質が体内で有効に利用されくなり、体内に糖質が残り、エネルギー代謝も低下して、糖尿病になりやすくなる。余った糖質は脂肪に変わり、血管壁にプラークを溜まりやすくする。コエンザイムQ10が低下して、エネルギー代謝が低下すると、元気が出ないとか、倦怠感を覚えるなどの自覚症状が出てくる。またスタチン剤はマクロファージの活動を抑制してしまう作用もあるため、免疫力が低下し、がん細胞やプラークを貪食して除去する能力も低下してしまい、その結果更にプラークが大きくなってゆくと。従って、LDL悪玉コレステロール値がスタチン剤で低下しても、片やプラークが増大したのでは、安心できない。

 

  1. 薬より食事で治す、食事療法(RAP食)とは

血管内にプラークが溜まり、動脈硬化が進行する最大の原因は食事にあることが明らかになり、

患者に問診用の「食習慣点数表」に記入してもらい、その内容を見て、食事指導をしている。

★油はあくまでも油であり、どんな油であれ控える。肉、魚、揚げ物、炒めもの、油性ドレッシ

ング、乳製品、バター、マーガリン、レトルト食品、マヨネーズ、カレールーをも控える。

オリーブ油もエゴマ油も控える。

★甘いものを控える。甘いものは血糖値が上昇し、血管内皮細胞が委縮し、血流量が増大し、血液成分のバランスを取ると、血管内皮細胞同士の間隔が広がり、血管が拡大すると、血管壁内に脂肪滴が入り込む。そしてプラークが形成される。更に流体によるストレスが大きい大動脈のカーブ部分や分岐部ではプラークの石灰化が進行する。

★アルコールを控える。お酒のアルコールが入ると、血管内皮細胞が変性、委縮、炎症、出血、石灰化を起こす。そして血管内皮細胞同士の間隔が広がり、血管壁内に脂質が堆積してゆく。

★禁煙。喫煙はマクロファージの能力を低下させる。ガンの発生の関与からも止めるべき。

★野菜を多く摂る。その訳は、マクロファージの能力アップ。野菜の酵素が油を分解する。植物性のファイトケミカルという化学物質が免疫力を高め、活性酸素から血管内皮細胞を保護する。

摂取した油成分を食物繊維にからめて、便として排出してくれる。腸内細菌が活性化し、油を分解してくれる。

★お薦めの摂取食品はところてん、豆乳ヨーグルト、味噌汁、市販の野菜ジュース、甘酒、粉末のビール酵母、たまご、海藻・海苔、脂質量の少ない魚や肉、煮た野菜か生野菜、果物、雑穀米など、納豆は少しだけ、大豆製品を過食するのは控える。大根おろし、あさり、しじみ、発酵漬物、こんにゃく、トマトケチャップ。

★小魚、しらす、ちりめんじゃこはよいが、青魚や白身魚でも油っこいのは控える。

★毎日生野菜のスムージーを飲む。

★ビタミン豊富な果物を摂る。生野菜と果物に含まれるビタミンCはマクロファージの貪食能を高め、コラーゲンがよりスムーズに作られるように働き、血管内皮細胞が滑らかに連なり、隙間が狭くなるため、超微粒子の脂肪滴が血管内膜に入り込み堆積するのを防いでくれる。

外国の文献に「ビタミンCを500mg毎食後に投与したところ、プラークの改善を10人中6人に認めた」とあることを紹介している。

 

6.真島博士の新理論の問題点

★8か所血管エコー検査はまだ全国的に普及していないため、どこででも簡単に診断を受けられない。厚労省や医師会でもこれを認知したり、採用する兆しがないようだ。

★エコー検査機器の取扱いも8か所も計測するのに、技術的にも習熟を要し、計測時間もかかる。

★RAP食を患者に提案しても、毎日の食事において、実行するのは患者本人の納得や強硬な意思がないと、継続は難しい。ましてや全国の内科医がRAP食を理解し、指導できる技量を身に着けるのも困難が多い。

 

7.まとめ

1)体の細胞も血液も骨も毎日の食べ物によって、作られてゆく。インプットの質が悪ければアウトプットの質も悪いのは当然である。やれグルメだ、スイーツだと暴飲暴食に何の疑いも抱かず、牛飲馬食して家族みんなで浮かれていては、先が思いやられる。

2)何千人もの人を診察して、動脈硬化を新理論により治癒に導いたり、改善させた事実は誰も否定することはできない。事実は嘘をつかない。

3)現代医学の医師たちはマニュアルに従って、LDLコレステロールが高い患者たちに、スタチン剤などを出しているようだ。

4)この新理論が早く全国の医師たちの間に普及すれば、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞で死亡する人も大幅に減少することだろう。その前に各自が食の重要性を理解し、実行することである。

5))人間本当のことを知らずに、ずるずると病に負けて倒れることほど悲しい事はない。

6).動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞が心配な人は、この真島博士の新理論の著書を精読してほしい。今回は概略を紹介したに過ぎない。

7)動脈硬化になると、全身の血流が悪くなる。新陳代謝も悪くなるから、あらゆる病気の温床となる。血流が悪くて、酸素が不足している部位にガンが出来ることを知ってほしい。


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健康へのトビラ Vol.17 発行

健康へのトビラ Vol.17(2019年1月15日発行)のお知らせ。

◆ 第9回健康観音フロントコンサートのご案内

・日 時:2019年2月11日(月・祝日) 9時30分より

・会 場:坂出健康会館(坂出市江尻町1220番地)

・内 容:オカリナ演奏とサヌカイト演奏&コーラス

◆ 第9回研修旅行 to 安曇野

・日 時:2019年3月15日(金)~17日(日)

・行 先:長野県 白骨温泉,安曇野,善行寺,信州中野

・募 集:約 10名

・申込締め切り:2019年2月28日(木)


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第9回 健康観音 フロントコンサートのご案内

◆ 日  時:2019年2月11日(月)祝日 9:00~11:00

◆ 場 所:坂出健康会館 坂出市江尻町1220

◆ 9:00~9:30 健康観音 法要 御導師:細谷 宥純 様

◆ 9:45~ サヌカイト演奏 演奏:岸本 裕子 ・伴奏:坂口 洋子

◆ 11:00~ コーラス

◆ 入場 無料


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カイロプラクティック体験

12月20日、『一日カイロプラクティック教室』を健康会館で開催。

坂出市やさぬき市で教室を開いている先生方4人にお越し頂いた。

Photo

1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって創始された手技療法。

名前の由来は、ギリシャ語で「カイロ」は「」、「プラクティック」は「技術」を意味する造語。

脊椎矯正術の一つで、病気は神経系の機能障害によって起こるという考えに基づき,

身体,特に脊柱を調整することにより,神経系の機能回復をはかろうとする療法。

医学の専門分野ではなく,治療にはカイロプラクターがあたると云う。

アメリカにはその資格を得るための大学もある。

世界保健機関 (WHO) では補完代替医療]として位置づけられているが、日本では未公認。

従い、健康保険は効かない。

パンフにある教室のキャッチフレーズは、

【健康と美容を手に入れる知識・技術を学びませんか?】 

体のあらゆる痛みや症状の原因の80%は、骨盤のズレからだと言われている。

体全体の歪みを家庭で手軽に調整できる技術を習得し、日常生活の中から運動・睡眠・栄養について総合的に健康の回復・増進・維持・予防をさせるための知識や運動が学べる。

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睡眠も寝姿が大事で、仰向けに真っすぐな姿勢が良いとか。

私も体験させてもらったが、施術前と後では、明白に違う事が自分でも分かった。

詳しくは、

坂出市文京町2丁目3-3 エスポワールイバラ 101号

カイロプラクティック ひづる 090-9771-9367 川井 ひづる 先生まで。


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認知症になる人ならぬ人 By 豊岡倫郎 氏 2018-12-23 

1、認知症が増えている

今日本に65才以上の人が3500万人いる。そして65才以上の高齢者で認知症の人が460万人、軽度認知症(MCI)が400万人いるという。いかに認知症の人が多いかが解かる。平均寿命が延びるのは結構な話ではあるが。認知症になる人とならない人の違いは何だろうか。

2、認知症の種類

認知症の主なものは、4種類あり、アルツハイマー型が60%を占め、脳血管性が15%、レビー小体型が15%、ピック病が5%占めている。しかし別の報告ではアルツハイマー型が更に増えて68%を占めているという。

3、認知症の症状

どんな原因から発症した認知症でも、中核症状といって、四つの症状が知的機能の低下によって現れる。

★覚える能力が衰える記銘力障害

★覚えたことを忘れる記憶力障害

★簡単な計算ができない計算力障害

★人や場所の見当がつかない見当識障害

上記に付随して起こる症状としては、人によって異なるが、次のようなことがある。

★自覚性の低下で依存心。
★うつ状態。
★意欲の減退。
★不安感や焦燥感など情緒障害。
★暴言や暴力など人格の変化。
★話さない。
★妄想。
★幻覚。
★徘徊。
★食行動異常。
★睡眠障害。

4、三大認知症の原因

最近は検査機器や検査方法が進歩して、どのタイプの認知症か、以前よりもその原因も明らかになりつつある。

★アルツハイマー型認知症が一番多いので、簡単にその発症のメカニズムを説明
すると、50歳前後から脳にβ-アミロイドというタンパク質の蓄積が始まり、
60~65歳ころから神経原線維の変化や神経細胞の脱落が始まり、老人斑という
シミが出来る。
その後「リン酸化タウ」と呼ばれる物質が蓄積し、脳神経の原線維変化と呼ばれる
繊維状の塊が出来て、これが蓄積すると、毒性を発して、凝集することによって、
やがて神経線維が死滅してゆく。
次に70歳ころから、脳の海馬周辺に病変が発生して、軽度認知症(MCI)と診断される
状態になる。
さらに80歳前後から大脳新皮質にも進行して、アルツハイマー病と診断される。

これらを発症する年齢や進行度合いや症状の程度は当然人によって異なるが、
自覚症状がなくてもその始まりから認知症と診断されるまでの期間が20年から
30年と非常に長いことである。

★脳血管性認知症は動脈硬化が進み、脳卒中などで、脳の神経細胞が破壊されること
によって、発症する。

★レビー小体型認知症は大脳皮質などの神経細胞にレビー小体という特殊な物質が
溜まり、細胞が死滅する病気である。

5、三大認知症の症状

1) アルツハイマー型認知症

★初期的症状

・少し前のことを忘れがちになる。

・話の内容につじつまが合わないことが多くなる。

・些細なことに腹を立てるようになる。

・意欲がなくなって、うつ状態になる。

・「お金が盗まれた」など、ありもしない妄想をする。

★特徴的なことは、

同じ話を何度も繰り返す。化粧、料理、買い物をしなくなる。日付、曜日、住所がわからなくなる。食事をしたことをすぐに忘れる。外を徘徊する。

2)脳血管性認知症

★初期的症状

・物忘れが多くなる。

・頭痛や手足のマヒ、しびれを訴えることもある。

・感情の起伏が大きくなる。

★特徴的なことは、

・高血圧、糖尿病、心疾患といった脳の血管に影響を及ぼすような持病がある。
脳卒中を起こした後に発症することが多い。泣きじょうごになったり、
怒りぽくなったりする。夜になると感情の起伏が激しくなり、別人のような行動
を取ることがある。

3) レビー小体型認知症

★初期的症状

・物忘れがひどくなる。

・「壁に虫がはっている」など、実際には存在しないものが見えるようになる。

・表情が乏しくなる。

・風邪薬を飲んだだけで寝込むなど、薬に敏感になる。

★特徴的なことは、

・表情が乏しく、無口になり、前かがみで、腕を振らずに歩くようになる。
薬に敏感になり薬を飲んだ時に、激しい吐き気を催したら、レビー小体型認知症
の疑いが濃い。

6、その他の認知症の種類

★ピック病(前頭側頭型認知症)、アルツハイマー型と脳血管性の混合型、慢性硬膜下
血腫、正常圧水頭症などがある。

7、アルツハイマー型認知症の治療法

★薬物治療法としては、

・神経伝達物質であるアセチルコリンの量が低下するのが発症原因とする説に
基づき、アルツハイマー病の進行を遅らせる薬として、製品化されたのが
「アリセプト」(ドネペジル塩酸塩)である。しかしその効果は進行を遅らせるに
留まる程度で完治は難しいようだ。

・その後治療薬開発の焦点は、如何にしてβ-アミロイドの蓄積を抑制させるか、
あるいはリン酸化タウの凝集を抑えることが出来るかなど、いろいろな観点から、
研究が進められているが、アルツハイマー病を根治させる薬の開発までには至って
いないようだ。

8、認知症の非薬物療法

薬に頼らない非薬物療法も重要な治療法として、認められている。例えば、

・音楽療法では、楽器をたたいたり、歌を歌ったり、好きな歌を聴くなどして、
脳を反応させる。

・回想法では、過去の思いでを蘇らせたり、会話によってたのしさを引出し、
情緒の安定をはかる。

・運動療法では、理学療法士の指導の下に、自立心を養い、体力を付けて、脳を
始めとして、血流を促して、精神的安定を図る。

・美術療法では、絵を描く、造形物を作るなど創作活動によって、五感を刺激して、
認知機能の改善を図る。

・アニマルセラピーでは、生きている動物と接することによって、動物に対する愛着
や優しさを持つことで、情緒を安定させる等いろいろ行われている。

以上、非薬物療法もいろいろある。

9、認知症を防ぐには

どんな病気にも言えることだが、「予防に勝る治療法はなし」という文句を切実に感ずるのがこの認知症の場合である。というのはそもそも何故脳にβ―アミロイドやリン酸化タウが蓄積するのか、明らかにされていないから、予防法の方策が見つからない。

ここでは認知症の予防に効果があると言われていることを列挙すると、

★ボケない生活習慣とは

・バランスの良い食事をする。魚や野菜をよく食べる。少食にする。

・便秘しない。腸内環境を良くし、免疫力を高める。

・体をよく動かす。散歩や運動をする。

・夢中になる趣味がある。知的活動で、脳の血流をよくする。例えば楽器の演奏、
囲碁や将棋、日記をつけるなどする。

・友人がいて、外出したりして、人とおしゃべりする。

・生きがいや夢持ち、前向きな気持ちで生活する。

・ストレスを溜めない。いつまでも悩みを抱えない。

・人を頼りにせず、自分で出来ることは自分でする。

★体に悪い生活習慣とは

・大食する。高脂肪高蛋白の食事。喫煙。飲酒。甘いものを沢山食べる。

・食品添加物の入った加工食品を摂っている。

・便秘や宿便があると、腸内の炎症を起こして、リーキーガットと言って、
ただれた腸粘膜から未消化の異物や毒素が血中に入り、体内のいたるところに
炎症を起こす。

・歯周病があると、口内細菌が全身を巡り、脳細胞にも炎症を起こす。

・趣味などなく、テレビを見て、家に閉じこもっている。

・睡眠不足であると、脳細胞のタンパク質の代謝が不全になる。

・体を動かすことが少ない。運動しない。

・いろんな人達と交流しない。家族から離れて孤独感を持っている。

・いろんなことに興味を示さない。進取の精神に欠けるから、廃用性の法則が働き、
脳細胞が怠けだす。

・生きがいや生涯の目標を持たない。

・いつも何かストレスや悩み事を抱いている。

・姿勢が悪く、体が歪んでいる。

・認知症を促進させるような持病がある、例えば、高血圧、肥満、甲状腺低下症、
動脈硬化、糖尿病など。特に糖尿病の人はそうでない人に比べて4.6倍認知症
になりやすい。

・他の病気の薬を服薬している。

★その他最近話題になっている治療法や予防法を列挙すると、

・水分を充分取る。

・イチョウの葉のエキスを摂る。ドイツでは有名で脳血管性の認知症に効果あり。

・玄米に含まれているフェルラ酸が老人斑の形成を抑える。

・活性酸素やAGE(終末糖化産物)を発生させるような生活習慣を改める。

・ウコンに含まれているクルクミンに抗アミロイド生成作用がある。

・少食や断食による効果はすごい。

即ち、便秘や宿便を解消し、腸内環境を整えることによって、腸の粘膜のただれが修復されると、消化不良の異物や毒素も血中に取り込まれることもなくなり、体内での炎症も収まる。また血中に入った毒素によって脳神経の働きが鈍り、脳の血管を膨張させていたのが解消されて、脳の働きが活性化する。

更に効果的なのは少食や断食によって、体内の全細胞に飢餓感を与えて、細胞の宿便ともいわれるカスや老廃物が清掃される。即ち脳細胞や神経組織に蓄積されていた毒素も自己融解してゆく。

従って便秘や宿便が無くなった後の腸内では少食でも以前より効率よく食べ物が吸収されて、綺麗なサラサラな血液が体内に循環することになる。

・認知症予防に良い食べ物は、玄米少食にし、活性酸素を抑えるビタミンB、E、C
の多い食品、DHAの含まれる青皮の魚、大豆製品、ゴマ、海藻、生野菜ジュース
など。

10、まとめ

1)認知症になりたくない人は、たばこ、酒、甘いもの、大食、高脂肪高たんぱく食、
運動不足、知的活動不足はタブーである。この病気の恐ろしさは30年前後経過
してから発症するから如何に日頃の生活態度が重要かを認識しないといけない。

2)今回あげたような症状が出たら、すぐに専門医に診てもらい、初期の段階で対策を
講じれば、進行を止めたり、治療することもある程度可能な時代になってきて
いる。

3)厚労省の調査では、2025年には700万人の認知症患者が発生すると予想して
いる。こんなに増えては、本人はもとより、それを介護する人も大変である。

4)一番の問題点は厚労省も個人一人一人もこの認知症のことについて、何ひとつ
具体的な予防のための歯止めの行動を起こしていないことである。

おわり


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だんだんよくなるムラタの体操

明日の健康を考える会
〒244-0823
横浜市戸塚区舞岡町429
電話:045-828-4001
FAX: 045-828-4002
毎月1日発行・定価 1部 60円

が発行している『医食同源』の連載に、金沢に在住の村田 敏明 氏が
”だんだんよくなるムラタの体操”というコラムを書かれている。

今回はその一部をご紹介したい。

村田先生のお問い合わせ先
〒920-0816 金沢市山の上町 23の14 自然健康会 (百まで歩こう会)


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健康への道しるべ 第136号

健康への道しるべ 第136号

心と体の健康生活:平成30年11月30日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円

今回の道しるべには、NPO法人健康を考えるつどいの講演会 翌日に行った小豆島が記事に上がっている。


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消化不良は万病の元 By 豊岡 倫郎 氏 2018.10.15

1.飽食を見直す時

飽食が当たり前になってしまい、少しも違和感を覚えない人たちが増えている。毎日殿様のような食事を摂っていると揶揄されているが、こんな食習慣が改まらない限り、病院に溢れている患者は減らないだろう。体はどんどん入ってくる食べ物の処理に、酷使されて、悲鳴を上げ、疲弊してしまい、体のいたるところに病巣が生じる。

2.卑弥呼は何を食べていたか

卑弥呼が邪馬台国の王位に就いたのは西暦188年頃と言われている。当時の中国は後漢から三国志の時代になっていて、魏の国へ使者を派遣して、魏からも日本に使節団が来て、20年も滞在していたとあり、中国や韓国の食文化に関する知識も得ていたようだ。

稲が普遍的に栽培されたのは、紀元前400年頃の弥生時代で、既に卑弥呼の時代の人々の食生活はといえば、主穀は米とアワで、それを補うようにクリ、シイ、トチ、サトイモを食べて、副食は大根、カブラなど菜っ葉類、ウリ類、シカやイノシシ、ウサギの肉、魚介類はタイ、スズキ、アジ、イワシ、アワビ、ベラ、メバル、サメ、フナ、コイ、アワビ、サザエ、ハマグリ、エビ、タコ、ウニなど、海藻ではワカメ、アラメなと、果物では桃、柿、梅、くるみ、外に山芋、キノコ、その他の山菜類などを煮たり、焼いたり、干したり、塩漬けにしたり、生で食べたりしていた。食事回数は一日に2回だった。

結論として、古代の食物と現代の食物との大きな違いはみられない。むしろ現代よりもさまざまな食物を生きるために食していた。栄養的にも現代よりもバランスが良かった。当時の古墳からの出た骨を調査した結果では、65歳位の人達が30%以上いたというから、決して短命ではなかった。衛生状態も悪く、厳しい自然環境の中で生き抜くのに、逞しい体力を維持していた。

3.日本人には日本人の体質がある

アメリカには人種差医療が行われている。即ち人種のるつぼと言われているアメリカでは、その人種の体質に応じた適切な医療制度があるという。日本は島国であり、固有の言語、生活習慣、食べ物が独自に何千年も続いてきた。皮膚、目、髪の毛の色も、体格などの外見ばかりでなく、筋肉の赤筋、白筋の着き方も、体温も、アルコールや乳製品の分解酵素の種類も、インスリンの量も、腸内細菌、胃の形も欧米人とは異なっている。日本人には日本人の体質や環境に応じた食生活がいま求められている。さもないと生活習慣病は減らない気がする。

4.食べ物の消化の流れ

日頃あまり気にすることもない、食べたものがどのように消化、処理されていくかを簡単に説明すると、食物を口に入れると、唾液によって分泌される唾液アミラーゼという酵素によって、炭水化物の消化が始まる。ゆっくり、よく噛むことによって、多く分泌される。
次に適度に砕かれて、食道を通過して胃に入ると、胃酸とペプシンという酵素が分泌されて、タンパク質を消化し、混合されて、ドロドロ状態で小腸へ向かう。

小腸では膵臓から分泌されるタンパク質分解酵素のトリプシンやキモトリプシン、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼなどにより、食べ物の栄養素は分子レベルにまで分解,変換されて小腸の腸壁の吸収細胞から体内に入って行く。

その後大腸へ移動し、水分と電解質の吸収が行われた後、体外へ排泄される。電解質とは水に溶けると電気を通す物質のことで、イオンともいう。

要するにどんな栄養価の高い食べ物を食べても、糖質は単糖類に、タンパク質はジペプチト゛やアミノ酸に、脂肪分はグリセリンと脂肪酸に分解されなければ、体内に吸収されないし、栄養にもならない。これら一連の消化作業がスムーズに行われているか、どうかで、健康が左右されるのである。

5.消化液の一日当たりの分泌量

唾液→1.5L

胃液→2L

胆汁→0.5L

膵液→1.5L

腸液→1.5L

なお胆汁は肝臓で作られて胆嚢で濃縮され、十二指腸へ分泌されて、脂肪酸を乳化させて、小腸での消化と吸収を手助けや、腸の蠕動運動を促す働きをする。

腸液は腸腺・腸粘膜上皮より分泌される消化液で、ペプチダーゼ・インベルターゼ・マルターゼ・ラクターゼなど各種の酵素を含み、食物を完全に消化する働きをする。

このように大量の各種消化液が体内に入った食べ物を消化、吸収させるために分泌されているが、これらはただの液体ではない。それぞれこの消化液を作るための腺や器官が質や量をセンサーで探知し、調節しながら、産生しているのである。正に超精密な化学工場である。このことを考えると、ムヤミヤタラニ暴飲暴食して体を苛めてはならぬ。感謝し、体をいたわらねばならない。「腹も身の内」で、これが大事な体の健康倫理感なのである。

6.食べ物の消化時間

食べた物の種類によって、胃での滞留時間が異なっている。

・果物「約20〜30分」
・野菜「1〜2時間」
・炭水化物(白米、パン、麺類など)「約2〜4時間」
・タンパク質や脂肪(肉、魚、卵、豆類など)「約4〜6時間」
但し大量に摂取すれば、滞留時間はこれよりも長くなる。従って食事間隔は最低でも5時間以上空ける。間食はしない。夜食はしないのが理想的である。

7.消化に要するエネルギー量

一日3食を消化するのに要するエネルギーはフルマラソンで消費するエネルギーに匹敵するという。約1600キロカロリーだそうだ。よく朝からしっかりご飯を食べて、昼も夜も栄養を付けて、病気にならないようにと、努力している人が多いが、果たしてそれでよいのだろうか。逆に体は過剰な食事量を処理するために、後ろ向きの仕事をさせられていて、とても明日への体力維持や向上のために、エネルギーに余力が残っているのだろうかが、懸念される。

8.人体の生理リズムの話

自然の法則に基づいて体の生理リズムが出来上がっている。一日24時間を三つに分けて、体は働きが分かれている。

1)朝4時から正午までは「排泄」の時間

2)正午から午後8時まで「栄養補給と消化」の時間

3)午後8時から午前4時まで「吸収と代謝」の時間

だから朝はなるべく食べない方が良いが、長年の習慣で実行が難しけれは、徐々に食事量を減らしてゆくとよい。朝は水と野菜ジュース位に留めるのも一法である。よく朝ご飯をしっかり食べないと、脳に糖分が行かず思考力が低下するとか、体に力が入らないとかいう人がいるが、そんなことは無い。今まで朝ご飯を食べていた人が急に食べるのを止めると、体はその習性が抜けきらない為に脱力感、めまいなど反動が出るが、一か月もすれば体は対応して、逆に頭脳もすっきりするし、元気になる。今まで何万人もの人が体験、実感している話である。そして上述した1日の体の摂理が順調に働くようになる。

9.タンパク質の過剰摂取の害は怖い

日本人の一日のタンパク質摂取基準は成人男子で50g、成人女性で40gとなっているが、あなたは摂取オーバーか、それとも不足していると思いますか。タンパク質は体の中で一番多く存在し、多くの重要な働きをしていているから、不足してはいけない。しかし現代人は一般に過剰摂取しているから、過剰摂取の害をぜひ知っておかねばならない。その害とは、

1)腸内環境の悪化。大量のタンパク質は消化不良を起こしやすい。腸内で異常発酵したり、悪玉菌が増えてしまう。臭いおならが出たら要注意である。窒素残留物即ち、スカトール、インドール、アミン、フェノール、硫化水素、アンモニアから、ニトロソアミンという強烈な発ガン物資を作り、病根の元となる。

2)蛋白質の消化分解の過程で、窒素やアンモニアが副産物として発生する。それを更に分解するために肝臓や腎臓が二度働きを強いられるため、エネルギーを多く消費するし、臓器は疲弊する。

3)タンパク質の消化分解時に体液が酸性化する為に、体は弱アルカリ性に戻そうとして、体内のカルシュウムを動員する結果、カルシュウム不足になる。

4)タンパク質と砂糖が体内で合体して、終末糖化産物(AGE)となり、あらゆる生活習慣病の引き金となる。シミ、シワ、老化現象もこれが影響している。

5)蓚酸や尿酸が発生し、カルシュウムと結合して、尿路結石になる。

10.脂肪分の摂取過剰の害

一般的な肉類の成分は脂肪分とタンパク質がそれぞれ半分づつ含まれている。
現代人は肉や油で処理した揚げ物が必ず食卓に上り、子供たちは喜んで食べて
いるから、母親も嬉しそうにしているが、こんな家族はとてもいつまでも元気
に過ごせるとは思えない。何故なら、
1)牛や豚の脂肪分は血液をベタベタにしてしまい、酸欠になり、コレステロールや
中性脂肪を増やし、動脈硬化になる。

2)脂肪分、正式には脂肪酸と呼ぶが、摂り過ぎれば活性酸素によって、過酸化脂質に
変わる。過酸化脂質はあらゆる細胞壁を破壊して、細胞内に入り込んで、病変の
元となる。

3)脂肪分を乳化させるために胆汁が分泌されるが、腸内の悪玉菌が蔓延っていると、
過剰な脂肪分は二次胆汁酸に変化して、ニトロソアミンと一緒になって、大腸がん
の原因になる。

4)脂肪分は消化に時間がかかるため、大量の摂取は消化不良を起こす。

5)脂肪分は炭水化物や蛋白質の二倍の熱量があるため、過剰摂取すると太りやすい。

11. 消化不良の症状

★胃壁に炎症を起こす。胃痛。食欲不振、胸やけ、ゲップ、口臭など出る。

★腸炎。下痢や便秘。腹痛。ガスが溜まったり、放屁。膨満感。発熱。

★体がだるい。疲れる。

★風邪を引きやすい。

★リーキ・ガット症候群。腸壁の炎症があると、普通は吸収されない大きな
消化物の分子が体内に吸収されて、体は異物と見なし、アレルギー症状を
発症。その害は深刻で、多くの難病まで、これが原因だと言われ出した。

12.消化不良の原因

★暴飲暴食

★ストレス

★運動不足。姿勢が悪く、骨格の歪み。

★刺激の強い、辛い、塩辛い、冷たいもの摂取

★消化の悪い繊維質の多いもの、固いものの摂取

★睡眠不足

★早食い、よく咀嚼しない。

★動物性食品、肉や脂っこいものの摂取過剰、食品添加物の多いインスタント加工食品
摂取。

★胃下垂や胃拡張である。便秘や宿便停滞。

★甘いお菓子や飲料水の摂り過ぎ。

13.消化不良の解決策

★少食にする。出来れば三分づき玄米を30回以上咀嚼して食べる。

★タンパク質や脂肪分は小魚、ごま、豆腐、豆類から摂取。肉は鶏肉を少々。

★水分はチビリチビリときれいな水を飲む。一日に1から1.5リットル。

★酵素の多い生野菜ジュース、野菜の糠漬け、味噌汁、果物、海藻、野菜
サラダなど。大根や山芋のおろし。ビタミンCのある柿茶を飲む。

★食事間隔できれば6時間空ける。

★一日1回は健康体操をする。姿勢を正し、適当に体全体を鍛え、体力維持に
努める。

★絶対やってはいけない事・・・酒。タバコ、甘いもの、大食。

14.まとめ

1)「食を制する者は命を制する」のである。暴飲暴食を止められない人は
束の間の口福にのみに酔っていてはいけないのである。

2)日頃大食していても、消化器官が文句も言わず、働いてくれることを、
当たり前だと気にもかけない、その傲慢な無神経さに早く気付いて、改めてほしい。

3)消化作業は酵素の働きが主力となっている。生命力のある、生きた酵素を摂ろう。
消化不良解決策は少食にし、腸内環境を整えて、酵素のあるものを吟味して摂取
する。酵素は温度50°Cで破壊されるので、火食ばかりでは体は活性化しない。
命あるものを食する。

4)日本人には肉食や乳製品は歴史的にも、体質的にも不適当なのに、なぜ皆欧米食に
走るのか、理解に苦しむ。肉を食べ、甘いお菓子を食べれば、腸内環境は腐敗物の
巣と化し、腸から効果的に栄養素を吸収できず、消化不良の元となる。

おわり

2018-10-15 豊岡倫郎


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何故これが体に悪いのだろうか By 豊岡 倫郎 氏 2018.09.13

■ 体に良い事、悪い事

体に良い事、悪い事の判断を誤らないようにしたいものだ。前回長生きできない生活態度を箇条書きしたが、何故それが体に悪いのか、ここにその理由を説明します。これからの生活態度の見直しに活かしてほしい。

■ 何故これが体に悪い生活態度なのだろうか

(1)大食

病気になる原因の9割は食べ物にあると言っている医者も居る位に、健康を左右する重要な要件である。ところが今は食事も多様化して、和食離れが進んで、しかも食欲を刺激され、ついつい大食してしまう社会環境が出来上がっている。しかし医学界の流れは少食が健康維持に有効であるというのが一般的になってきた。例えばアカゲザルや二十日ネズミの実験でも少量のエサを与えた方が多めにエサを与えたのに比べて、大幅に長生きすることが報告されている。理論的には体内の長寿遺伝子の
活性化、細胞分裂を制御しているテロメアの短縮化、酸化ストレスの増大で免疫力低下、体内酵素の枯渇などである。学会では肥満指数のBMIが25以上を肥満と定義しているが、いま肥満の人が2300万人居て、その内有病者が1100万人居て、更に増え続けている。

体内の脂肪分、 即ち脂肪細胞からアディポネクチンというホルモンが分泌されているが、このホルモンは脂肪分の少ない体の人や逆に内臓脂肪が多い太っている人からは分泌される量は少ない。このホルモンの働きは、動脈硬化の予防や改善、糖の取り込み促進、脂肪の燃焼、血管の拡張、腫瘍の増殖抑制、抗がん作用、老化防止、ヒアルロン酸分泌促進などである。100歳以上の人と若い人との血液中のアディポネクチンの量を比較したら、100歳以上の人の方が二倍近く量が多かったという。逆に言うと太った人などはこの値が低いから長生きできないということ。そういえば百寿者で肥満の人など見たことない。食べたものが胃から小腸へ送られ、胃が空になると、モチリンというホルモンが十二指腸から分泌されて、胃や小腸の蠕動運動が起きて、胃の掃除と小腸の活動が盛んになる。だから食間の間食や夜食は特に小腸の活動を鈍らせてしまい、悪玉菌までが小腸に蔓延るというから怖い。

(2)酒

アルコール分が体内に入ると、肝臓で分解されて、アセドアルデヒドという物質に変わるが、それが更に分解されるときに、大量の活性酸素を放出する。
大量の飲酒が長年続くと、肝機能が低下し、小腸でのビタミンDの吸収率が悪くなり、骨の脆弱化が起きて、骨格が変形し、腰痛などの原因となる。
また毛細血管が硬化して、体内の血流低下、脳の血管の収縮など飲酒が体に及ぼす影響は広範囲である。
親戚、友人、町内の人など身近に観察してきた人々が酒で人生を早々に終えた例をどれだけ多く見てきたことか。ところが医者たちは自分が酒を飲むから、患者たちの飲酒にたいして、寛容な態度をとっている。
なおタバコの害はここに書くまでもない。

(3)骨格の歪み

イギリスの諺に「首の曲がった人は早逝する」というのがある。元気な長寿者はみな背骨がしゃんとして姿勢が良い。
首の頸椎から胸椎、腰椎と計32個の椎骨が連なっているが、それぞれの椎間孔から体の臓器や組織に脊髄神経と自律神経が分布されていて、体は機能している。ところがこれらの椎骨の構成が前後左右にズレていたり、捻じれたりしていると、そこから出ている神経が圧迫されて、臓器や組織に神経伝達が正常に伝わらないため、組織の機能低下が起きる。もう一つは骨格が歪んでいると、それを取り囲んでいる筋肉や靭帯も歪められて、正しい姿勢を保てなくなる。
では何故骨格が歪んでいる人がいるのだろうか。子供のころからの悪い姿勢のクセ、運動不足で骨格を支えられず、楽な姿勢を採ったり、横座り、足を組む、猫背、捻挫や怪我が治りきらず固まってしまったなどが考えられる。いづれにしても足首、膝、股関節、仙骨と足元の下の方からの歪みがだんだん上の方へと波及してきて、背骨の歪み、首の曲がりとなる。自分では正しい姿勢をしている積りでも、95%の人はどこか歪んでいる。
これを機会に他人の姿勢や歩き姿を注意深く観察し、その人がどんな病で苦しんでいるか、チェックするとよい。内科の医者が担当する病気でも骨格の歪みが原因でおきているケースが多々ある。これが現代医学の盲点のひとつである。

(4)ストレス

ますます複雑になってきた現代社会では、子供から大人まで、ストレスを避けて生きては行けない雰囲気がある。医学の発達と共にストレスが体に及ぼす影響も解明されてきた。
ストレスといっても、一言では片付けられないが、一般的に言って内分泌系、自律神経系が反応して、消化器、循環器、免疫、ホルモン、神経系すべてに影響を及ぼすから、疾病は多彩を極める。例えば膠原病、糖尿病、腰痛もストレスが起因しているケースがあるくらいである。
ストレスから逃れようとして、酒、タバコ、甘いもの、大食に走る行為は決して根本解決にはならない
意外と知らないことはストレスを受けると、交感神経が昂進し、白血球の中の顆粒球が増えて、リンパ球が減るが、この時活性酸素が発生して、免疫力を低下させるし、血管が収縮して、血流障害が起きていろいろな疾病を招く。

(5)運動不足

人間も動物である。体には何一つ無駄な骨や筋肉はない。体を動かさなければ、どんどん筋肉や骨は退行してゆく。もちろん新陳代謝は下がり、血液循環も低下する。
百寿者の話を聞くと、みんな毎日体を動かすことをしている。三度の食事もおいしく食べている。筋肉が骨を支え、内臓を支えているのである。
健康を維持するためには、有酸素運動をして、筋力を維持して、低酸素と低体温になるのを防ぐことが肝要である。どうせ体を動かすのならば、効果的な健康体操を行いたいものだ。それには私の過去の経験から自彊術が最適だと思う。家の中で自分の体力に応じて、無理なく、15分間で終わる。

(6)便秘と宿便

最近は腸内環境の良し悪しが健康を左右すると言われている。いま多くの若い女性や高齢者が便秘で悩んでいる。統計によればいま日本に便秘症の人が3300万人いるという。
この件に関して一番の問題点は便秘や宿便によって、腸内環境が悪化して、腸内で発生したインドール、スカトール、フェノール、アミンなどの毒素が腸から吸収されて、血液と一緒に体内を巡り、脳を始めとして全身の臓器や組織に悪い影響を及ぼす事である。しかし現代医学ではこのことは無視されている。
最近衝撃的な話題になっていることは、「腸もれ」である。腸もれとは、便秘や宿便、過食による消化不良などで腸壁が薄くなり、糜爛や炎症があると、細胞間の連結が緩み、穴が開いて、そこから細菌、未消化物、毒素、腐敗ガスなどが血液の中へ入り込み、体をめくり、どんな病気が発生してもおかしくないという。これも現代医学の盲点のひとつである。

(7)砂糖類

砂糖の摂り過ぎが体に悪いことを知らない人が多い。甘いものは疲れを取ってくれると思っている人も多い。
何故体に悪いか列挙すると、酸性食品なので、体内でそれを中和するために、骨のカルシュウム分が動員されて、骨が脆弱化する。体内に入った糖分をエネルギーに変える過程でビタミンB1が消耗されて、疲れやすくなる。毛細血管が消滅して、血流が悪くなる。腸内の悪玉菌のエサとなって、消化不良や炎症が起きる。糖分は細胞や組織に水分を呼び込み、弛緩させて、関節や器官の締りがなくなる。血液の赤血球の周りを過酸化リン脂質で被膜して、細胞への酸素と栄養分の補給が滞る。糖分は体内吸収が早いため、血糖値の乱高下が起きて、低血糖値が起きて、集中力低下や短気となる。常に血糖値が高いと、糖尿病を招く。中性脂肪やコレステロールを増やす。
体内で糖分はタンパク質と結びついて、AGEと呼ばれる終末糖化産物が生まれる。

(8)高脂肪、高タンパク質

今もって高脂肪、高タンパク質、高カロリー食が健康維持に必要だとか、病気を治すには栄養を摂らなければならないといった考えを抱いている人が多いが、これは大きな間違いである。この欧米崇拝主義が改まらない限りは、病人は減らない。
ガンも高血圧症も糖尿病も高脂血症も動脈硬化も食べ過ぎの結果、起きているのに、食生活に改善の兆しがない。タンパク質の多い肉と甘いものの摂り過ぎがAGEという終末糖化産物を作り出し、体内のシミやシワを、あらゆる生活習慣病に、老化に影響を与える。

(9)活性酸素

活性酸素が体内で増える要因を列挙すると、大食、飲酒、喫煙、ストレス、疲労、過激な運動、太陽を長時間浴びる、放射線、電磁波、慢性炎症、睡眠不足、便秘、食品添加物や薬の服用、終末糖化産物の形成時などであるが、体内に備わっている活性酸素除去酵素ではとても間に合わないのが現状である。
その結果体内に溢れた活性酸素は脂肪分を過酸化脂質に変質させる。脂肪分の多い肉や油で処理した揚げ物などは、この過酸化脂質を増やすし、肥満の人は体内脂肪、コレステロール、中性脂肪も過酸化脂質に変わる。この過酸化脂質は体内の臓器や血管の中に浸透してゆき、傷つけたり、破壊したり、血管を脆くしたりして、病気を招く。
活性酸素は遺伝子を傷つける。だから活性酸素は全病気の80%に関与しているから、万病の元と言われている。

(10)性格

「健全なる肉体は健全なる精神に宿る」という言葉の通り、あなたの日々の生き方が健康を左右している訳である。周りの人たちの生き様、死に様を何十年も見てきたり、新聞や雑誌、テレビで、毎日のように健康に関する情報が流れているのを見聞して、これからのわが身の有り様はどうあるべきか、それを左右するのはその人の性格が舵を握っている気がするのである。
健康生活に適すると思われる性格とは、常に前向きの発想をする人、ものごとの本質を知ろうとする人、快活である人、感謝の念のある人、バランス感覚のある人ではなかろうか。
逆にどんなに体に良い健康法を提案しても、実行できない人とは、欲張り、怒りっぽい、保守的、新しいことに関心がない、グチをこぼす、理屈っぽい、進取の精神に欠ける、感謝の念に欠ける、物事の本質を知ろうとしない、バランス感に欠ける人達ではなかろうか。

■ まとめ

(1)私の口癖は、体に悪いことを止めれば、病気は治るということ。降圧剤を飲みながら酒を飲んでいる人、胃薬を飲みながら、酒を飲み、肉や甘いものを食べている人、コレステロールを下げる薬を飲みながら、肉や卵や大食している人、これらは理不尽と慢心以外の何にものでもない。

(2)「事実は否定できない」という言葉がある。医者に見放された重病の糖尿病の人、筋無力症の人が八尾市の甲田病院に入院し治療を受け、快癒した経験談を実際に会って、聞いたことがある。甲田光雄先生は三年前に亡くなられたが、今でも書店に行けば、難病の治癒例が書かれた本が何冊も置かれてある。病気には医者に治してもらう病気と自分で治す病気がある。

(3)ある特定のテレビ局がこれでもか、これでもかと、大食い番組を流し続けている。何を視聴者に伝えたいのだろうか。製作局責任者の良識を疑う。大食がガンやその他生活習慣病の一番の原因である。大食を続けていると、各種消化器は疲弊してしまうし、体が必要としている以外の残余は腸や血管や細胞に蓄積されて、マクロファージがその異物の処理に翻弄されて、本来の免疫力を失ってしまう。だから大食者は風邪を引きやすいのは、このせいなのである。

(4)日本人には日本人の縄文時代から自然環境に適応してきた体質がある。例えば飢餓には強いが飽食には弱い体の仕組みがある。欧米の高脂肪、高たんぱくのカロリー主義が普及してから、及び甘いものの摂り過ぎが、病人を増加させた。欧米人と比較して、日本人は胃の形状も異なり、酒や牛乳を分解する酵素の構成も異なっている。なのに牛乳を飲み、焼き肉、ハンバーグ、とりの空揚げ、ハム、ソーセージを子供に食べさせている母親の思いは、健全なのだろうか。

(5)体質と言えば、これを知って食べ方を変えてほしい。日本人の生活習慣に42の厄という習わしがある。この年頃になると体質が変わるから、健康に気を付けようではないかと解釈されるが。医学的に解説すると、こうである。人間の体には、活動エネルギーを作り出す方法が二つ備わっていて、一つは「解糖系」、もう一つは「ミトコンドリア系」である。解糖系とは糖質という栄養素を原料にしてエネルギーを作り出し、即効性があるが、作り出すエネルギー量が比較的小さく、細胞質でエネルギーが作られるのが特徴である。一方ミトコンドリア系の特徴は、糖質、脂質、タンパク質以外に酸素や日光を基にして、細胞内のミトコンドリアで作られ、作られるエネルギー量も多い。
だから加齢と共に食べ物の好みが変わっていくのも、お年寄りのガンは進行が遅いのもこれに起因している。この体質のチェンジに対応じた生活をすれば、病気にならないと言える。具体的には良く体を動かして、低酸素にならないようにし、暴飲暴食を止めて、少食にして、季節の新鮮な野菜を食べて、その土地で採れる魚と根菜類、豆腐、海藻など中心の和食がお薦めである。冷たい清涼飲料水やビールを飲んだり、体を冷やさないことである。

(6)今回の結論として、ストレスを溜めないで、笑いのあるゆとり生活を心がけ、感謝の気持ちを忘れずに、生きがいや楽しい目標を見つけて、歩み続ける事ではなかろうか。

おわり


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健康への道しるべ 第135号

健康への道しるべ 第135号 心と体の健康生活:平成30年9月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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似顔絵 By かつらこ

健康への道しるべ編集者・増田 桂子(ケイコ)氏は何でもこなす才女だ。

そんな彼女が名前にちなんだペンネーム『かつらこ』で、似顔絵も書いている。

8月10日発行の「健康への道しるべ 第134号」に掲載された”西郷どん”こと・鈴木亮平さんの似顔絵はあまりに上手。


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健康への道しるべ 第134号

健康への道しるべ 第134号 心と体の健康生活:平成30年8月10日発行

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

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健康へのトビラ Vol.15

■ 発行:2018年8月1日 Vol.15

■ 編集:NPO法人健康を考えるつどい


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小腸の不調が万病を招く

2018-6-15  豊岡倫郎氏による月例健康情報

1、今までブラックボックスだった小腸

最近の検査機器の進歩で、今まで観察することが出来なかった小腸の内部を、ダブルバルーン内視鏡とかカプセル内視鏡によって、診断できるようになってきた。そして改めて小腸の健全性の重要さが認識されだした。

2、小腸という消化器官の構造と働き

食べ物は口から食道→胃→十二指腸→小腸(空腸)→小腸(回腸)→大腸→肛門へと消化、吸収されて、最後は排泄されてゆく。

小腸の主な働きは、肝臓から分泌された胆汁や膵臓から分泌された膵液が加えられて、食物の消化分解を進めて、殆どの栄養分はここで吸収される。そして大腸は小腸で吸収しきれなかった食物の残りかすから、水分と少量のビタミンを吸収する。

小腸の長さは約6~8メートルある。それに対し大腸は1.5メートルほどである。小腸の内面は下の図のように絨毛が生えていて、この絨毛を平らにすると、テニスコート一面分の広さになる。食物の栄養分を吸収するために分解しやすくしているためである。

また小腸のヒダは大腸のそれと比べて、細かい折り畳み構造になっていて、このヒダをケルクリングヒダと呼ぶ。この細かいヒタダによって、食べ物と酸をはじめとする消化液がよく混ぜ合わされるような構造になっていて、食べ物の消化をしやすくしている。そして腸壁から分解吸収した栄養分は、血液の流れに乗って、全身のエネルギー源になって働く。

この小腸の働きが思わしくないと、食べたものもうまくエネルギー源となってくれない。

3、いま小腸の[SIBO]シーボーという病気が増えている

別名「小腸内細菌増殖症」と呼ぶが、小腸内で腸内細菌が爆発的に増え過ぎて、病気を招いているというものである。SIBOは大腸にあるべき腸内細菌が小腸に入り込み、小腸に停滞してしまい、本来の居場所である大腸に移動しない時に起こる。善玉菌であれ、悪玉菌であれ、本来あるべきでない不適切な場所、即ち小腸に居ることは、好ましくない事なのである。

このSIBOに罹っている人がいま日本で増えてきているが、まだ日本では医師すらその存在を良く知らない為に、患者が症状を訴えても、誤診してしまうという。

4、SIBOの症状とは

食後の腹部にガスが溜まる膨満感、頑固な下痢や便秘、胸やけ、腹痛、おなら、お腹のゴロゴロした違和感などが起きる。更にそれに留まらずうつ、ニキビ、肌荒れ、ムズムズ足症候群、肥満、疲労感、糖尿病、慢性肝臓病、免疫力の低下、リーキーガット症候群(腸の粘膜がびらんし漏れる腸)、狭心症、心筋梗塞、貧血、ビタミン吸収不良などの原因にもなっているという。

5.腸内細菌の数について

人の腸内にはなんと、100兆個、2000種類の細菌が生息している。その内小腸の1ミリリットルあたりの細菌の数は、10の3乗から10の9乗くらいであるのに対して、大腸では10の12乗位に爆発的に多いのである。

そしてSIBOの患者の小腸では通常の10倍以上に腸内細菌が増えているという。それが上述したような症状をもたらすのである。

6、なぜSIBOを発症するのか

その原因として考えられることは

★小腸の運動力の低下・・・糖尿病、甲状腺障害、膠原病、神経筋疾患、
パーキンソン病などによるもの

★大きなストレス、間食、酒、薬剤

★抗生物質の乱用

★胃薬による胃酸過少、慢性萎縮性胃炎

★免疫力の低下

★炭水化物の消化不良、食べ過ぎ

★重金属が体に蓄積

★急性胃腸炎の後に発生・・・腸のペースメーカー細胞のカハール細胞、
ビンキュリン蛋白が障害を受けるため

★大腸のバウヒン弁(回盲弁)の障害

★胆嚢除去者・・・胆汁不足で殺菌能力低下

7、SIBOと関連する病気

★過敏性腸症候群患者の85%がSIBOと合併している。

★機能性ディスペプシア・・・胃が知覚過敏になっている状態。

★クローン病・・・消化器官に潰瘍やびらん。

★セリアック病・・・小麦に含まれるグルテンというタンパク質が免役系を
狂わして炎症。

8、SIBOの検査方法

ラックロース呼気試験で呼気中の水素とメタン量をチェックすることで小腸の細菌の増殖を判定する。

9、SIBOを予防する対策

我々が摂取する糖質には、小腸から吸収されやすいものと、発酵性で吸収されにくくて、短鎖炭水化物となって、問題を起こすものとがある。FODMAPとは小腸での発酵性に関係する糖質の品名の頭文字から取って付けた名前である。それはガラクトオリゴ糖、フルクタン、ラクトース、フルクトース、ソルビトール、キシリトール、ポリオールなどの成分を多く含んだものは控える。

★低FODMAP(フォドマップ)食を摂る。・・・米、そば、グルテンフリー食品、ナス、大根、ブロッコリー、トマト、ニンジン、白菜、キャベツ、もやし、ほうれん草、かぼちゃ、きゅうり、じゃがいも、しょうが、レタス、マヨネーズ、ウスターソース、酢、豆乳、絹ごしでない豆腐、味噌、バター、バナナ、イチゴ、ブドウ、キウイ、みかん、パイナップル、メロン、紅茶、コーヒー、緑茶、ビール、日本酒、ウイスキー、ハム類、豚肉、牛肉、くるみ、魚介類、卵、カレー粉、ココア、味のり、など。

★高FODMAP(フォドマップ)食を摂らない。・・・小麦粉使用一切(パン、ラーメン、パスタ、うどん、そうめん、ピサ゜など)、豆類一式、らっきょう、ねぎ、たまねぎ、にんにく、ゴボウ、ハチミツ、りんご、フルーツジュース、スイカ、もも、なし、柿、干しブドウ、ワイン、ソーセージ、あずき、きな粉、牛乳、ヨーグルト、プリン、アイスクリーム、ミルクチョコレート、シイタケ、さつまいも、

なお留意すべきことは、上述した食品は全く胃腸に障害のない人には、無関係なお話であるから、従来通りの生活習慣、食生活を続けてもよい。

10、SIBOの治療対策

★上述した低FODMAP(フォドマップ)食を摂る。

★SIBOマッサージをする。「の」の字に大腸をやさしくマッサージする。

★抗生物質を使って小腸の増え過ぎてしまった細菌を殺す。

★腸管運動促進剤を使う。腸を冷やさない。間食をしない。睡眠不足に
ならない。

★小腸の中の細菌を飢えさせるためのエレメンタルダイエットという成分
栄養剤を飲んで、細菌を殺す。

★天然由来の抗菌作用のある成分を摂る。アリシン、ココナッツオイル、
しょうがなど。

★再発を防ぐ。良い腸の状態を維持して再発を防ぐ。酒、カフェイン、
グルテン、高FODMAP(フォドマップ)食、特に果糖、加工食品は避けて
少食にする。

11、まとめ

1)今回の記事は江田 証著「パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べては
いけません」さくら舎発行、および同じく江田 証著「小腸を強くすれば
病気にならない」(株)インプレス発行の本を基にまとめたもので、江田
証氏は自治医科大学大学院医学研究科修了し、現在江田クリニック院長。
胃内視鏡、大腸内視鏡で多くの患者を毎日診察しているカリスマ医師とし
て有名。

2)技術の進歩で小腸の観察が進んで、これまでの常識や推測が崩れようとし
ている。海外の医師の間で、実行されている診断方法や治療法が、日本で
は実行どころか、認知されていないようだ。

3)無知は死を招くという言葉があるが、今回に限らず、良かれと思って実行
していることが、逆に不健康を招いていることは、良く見聞することであ
る。

4)「腸活」という造語があるが、ヨーグルトが体に良い、腸に良いと毎日
飲んでいる人が多い。

また胃腸が悪いからと言って、消化のよさそうな炭水化物の食品ばかり摂っていると、小腸には逆に悪い影響を与えていたことも起きているかもしれない。

5)加齢と共に体の免疫力が落ちてきて、70歳を超えると、若い時の半分に
低下するそうである。この免疫力の60%は腸が発揮しているから、元気
な老後を過ごすために、今一度胃腸を痛めつけることが無いよう心がけた
いものである。

6)小腸の長さは6~8メートルもある。お腹のわずかの空間にくねくねと曲
がりくねって、収まっている。生命維持に必要だからこんなに長いのに
違いない。食欲の亡者となって暴飲暴食をして、量的にも、質的にも、
小腸を痛め続けていると、そのうち疲弊して、長寿どころか、取り返しの
つかないことになるだろう。腹も身の内、感謝の気持ちを持って、労わろ
うではないか。

おわり


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健康への道しるべ 第132号

健康への道しるべ 第132号 心と体の健康生活:平成30年4月20日発行


2018年3月16日にNPO法人健康を考えるつどいの研修旅行の記事も掲載してくれている。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142

■ 年間購読料:2,500円


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女性の肌のトラブルは体の危険信号

2018年4月度 豊岡健康情報   2018-4-15  豊岡倫郎 氏

1.美肌を求めて幾年月

美肌は女性の永遠の願い。これまで何十年もそれこそ何十種類もの化粧品をあれこれ試してきたがいまだ満足できないのではなかろうか。

「肌は内臓の鏡」という言葉がある。体内の臓器や器官に不調があると、肌にもその影響が出てくるから、いちど日頃の生活習慣を見直すことも必要ではなかろうか。

2.顔のシミでわかる体の不調

下の図では顔にでるシミと体内の不調との関係を示した一例である。

1.額のはえぎわのシミ・・冷え症で婦人科系弱い、宿便たまりやすい

2.額のシミ・・性腺ホルモン、副腎ホルモンの分泌異常

3.こめかみのシミ・・自律神経の乱れ、肝臓が弱い、甲状腺機能低下、更年期障害

4.瞼の上のシミ・・月経不順

5.側頭部よりほほ骨にかけてのシミ・・肝臓、胆嚢の障害

6.鼻の上のシミ・・腸が弱い、宿便がある

7.瞼の下のシミ・・貧血、肝機能低下、女性ホルモンバランス崩れ

8.ほほ骨のシミ・・肝臓が弱い、腰痛あり、痔が悪い、便秘症

9.鼻の天辺のシミ・・便秘、大腸が悪い、宿便が溜まっている

10.鼻の下や唇の下のシミ・・冷え症、宿便の停滞、女性ホルモンのバランス崩れ

★顔全体のシミ・・性ホルモン分泌不足、副腎機能低下

3.シミには原因がいろいろある

1)便秘、宿便によるシミ・・・

便秘になるとそこで発生した毒素が腸壁から吸収されて、血液は汚れ、体中を駆け巡り、シミ、小じわ、肌荒れの原因となる。

2)貧血、冷え症によるシミ・・・

女性に多いこれらの症状は、血液が不足したり、血流が悪いため、皮膚の細胞への酸素や養分の 供給が充分でなく、代謝分解物の運搬排除も 低下しているために、シミができる。

3)老化によるシミ・・・

若い時は皮膚細胞や色素細胞の新陳代謝が活発であるが、加齢と共に新陳代謝は衰え、メラニン色素が沈着しやすくなる。女性の場合は閉経期を過ぎると、女性ホルモンの分泌も減り、皮膚も荒れてくる。また加齢と共に脳下垂体 から出るホルモンも減って、保水能力も減ってきて、カサカサ肌になる。

4)肝機能低下によるシミ・・・

肝臓は体内に入ってくるあらゆる物を分解解毒し、再配分している。肝臓の機能が低下すると、皮膚に色素が沈着し易くなるし、慢性病でいつも薬を飲んでいたり、化粧品をいつも厚く塗っていると、ますます肝機能が低下する。尋常性肝斑と言われるシミは肝臓機能低下によりできる。

5)腎臓機能低下によるシミ・・・

腎臓も解毒代謝の役割をしていて、機能が低下すると、血液中に老廃物が増えて、解毒能力低下して、シミを作る。腎臓が弱ると肝臓の負担も増えて、悪循環する。

6)ストレスによるシミ・・・

ストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが刺激されて、メラニン色素を増加させる。またストレスは活性酸素を増やすから体に良くない。

7)紫外線からの刺激によるシミ・・・

強い紫外線を長時間浴びると、皮膚に良くないことは誰でも知っている。最近は皮膚がんの原因とも言われている。紫外線による皮膚の炎症の後はシミになる。そもそも紫外線が活性酸素を発生させているが、体内でも活性酸素を発生させることもあるから、留意が必要である。

8)偏食やタバコによるシミ・・・

肉食ばかりしている人は、肌は汚くなるし、シミも増える。肉や甘いものは、腸内環境を悪化させて、血液は濁るし、肌に良い筈がない。欧米人のご婦人の肌が汚いのはこのためである。タバコが肌に良くないことは説明するまでもない。食べ物が悪くて、腸に炎症が起きると、腸壁がただれて、分子の大きい栄養物が血中に吸収されて、皮膚に出てくる。また摂取する栄養素のバランスが悪いと、皮膚形成も正常性を欠き、肌が荒れる。

9)薬、化粧品、食品添加物、農薬、空気中の化学物質など・・・

これらの化学物質は全て体にとっては、自然界には本来ありえない異物である。体は本能的に排除しようとするし、副作用が起きる。体内に残量して、臓器や器官の不調をもたらす。肌を綺麗にするために塗っている化粧品がシミの原因になることも多いという。

10)心臓病によるシミ・・・

顔は心臓の状態を反映している。心臓に脂肪が蓄積されると、顔にシミや斑点ができる。

4.外にもある重大な肌荒れの原因

1)AGE(終末糖化産物)による肌荒れ・・・

老け顔の人は早死にするという。この老け顔の原因と言われるものにAGEが関係している。AGEとは血中の糖分が細胞のタンパク質と暖かい体温に熱しられて、結合してできるもの。もう一つは加工食品の製造過程で糖分とタンパク質が加工中に熱しられてできるケースのものもあり、それを食べると体内に入ってくる。

これらが体内に蓄積されてゆくと、肌のシミや荒れの原因となる。これらは生活習慣病にも影響を及ぼすから怖い。

2)ゴースト血管による肌荒れ・・・

昨年から急に話題となっているのがゴースト血管の問題である。ゴースト血管とは動脈から静脈への血流の転換部分の毛細血管の先端がゴースト化、即ち消滅していて、各細胞への本来の養分や酸素の供給そして老廃物の回収という、新陳代謝機能が低下してしまうのである。当然肌の新陳代謝も低下してゆくから、肌荒れ、くすみ、シミなどが顔に出てくる。異常な赤ら顔やら粉が吹いて出ることもある。

3)各臓器の病変によるもの・・・

腎臓の機能低下で下まぶたのふくらみ、白髪、顔の黒ずみ。胃腸障害で青白い顔に。肝機能低下・・・黄色っぽい顔に。心臓の機能低下・・・赤っぽい顔に。ひどくなると白い顔に。便秘症のときは顔の肌の毛穴がくすむ。

5.なすべき美肌対策とは

1)便秘しない。宿便を排出して、腸内環境を良くする。それには少食にすることが必須となる。

生野菜ジュース、水分補給なども宿便排除に効果があるが、早く効果を出したいときは西式健康法では穏やかな緩下剤の水酸化マグネシュウムを使う。

2)きれいな生水と柿茶を合計一日に1.5リットル前後飲む。いっぺんに大量に飲むのではなく、ちびりちびりと飲む。柿茶には豊富にビタミンCが含まれていて、免疫力、抗ストレス作用、抗酸化作用もあるが、メラニン色素の発生を抑制して、肌を白くしてくれる効果がある。水分をコーヒーや緑茶、ジュースでは摂らない。コーヒー、お茶や酒には脱水作用がある。西洋には「コップ一杯の清水は一トンの化粧品にも優る」という諺がある。

3)長時間直射日光を浴びない。紫外線を浴びると活性酸素を発生させて、肌を痛める。

4)睡眠不足にならない。早寝早起きの規則正しい生活をする。睡眠不足や過労は肌の敵。ホルモンは夜寝ている時に作られる。

5)ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、Eが肌の代謝や血流を良くし、肌を綺麗にする。ミネラル分では硫黄が肌に良い効果がある。

6)毛細血管の消滅や硬化は甘いもの、アルコール、運動不足が原因である。毛細血管の再生には西式健康法にある毛管運動、裸療法が効果抜群である、誰でもすぐ実行できる。

7) 食生活を見直す。少食にする。出来れば三分づき玄米食にする。ニンジン、キャベツ、小松菜、ホーレンソウ、パセリ、リンゴなど五種類位入れた生野菜ジューを摂る。副食は海藻、大豆製品、カボチャ、青魚、白身の魚や小魚、黒ゴマなどを摂る。肉食や甘いものは腸内環境を悪くするから避ける。今の若い人は肉やフライや炒め物で脂肪分を摂りすぎているが、肌には良くない。欧米の女性の肌が汚いのは肉と甘いものの摂り過ぎが原因である。

8)健康体操をして、体全体の活性化を維持する。おすすめは自彊術体操が適当である。理由は筋力強化、有酸素運動、血液循環、骨格矯正、体液の弱アルカリ性、交感神経の均等化、体全体の柔軟化、経絡刺激などの面から、無理なく誰でも簡単に家で実行できる。

9)ストレスを溜めない。マイナス思考を持たず、前向きに、好奇心を持って生きれば、いつまでも若々しい気持ちが保てるし、ストレスもたまらない。精神の老化が身も心も老けさせる。

10)肥満の人は痩せる。肥満の人は心臓に脂肪がついている。それが活性酸素によって、過酸化脂質に変わって、シミをつくる。

11)体にとって異物であるあらゆる化学物質の入った添加物の入った加工食品などを摂らない。

12)解毒やホルモンに関連する肝臓や腎臓、副腎、脳下垂体などの機能正常化のためには、上述した様な対策はどれひとつ欠かせない。肝臓や腎臓の強い人は肌にハリがある。

6.まとめ

1)驚異的な美肌療法を望むならば、断食療法をすることである。簡単な朝食抜きの二食にしたり、毎週一回土曜日だけ断食すれば、その美肌効果は大きい。しかしその時は適切な指導者の下で行う方が良い。そして食する品目の質も吟味しないといけない。

2)「内皮は外皮に通じる」という言葉がある。口から食道、胃、小腸、大腸、肛門までは一本のパイプで繋がっている。特に小腸や大腸に宿便があったり、腸内が炎症を起こしていたり、腸内環境が悪ければ、その腐敗物から出るインドール、スカトール、アミンなどの毒素が体内に吸収されて、血液を汚濁させる。皮膚の細胞は約27日で入れ替わるが、その新陳代謝の元である血液が汚れていると、美肌は望めない。腸の汚れは外皮に反映しているのである。腸のきれいな人に、顔にシミのある人はいない。

3)加齢と共に老人斑と言って、過酸化脂質の分解物とタンパク質分子が結合してリポフスチンという色素を作り、皮膚に沈着する。それを加速させるのは活性酸素である。皮膚のメラニン色素を増やす働きをしているのも活性酸素であるから、活性酸素を増やさない努力と抗酸化物を摂取して、それを減らす努力も必要である。

4)コラーゲンがつるつるの肌の基を形成しているから、コラーゲンの含まれている物を食べれば良いと信じているのは、間違いである。口から入ったコラーゲンは,一旦消化器官で細かくアミノ酸に分解されてしまう。それが再びコラーゲンとして再生される保証はない。どんな食べ物でも、薬でも、酒でも、口から入ったものは必ず肝臓で分解することに体のシステムが出来上がっている。コラーゲンを体内で造成させるには蛋白質を基にして、ビタミンCと酵素が必要であるから、ビタミンCの摂取が欠かせない。

5)西式甲田療法で今まで多くの患者さんが体験してきた美肌療法がある。それは発芽玄米の生の粉末を煮たりせずにそのまま食するのである。これをご飯代わりに食べると、一週間もすれば肌が見違えるようにすべすべになる。水に溶いて、ハチミツを少し入れて食べやすいようにする。生の発芽玄米の澱粉はβ(ベーター)澱粉なので、胃でブドウ糖に消化されずに大腸へ行き、短鎖脂肪酸になって、吸収され、エネルギーとなる。この時大腸で酢酸、プロピオ酸、酪酸が出来て、腸壁を修復して綺麗にするし、便通も快腸となる。

発芽玄米にはギャバ(GABA)というγ(ガンマ)アミノ酪酸が多く含まれていて、脳の血流を良くする働きがある。玄米を粉にするには、製粉機、フードプロセッサー、コーヒーミルなどで作ることができる。詳しいことは「腸をキレイにする!」甲田光雄著 日経BP社参照。

6)「生きたものは生きたものに養われる」これが生物界の大原則のひとつである。生の水、生の野菜ジュース、生の玄米が体を生き生きさせるのである。これまで何度も紹介してきたが、八尾市で鍼灸師をしておられる森美智代さんはもう23年間も一日に青汁一杯で、元気に生活しておられる。正に少食の生き証人である。現代医学界がこの事実について、真摯に取り組んで、今の栄養学の矛盾点を解決する努力をしてもらいたいものである。そうすればガンも生活習慣病も難病も激減すること間違いない。

7)「顔にシミがある人は概して対人関係が下手である」長年患者に接してきた医者の言葉である。

毎食ごとに、まるで何かに取り憑かれたように、酒を飲み、ガツガツ肉やお菓子を食べる人がいる。

明日もまた三回も食べられるのに。

食とは命を戴いているのである。

感謝して体に必要なだけで済ます心構えを持ちたいものである。

飽食から逃れられない人には先ず心の宿便を取らないと、シミ取りの話は無縁かもしれない。

おわり


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前立腺肥大について

村田敏明先生が、前立腺肥大の友にカエル体操を勧めたところそれで直ったとの報告があった。

夜の頻尿もカエル体操で改善されると言う。


 


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2018年3月 健康情報 By Mr.豊岡

今月の健康情報は肝臓について

題して『体がだるい、疲れが取れない時は鈍重肝臓かも』

2018-2-14 豊岡倫郎

1.こんな疲れで悩んでいる人が多い

体がだるくて、なかなか疲れが取れないので、病院でいろいろ検査しても、格別異常が見つからず、「そんなはずはない、こんなにひどい疲労感があるのに、どこか悪いのに決まっている」と医者に訴えても、医者も困ってしまい、自律神経失調症、心身症、慢性疲労症候群などの病名を付けられて、的外れの薬を処方され、一向に症状が好転しないという事例が多くある。

2.鈍重肝臓とは

鈍重肝臓という病名は医学書にのっていないが、故甲田光雄博士が長年2万人以上の患者の治療にあたってきて、以下説明するような肝臓の悪い人を多く診療してきて、名付けた病名である。

甲田博士自身が医学生の頃に、肝臓病に罹り母校の大阪大学病院に入院して、薬を飲み、治療を受けていたが、一向に良くならず、担当教授から、甲田君いっぺん家に帰って養生したらどうかと、見放されてしまった。そんな時模索していて、出会ったのが築田多吉先生の赤本と呼ばれて有名な「家庭における実際的な看護の秘訣」という本に書いて有った断食をすれば肝臓病も治るという記事だった。そして生駒山の断食道場に入り、無事に健康を取り戻した。更にその時寺井寮長から西勝造氏の「西医学断食法」の本を貰ったという経緯がある。そして大阪大学を卒業し八尾市で開業し、終生西式甲田療法によって、多くの難病患者を救ってきた。

最近話題となっている肝臓の病気に非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)というのがある。お酒を飲まないのに、大食におぼれて、肝臓に脂肪が溜まり、肝機能低下を来す。甲田博士がもう50年も前からその存在を指摘していた鈍重肝臓もこれに相当するという。

3.肝臓の重要な働きとは

今回の記事をよく理解していただくために、肝臓の重要な働きを説明すると。

★胆汁を分泌する。胆汁は主に食物の脂肪の消化吸収に欠かせない。分泌された胆汁は胆嚢に一時貯留、濃縮され、随時十二指腸へ送られる。一日の分泌量は800㏄位である。

★グリコーゲンの貯蔵庫である。摂取した糖質は腸内で消化分解されて、腸壁から吸収されて肝臓へ行き、ブドー糖に変えられ、一部はグリコーゲンとして貯えられて、必要に応じブドー糖として戻り、体内に放出される。

★解毒作用をする。摂取されたあらゆる食べ物は腸管から吸収されると、腸と肝臓を結ぶ門脈を経由して、肝臓に到達すると、分解解毒される。栄養素は勿論、アルコール、薬剤、食品添加物、残留農薬、服用している薬剤などを無害なものに変える。

★血球造成器である。古い赤血球を分解破壊して、胆汁の黄色い色素となる。一方含まれていた鉄分は新しい赤血球を作るために肝臓内に貯えられる。

★アンモニアを尿素に変える。腸内でタンパク質などの消化時に発生する有毒なアンモニアを尿素に変えて、解毒する。

★タンパク質の代謝をする。肉、魚や大豆などのタンパク質は小腸でアミノ酸に消化分解された後、肝臓で体に利用される形のタンパク質に、例えばアルブミン、ホルモンなどに、作り変えられる。

★摂取した脂肪分は腸内で分解され、血中に入って脂肪組織の体内脂肪となるが、肝臓でも一部の脂肪の合成、分解が行われて、貯留する。コレステロールの八割は肝臓で生合成されている。

★体温を維持する器官である。体内で作られる熱量の大半は筋肉と肝臓が負っている。肝臓は寒暑のコントロール器官である。

★ビタミンB1、B6、Kなどやカルシュウムなどの分解合成に関与している。

以上でお解かりのように、我々が生存するために、必要欠くべからざる種々様々な働きをしている。肝臓は一大化学工場である。

4.鈍重肝臓の症状

上述したように、体が疲れていて、それが長期間続き、病院でのいろいろ検査を受けても、異常が見つからない。肝臓の機能を調べるGOTやGPTなどの数値も正常な範囲にあるから、普通の医者は肝臓に異常があることを見落として、誤診してしまう。鈍重肝臓になると、次のような症状が出る。

★とにかく脱力感で、体を動かすのもしんどい、根気がない。

★肩や首がこって、仕事に集中できない。

★いつもイライラしている。

★熟睡できない。

★朝体がだるくて、ぱっと起き上がれない・

★とりこし苦労ばかりで、悲観的になる。

★手足が冷えて、寒がり、また暑がりでもある。

★左下腹部の痛み。

★腹部膨満感があり、便秘する。放屁が多い。

★風邪を引きやすい。

これらの症状はいろいろな検査値に異常がないから心身症と誤診されるケースが多い。このような症状から鈍重肝臓かもしれないという事で、甲田医院では甲田式の断食療法を行うと、今まで正常であったGOTやGPTなどの数値が悪化することで、この鈍重肝臓であることを確信できるという。

5.鈍重肝臓の原因

★長年の過食で肝臓が疲弊している。

★薬剤、食品添加物、残留農薬、大気の汚染物質などの解毒で肝臓が疲弊している。

★宿便が溜まっている。便秘している。腸内で発生した毒素が体内に還流し、肝臓が解毒する。

★厚着、冷暖房完備の環境で、皮膚機能が低下し、静脈怒張し、四肢に血液が渋滞すると、肝臓の血流量が減る。すると肝機能低下し、胆汁分泌量減少する。肝臓には毎分1.5リットルの血液が流れているが、その流れが悪くなると、機能が低下する訳である。

★精神的なストレスがある。

★体がだるいのは何か栄養が不足なのではと、更に高栄養食品を食べて、悪循環する。

6.治療法

★キメ手は少食にする。少食の時は質に注意し、玄米、生野菜ジュース、大豆製品、ゴマ、海藻、小魚の摂取が必須。食品添加物の多い加工食品は排除。酒や甘いものは一切ダメ。

★病状に応じて、断食療法をする。これは必ず医師の指導の下に行わねばならない。

★生水の飲用。

★皮膚の鍛錬として裸療法、温冷浴をする。静脈の怒張を治し、毛細血管を再生する。

★適度な運動と骨格矯正。肝臓疾患の人は頸椎4番、胸椎4~8番の副脱臼があるから、木枕、金魚運動、合掌合蹠法、毛管運動など行う。これも現代医学の盲点のひとつである。

★宿便や便秘解消のために、西式健康法では「スイマグ」という水酸化マグネシュウムの緩下剤を飲む。

★精神面では、今までの間違った生活習慣を反省し、警鐘として受け止め、前向きに生きる。

7.もうひとつ体の疲れる病気に慢性疲労症候群がある

疲労感がいつまでも続いて、どうしても取れないと、医者へ行き、いろいろ検査を受けると、これは慢性疲労症候群(CFS)と診断されるケースも増えてきている。日本に約40万人いるという。20代から50代の人が多い。この病気の診断基準は厚生労働省によって、1991年頃に定められていて、医者の間でも共通の認識があって、その原因や治療法も研究が進んでいるが、これも難病のひとつである。今回説明は省略。

8 .まとめ

1)昔から肝腎かなめという言葉があるように、肝臓と腎臓は大事な臓器である。今回取り上げた鈍重肝臓は現代医学の医者の間では知れ渡っていない為、誤診されるケースが多い。しかし故甲田光雄博士によると、数百万人は居るのではないかと、書かれている。

2)今回取り上げた鈍重肝臓と慢性疲労症候群(CFS)の病気のことに、関心のある方は、ぜひ下記の本を読まれるとよい。更に詳しく病気のことも、治癒体験談も載っている。これ等の難治性の病気が薬も使わずに、食事と健康体操のみで、治癒してゆく姿は感動に値する。つくづく体の営みの本質とはなにかを垣間見ることができるのである。

「肝臓病克服のキメテ」甲田光雄著 采根出版発行

「慢性疲労症候群克服への道」甲田光雄著 東方出版発行

3)甲田光雄博士はこうも言っている。現代医学ではうつ病は脳のセロトニンが不足して起きると言っているが、気分循環障害に属するうつ状態は鈍重肝臓が原因である。即ちセロトニンはアミノ酸のトリプトファンを原料にして作られるが、トリプトファンは食品に含まれるほか、肝臓で合成されるので、肝臓の機能が低下していると、トリプトファンを摂取しても、うつ病は治らないと。要は食べ過ぎて腸が悪くなると、肝臓も悪くなるという。多くの鈍重肝臓の患者に接して、共通した悪い生活習慣は皆若い時からの大食漢であったという。長年大食して、肝臓を酷使した結果だという。肝臓は沈黙の臓器と言われているように、七割以上機能が低下して初めて、顕著な病状が出てくるから、油断しやすいし、手遅れとなるから怖い。

4)病気治しは癖治しという。難病にかかる人は皆悪い癖を持っているという。その悪い癖を長年続けた結果が病気の発症となる。大食、酒、甘いもの、肉食、食品添加物の多い加工食品、運動不足、ストレス、骨格の歪みなど心当たりのある人は、まず反省して、改めないと、薬で病気は根治しないことは、前回の病気別人数の多さを見れば解かる。医は食を超えらない。

5)今の子供は可哀そうである。若い母親が元気に育ってほしいと、高脂肪、高蛋白の食事を食べさせられ、忙しいからと言って手軽に、インスタント食品や店屋物のフライやら、菓子パンを与えられて、肝臓は脂肪や蛋白質および食品添加物やマーガリンの分解に疲弊してしまう。このような小さい時からの飽衣飽食の生活習慣のため、若年層にも増えてきているという。

6)肝臓の働きには、判っているだけで500種類以上あり、その働きを円滑にするために、二千種類以上の酵素が肝臓に存在し,一大化学工場となっている。肝臓を酷使しても、痛みが出ないから、つい油断してしまうのがいけない。今ひと時の口福が次なる幸福の妨げとならないように。

おわり


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だんだん良くなるムラタの体操 ㉕

NPO法人 明日の健康を考える会が発行する機関誌『医食同源』2018年2月1日号に、金沢在住の「百まで歩こう会」村田 敏明氏が連載する「だんだん良くなるムラタの体操」なる記事があるのでご紹介。


↓ 老後の設計⑥


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2018年2月 健康情報 By Mr.豊岡

肥満は怖い 2018-2-17 豊岡倫郎

1.肥満は自慢にならぬ

一昔前までは恰幅がいいとか、押し出しがいいとか、言われた時代もあったが、しかし今は、あの人あんなに肥っていて、大丈夫なのだろうかと、心配そうに見られる。肥満の人に長寿者はいないことを皆さん知っている。その肥満の人がいま日本で急激に増えている。

2.肥満の定義とは

肥満かどうかの判断基準がある。それはBMIと言って、体重(キロ)を身長(メートル)の二乗で割った数値で表す。適正な数値は18.5~25が標準体重である。下の表参照。


厚生労働省の調査によると、日本でも肥満は特に40歳以上で、この20年間で増え続けている。20~60歳代の男性の28.7%、女性の21.3%が肥満である。

健康を維持するためには、肥満を解消し、標準体重を維持することが重要課題である。研究では痩せの場合にも死亡リスクの上昇がみられた。これは「高齢者の低栄養」という問題があるからで、食事での摂取エネルギーが少ない状態が続くと、筋力が低下するため、転倒や寝たきりのリスクが高まる。免疫の働きも低下するので、肺炎などの呼吸器疾患も増える。

痩せている人には食事の質や量の問題だけでなく、消化器や骨格などの機能不全によって、病的に太れない為に短命のケースも多い。

しかし肥満が原因で亡くなる人と痩せているために死亡する人の割合は圧倒的に肥満の人である。

肥満には下の写真のように皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の二種類があるので、健康への影響にも違いがある。


3.メタボリックシンドロームとは

内臓脂肪症候群とも呼ばれていて、内臓脂肪の蓄積によって、複数の生活習慣病を引き起こしている状態のことをいう。略して「メタボ」ともいう。この言葉が使われる以前は「死の四重奏」 といって、上半身肥満・高血圧・糖代謝異常(糖尿病)・高脂血症の4つの症状が合併した状態があると、心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患の危険因子が集積し、死に至る恐れがあることから1980年代末に提唱された言葉である。

4.肥満の人はなぜ短命なのか

ご存知のように肥満の人は、人並みに走ることも、階段もスムースに登れないし、大汗をかいて息遣いも荒くなる。最近では肥満はれっきとした病気だと言われている。問題点は次の通り。

★過食で肥れば、脂肪が溜まり、血液は汚濁し、血液を体内に潤滑に巡らすために血圧を上げないと、生命を維持できない。脂肪は死亡をまねく。

★皮下脂肪ばかりでなく、心臓をはじめ、各臓器の周りにも脂肪がべっとりと付いて、体の働きを低下させている。

★血液の中にも中性脂肪やコレステロールが増えて、血管が脆くなり、プラークが出来たり、内径が細くなり、血栓が起きやすい。

★大食する人は腸に処理能力以上の負担を強いるから、腸に宿便が停滞する。そこから発生する毒素が腸壁から吸収されて、全身を巡るから、汚濁した血液がいろんな病気を発症させる。

★脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというホルモン様の生理活性物質がある。その働きは脂肪を燃焼させたり、動脈硬化を抑制したり、高血圧を防いだり、インスリン抵抗性を改善する作用がある。しかし肥満時には、その分泌が低下し、動脈硬化や糖尿病が進んでしまう。

★大食によって消化器も循環器も疲弊してしまい、機能も低下し、免疫力も落ちて老化が進む。

★アメリカの大学で行われた有名な赤毛サルの実験がある。エサを制限なく与えたサルと摂取カロリーを30%少なくしたサルを20年間追跡調査した結果、無制限のエサのサルは半数が死に、食事制限したサルは80%がまだ生きているという。マウスでもこれと似たような実験結果が何件も発表されている。

★我々の体にサーチュイン遺伝子という遺伝子がある。この遺伝子は普段はスイッチがオフの状態になっているが、少食になるとスイッチがオンになり、わずかな食事でも体を活性化させてくれる遺伝子である。人類何万年物もの飢餓の中で生き抜く為に体に備わった遺伝子といえる。別名長寿遺伝子と呼ばれている。我々の体は飢餓に強いように出来上がっている。

★肥満の人は動作が鈍くなり、運動したがらないから、ますます新陳代謝が悪くなる。

4.肥満と疾病の関係

1)これまで「肥満パラドックス」といって、小太りの人が一番長生き出来ると、言われていたが、最近の研究では、肥満は明らかに疾病のリスクが高いことが確かめられた。パラドックスとは逆説という意味。その疫学調査研究はアメリカやイギリスの大学や研究機関が中心になって、世界32か国の、395万人の45年間の追跡調査のデーターを解析して得た結論である。

2)正常者に比べて、肥満者が病気になる確率についてのデーターはいろいろ発表されているが、

その一例を示すと、次の通り。

糖尿病  3.2倍  腎炎  2.1倍  胆石症 2.8倍
心筋梗塞 1.8倍  肝硬変 2.5倍  脳出血 1.6倍

5.まとめ

1)前回も書いたように、日本列島にこれだけ病人が溢れているのは食べ過ぎ食べ過ぎが原因である。更に食べ物の質も悪く、油や肉、砂糖、加工食品と偏食している。もはや日本人の食事態度と内容は崩食してしまった。吟味して良質の食べ物を腹7分目摂れば充分である。

2)若い人たちは、給食で育ち、欧米型の高栄養、高カロリーが体によいと、洗脳されていて、その過ちに気付いていないから、大食ぐせがどうにも止まらない。

3)大食する人の盲点のひとつは、自分の食べている量が決して食べ過ぎだと思っていない事。ふたつ目の盲点は、食欲が旺盛で、どれだけ食べても、どこも痛くも痒くもないから、慢心している事。自分の置かれている状況が解かっていないから反省もしない。

4)毎日の食べ物が血となり、肉となり、我々は命を繋いでいる。食べ物に感謝しないといけない。

5)大食すれば、それを処理するのに、体の各臓器や組織は悲鳴を上げている。あなたは王様か、殿様か。しもべの悲鳴を聞く耳を持たないと、身内から破たんする。テレビでは毎日のように、やれグルメだ、スイーツだと浮かれて、大食番組が後を絶たない。慈悲の心はどこへ行ったのだろうか。「食を制する者は健康を制する」、「肥満大敵死の用心」。

おわり


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健康への道しるべ 第131号のご紹介。

健康への道しるべ 第131号 心と体の健康生活:平成30年1月20日発行131
沖縄のどこにでもあるパパイアについて「いのちを育む”食”」のコラムに書いて頂いた。

題して『パパイヤは栄養の宝庫!』

パパイヤは16世紀の初めにコロンブスによって南アフリカ大陸北西部で発見されたトロピカルフルーツだが、フルーツだけではない。

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■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142


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増える生活習慣病患者 By 豊岡倫郎 氏

1.2016年10月現在年齢別の人口分布図

総数1億2,700万人、人口の二分の一の分岐年齢は46歳。

図の左は男子、右は女子で、これから人口は減り20年後の人口1億人、32年後の人口8,600万人と推定される。


2.百歳以上の長寿者の多い県と少ない県

調査によると、2016年9月現在、全国の百歳以上の高齢者が6万7,824人。

★人口10万人当たりの百歳以上の高齢者数の多い都道府県別順位は、

島根県97・5人

鳥取県92・1

高知県91・3

鹿児島県91・2

佐賀県85.0

香川県83.2

山口県83.2

長野県81.9

愛媛県81.2

沖縄県80.75の順。

★100歳以上が少ない順では

埼玉県32・1

愛知県35・0

千葉県37・8

大阪府40・3

因みに石川県は、66.0で23位

これを見ると長野県以外は全て南西に位置している県である。

最高と最低のその格差が3倍以上あるのは、何故だろうか。

3.増加する成人病患者数

糖尿病:1000万人、糖尿病予備軍;1000万人、高血圧症:4300万人、
脂肪肝:3000万人、脂質異常症;3200万人、慢性腎臓病:1300万人、
腰痛:2700万人、変形性膝関節症::2400万人、骨粗しょう症:1100万人、
睡眠障害:2200万人、頭痛症:3000万人、難聴:2000万人、
花粉症:2000万人、アトピー症:700万人、胆石症:1000万人、
うつ病:700万人、排尿障害:810万人、気管支ぜんそく:1000万人、
認知症(予備軍含み):860万人、便秘症:800万人など。

その他患者が数百万人いる病気は他にもいくつもあるが省略。

4.人口減少と総病人列島に明るい未来はあるか

前述したように総人口の分岐線は46歳で、即ち46歳以上の人口数が6千350万人居る計算になる。当然46歳以下の人達にも、成人病の人達はいるが、それにしても成人病患者が多いのに驚く。異常な現象が日本列島に起きている。この実態を見ると、今後の日本の行く末が心配である。

また65歳以上の人口数は3500万人で、総人口の28%を占めている。これ等の人達は、前述した病気のひとつやふたつ患っている筈。今政府は65歳まで働くことを推進しているが、これから60代の人達が本当に元気に働けるのだろうか。そして介護保険制度によって要介護又は要支援の認定を受けた人、即ち要介護者数は、平成26(2014)年度末で592万人いる。病人が沢山いれば当然医療費も嵩む。国民総医療費は42兆円を突破した。

5.何故こんなに病人が増え続けているのだろうか

今日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳という。しかし健康寿命は男性72歳、女性75歳という。平均寿命と比べて、男性は9年、女性は12年短い。これでは要介護者数が592万人もいるのも頷ける数字である。先進国の中で、高齢者の寝たきり老人の多いのは日本だけだと言われている。何故だろうか。何が間違っているのだろうか。各自が改めるべき事とは何か。

6.生活習慣病や寝たきり老人にならないための方策とは何か

★大食しない。飽食が一番の原因である。腹7分がよい。

★日本の伝統食に回帰する。どこの先進国に自国の伝統食を忘れ、朝から晩まで、パンやラーメン、スパゲティ、ギョーザなど食べている子供達がいるだろうか。我々は50年前までは副食には魚中心で、肉や卵、揚げ物、チーズ、牛乳は殆ど食べなかった。更に甘い糖分たっぷりのケーキやお菓子類とジュース、そして大人の酒の飲み過ぎなど嗜好品が生活習慣病を加速させている。肉や糖分の恐ろしさを知らない人が多すぎる。昔はアレルギーになる子はいなかった。

★運動不足を解消することである。骨や筋肉を適度に使うことの重要性を認識してほしい。

★加工食品を遠ざける。食品添加物や農薬などの害の恐ろしさに目覚めてほしい。

★以上の事に留意すれば、腸内環境も整い、血液もきれいになり、疲れ知らずの健康体を維持できる。最近腸内環境の重要性が見直されている。大食、肉や甘いもの、加工食品、冷たい酒や飲み物は腸内環境を悪くする。

7.まとめ

1)食べ物から命をもらっている。感謝の心があれば大食できない筈。
慢心してはいけない。

2)食の間違いから発生した病はそれを正すことが原則である。安易に薬に
すがっても根治しないことは、誰でも気づくはずなのに。病気には、自分で
努力して治す病気と医者に治してもらう病気がある。この病気に立ち向かう
姿勢を正さない限り、生活習慣病は減らないだろう。

3)「奇跡が起こる超少食」全国健康むら21ネット著という本がある。
脊髄小脳変性症、筋委縮症、筋ジストロフィー症などの難病を治した感激の
体験談が載っている。治る秘密を安保徹、昇幹夫、甲田光雄の各医師が解説
している。薬を使わずに、厳格な食事と運動療法での治癒であり、その喜び
は何物にも代えられないことがひしひしと感じられる。我々の生活が如何に
自然から乖離し矛盾に満ちているかが見て取れる。無知は死を招くというが。

おわり

2018.1.19 豊岡倫郎


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百まで歩こう会 体操法

2018年1月7日のNHKスペシャル「人体神秘の巨大ネットワーク」と言う番組で、骨の知られざる重要な役割が紹介された。

骨は単なる固いカルシウムのかたまりだと思ったら大間違い。

骨が操っているのは、「記2018年1月7日のNHKスペシャル「人体神秘の巨大ネットワーク」と言う番組で、骨の知られざる重要な役割が紹介された。

骨は単なる固いカルシウムのかたまりだと思ったら大間違い。

骨が操っているのは、「記憶力」「筋力」「免疫力」で、私たちの全身の「若さ」をも司っている。

その骨の役割を引き出すのは、骨を叩く事で、村田 敏明氏が主催する「百まで歩こう会」の体操法にも、

↓⑭きびす叩きがあり、骨を叩く事により骨芽細胞を活性化させるとある。

最近⑭に追加で椅子に座って両足のかかと同士をトントンさせる事が加わった。
骨に刺激を与える事が健康に結びついているなんて!

これからは私も『カカト落し』を一日3回、いっかい30回やろうと思う。


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今パンと牛乳の害が問題となっている

今パンと牛乳の害が問題となっている 2017-12-6 豊岡倫郎 氏

1、健康常識の盲点

最近はテレビや新聞、週刊誌などで、健康に関する情報で溢れかえっている。何が正しいのか、本当なのか、判断に迷うところである。しかしまだ少数派ではあるが真面目に真実を訴えている医者もいる。今回はそれを紹介する。

 

4、何故パンを食べない方がよいのか、その訳は、

★小麦に含まれているタンパク質のグルテンが未消化物として体内に残ると、異物と見なされて、それを攻撃する抗体ができる。これがアレルギーの原因となる。

★グルテンに含まれているグリアジンのアミノ酸の配列が小脳のアミノ酸配列と似ているために、抗体が小脳の組織を敵と見誤って、攻撃する。脳ばかりではなく、いくつかの神経組織、肝臓、副腎組織で作る酵素、甲状腺、卵巣、精巣、膵臓、胃、心臓、骨などの組織も攻撃する。

★グルテンの未消化物が小腸の上皮細胞に取り込まれて、絨毛の委縮が起きて、セリアック病が起きる。病気としては疲労感、下痢、関節炎、発達障害、精神症状、てんかんなど多種多様で、日本ではあまり問題視されていないが、海外では多くの論文が発表されている。

★小麦にはアミロペクチンという血糖値を急激にあげる糖質が含まれていて、急激に血糖値が上がった後、急激に反応性低血糖が起きる。すると、ふるえ、冷や汗、神経過敏、めまい、頭痛、眠気、動悸、筋肉痛、疲れなど様々な症状が出る。

★血糖値の急上昇で、インスリン分泌量の乱高下が常態化すると、自律神経の異常、ホルモンバランスの崩れ、脂肪の蓄積、更に高血糖とタンパク質が結合して、終末糖化物質(AGE)が作られて、酸化や炎症が起こり、シミやシワをはじめ、動脈硬化、腎障害、神経障害、認知症も起きやすくなる。当然糖尿病にもなりやすい。

★前述したグリアジンには、食欲を昂進させる作用があり、過食傾向に陥る。

★グルテンが分解する過程で、エキソルフィンというモルヒネ様物質が出来て、幸せな気持ちになり、中毒性があるから、一度食べたら、また食べたくなる。またこの物質は脳の受容体と結合して、脳神経に作用し、神経障害を起こす。エキソルフィンの受容体は腸にもあり、腸の動きを抑制する為に、便秘になることも多い。他にも呼吸が浅くなったり、眠気や排尿トラブルも起こったりする。

★体内にはメチレーション回路というものがある。メチレーション回路とは、体内で「メチル基」と呼ばれる化合物を他の物質に結合することで、生命を維持するために必要な物質を作りだしたり、反応させる回路のこと。この回路を回すためには、アミノ酸の一種であるシステインが必要であるが、パンなどの小麦製品を摂ると、システインが不足して、この回路が回らなくなり、自閉症、うつなどの神経不安定、免疫力低下も起きる。

★現在の品質改良された小麦は昔の小麦と異なり、非常に消化されにくく、腸に未消化物として残り、悪玉菌を増やし、炎症が発生しやすくなって、リーキーガット症候群、すなわち俗に「腸漏れ」が起きる。すると体内に侵入した異物を攻撃する抗体が生まれて、様々な組織や臓器が攻撃されて、自己免疫疾患になる。

具体的には、間接リュウマチ、多発性硬化症、小脳失調、橋本病、潰瘍性大腸炎、クローン病などである。

★腸の絨毛にある上皮細胞には、ある一定の大きさ以上のものは体内に吸収させないという、「ふるい」の構造になっている。ところが前述したグルテンのグリアジンには、この「ふるい」の働きを弱めてしまうゾヌリンという物質の分泌を促す作用がある。そのため腸漏れが発生しやすくなる。

★グルテンそのものが神経障害を引き起こす。小脳性運動失調症、多発性神経症などの不随意運動を伴う神経症、筋肉が痩せてくるミオパチー、自律神経失調症、頭痛、手足のまひなどの脊髄障害のミエロパチー、乳児の低緊張症、てんかん、脳幹障害、原因不明の運動失調など。

★小麦アレルギー反応がある人は、ほかの食品にもアレルギーを起こしやすくする性質がある。

卵、牛乳、コーヒー、チョコレート、米、ジャガイモ、大豆などのアレルギーを誘発することがある。だから小麦を食べるのを止めると、これらのアレルギーが消えるという。

★パンに含まれる他の危険な物質

砂糖、人工甘味料のアスパルテームやスクラロース、果糖ブドウ糖液、ベーキングパウダー、着色料、化学調味料、遺伝子組み換え小麦、農薬のクリフォセートやネオニコチノド系のもの。これ等は皆体への悪影響が懸念されているものである。

特にマーガリンやショートニングの油脂類は植物油を常温で半固形になるように、人工的に水素を添加して作ったもので、トランス脂肪酸となって、ガン、動脈硬化、不妊、聴覚障害、免疫障害、糖尿病、心臓病、うつなどの発症に関与している。日本では野放しだが、欧米ではもう十数年前から規制されている。

5、何故牛乳を止めた方がよいのか、その訳は

★衛生上の理由から、超高温殺菌、高温殺菌、低温殺菌のいづれかで加熱してあるために、酵素の活性が失われ、タンパク質も変性して、消化・吸収がされにくくなる、ビタミン・ミネラルも壊れてしまうものも多い。

★見た目を良くしたり、飲みやすくするために、ホモジェナイズ処理といって、圧力をかけ、高速撹拌などして、脂肪球を細かく、均質化させるが、それによって酸化したり、トランス脂肪酸が出来たりする。

★牛のエサには遺伝子組み換えの穀物が使われ、ホルモン剤、抗生剤が投与されていて、牛乳の中にそれらの成分が含まれている。

★牛乳に含まれているタンパク質の80%がカゼインである。日本人の85%の人は、これを消化する酵素を持っていないので、腸の中で未消化物として溜まり、腸内に炎症が起こりやすい。また便秘、下痢、中耳炎、頭痛、慢性間接リュウマチ、全身の炎症も起こりやすい。

更に腸で未消化物は異物として認識されて、アレルギー反応を誘発し、鼻炎、副鼻腔炎などが発症することも多い。

★牛乳のカゼインが不完全な分解のままだと、カソモルフィンというモルヒネ様物質が出来て、

その作用でいつも飲みたくなったりする。また脳神経に作用し、精神不安や神経障害、排尿トラブル、呼吸機能を乱したり、眠気を招いたりする。昼食に摂ると午後眠くなる。

★カゼインは胃の中に入ると、胃液と反応して、カードと呼ばれる乳餅、即ちタンパク質の塊が作られる。これがビタミンやミネラルの吸収を妨げる。特に鉄分の吸収が悪くなる。ビタミンやミネラルの吸収が悪いと、過食気味になったり、肥満、疲労感、無気力感なども起こることがある。

★牛に含まれているカルシュウムは、多くはカゼインと結合しているために、腸で吸収されにくい。また牛乳は加熱処理されているので、カルシュウムはリン酸カルシュウム塩というものに変わっているため、有効に使われない。更に牛乳のタンパク質は腸内で窒素の残留物となって、血液の中へ吸収されていくと、血液が酸性化に傾こうとするので、体は平常の弱アルカリ性を維持するために、骨からカルシュウムを動員し、中和しようとする。牛乳を飲むとカルシュウムが体内で増えるどころか、減少するという事が起きるのである。

★牛乳に含まれている乳糖を消化する酵素はラクターゼと云うが、欧米人と異なり、日本人の85%の人はその酵素を持っていない。農耕民族として発展してきた歴史的体質がそこにある。これを乳糖不耐症と呼んでいるが、飲むと、下痢したり、ガスが溜まったりする。消化不良を起こす。しかし生まれてから二歳頃までは、うまい具合に母乳を飲むため、ラクターゼが体内で作られている。

★牛乳には牛の赤ちゃんを急成長させるようにIGF-1という成長ホルモンが含まれている。

また搾乳のときの乳腺炎を防止する為に、抗生物質が投与されている。またアメリカの牛は遺伝子組み換えのホルモンを打たれている。エサも遺伝子組み換え穀物が使われている。  牛乳を飲むと、グルテンの未消化物から、ニトロソアミンなどの発ガン物質がつくられる。また牛乳には比較的多くの不飽和脂肪酸やリンが含まれている。

以上のことから、乳がん、前立腺ガン、甲状腺、膵臓、副腎、動脈硬化、腎障害になるリスクが高まる。特に最近は乳がんとの関連が問題視されている。

6、過去にもこのパンや牛乳に関して問題提起している本があった

★ウイリアム・デイビス博士の著書「小麦は食べるな!」はアメリカで130万部のベストセラーとなった本で、これがいまの小麦の実態だと、その影響の恐ろしさを訴えた。

★デイビット・パールマター博士の著書「いつものパンがあなたを殺す」これまたベストセラーとなった本で、その数々の害の真実を伝えている。

★新谷弘実博士は著書「病気にならない生き方」の中で、書いているのは、「・・・牛乳を飲んでも体に良いことは何もない・・・」と。腸のファイバースコープを開発し、30万人の腸を観察してきた博士の実体験からの言葉である。

★フランク・オスキー博士は著書「牛乳には危険がいっぱい」の中で、牛乳の組成と健康被害の実態について、述べている。ニューヨーク州立大学やジョンズ・ホプキンス大学の医学部の教授や小児センター所長などを務めた人である。

★久司道夫氏は著書「マクロビオティック食事法」の中で、乳製品の体への影響について述べている。久司道夫氏は東京帝国大学政治学科を出て、食養家の桜沢如一氏との出会いから、厳しい玄米菜食主義をアメリカで普及に努めた人である。

7、まとめ

1)小麦といえば、パンだけでなく、うどん、そうめん、ラーメン、スパゲッティ、
ピザ、まんじゅう、ケーキ、お好み焼き、たこ焼きなど日常的に食卓に乗る食材
である。牛乳にしても、乳製品として、チーズも、ヨーグルトも広く食べられて
いるものである。これ等をすべて断つことは至難の決意が必要になることだろう。

しかし今回取り上げた内山葉子先生は自分の医院で、多くの体が不調な患者さん
たちに、実際に治療して、得た成果から、書かれたのがこの本である。
また書かれた背景には多くの海外の文献も読み、見聞を広めたことが覗える。
小麦製品と乳製品を三週間摂るのを止めると、不具合が消えて、体が生まれ変わ
るという。

2)ことパンや牛乳が、我々は体に良かれと思って食べているものが、逆に体を蝕ん
でいるとは、今回、驚愕した人も多いのではなかろうか。実際に学校の給食では
長年日本の子供たちは食べているし、医者や栄養士も推奨しているではないか?と
誰でも素直に肯定できないに違いない。しかしこの本には実例報告も載っている
し、日本で学校給食でパンや牛乳を摂るようになってから、アレルギー症が子供
に増え始めたのも事実である。また給食をパン、牛乳、肉食主体から、和食に切
り替えることによって、学校のいじめや非行が無くなったという事例もある。
それを推進した人は大塚 貢氏で長野県上田市の教育委員長だった人である。

3)農耕民族として、何千年間も命を繋いできたのは、米や穀物を主食として、その
土地で採れる魚や野菜、豆、海藻を食べてきた日本人の食性にパンや牛乳が適し
ていないことは、理解できそうなものである。

4)今回この記事を書いていて、思いつくことは、今まで自然のまま育っていた小麦
も、牛乳も人工的に改良されて、変質しているために、人間の体には異質のもの
として、受け入れられて、生体を狂わせて、結果的に疾病となっていることで
ある。更に体にとっては、異物を処理できないために、腸内環境の悪化が一番の
問題である。ましてや農薬、食品添加物、マーガリンなどで複合汚染されていて
は、どんな難病に体が侵されても、不思議ではない気がする。特に精神や神経組織
を狂わすのが気にかかるし、現代医学の盲点ではなかろうか。

5)体を構成する60兆個の細胞は食べ物によって、作られている。体は一大化学工場
であって、良い食べ物は良い細胞を作り、悪い食べ物は悪い細胞を作る。この良い
食べ物によって、我々は命を繋げるのである。日本人の体質にはパンと牛乳は必要
ないことを理解することが先決である。

6)囲碁に「これも一局の碁」という言葉がある。盤上での戦い方にはいろいろあっ
て、その人の考え方が出てきてもおかしくない。人間は生まれて、物心がついて
からは、毎日が選択の連続である。しかしこれから百歳まで長生きしたいのであれ
ば、やって良いことと悪いことは健康知識のある人は選択できる。しかし情報が
不足している人には、選択の余地が少ない。どうして私がこんな病気に罹ったの
だろうかと、病気になってから、嘆く人が多い。日本人はイワシの群れだ、と
言ったアメリカの経営学者がいる。みんなで渡れば怖くないという事では、済まさ
れないのが、パンと牛乳ではなかろうか。「これも一つの生き方」であるとして、
済まされてよいだろうか。人は生きてきたようにしか死ねないというけれども。

おわり


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健康へのトビラ VOL.13

NPO法人健康を考えるつどいが年4回発行する機関誌。

2017年12月1日発行、Vol.13。

Vol131

Vol133


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健康への道しるべ 講演会

2017年11月24日、静岡県男女共同参画センター「あざれや」にて講演会があり、参加して来た。

演題は『がんの原因と予防法』、講師は東京中野区の渡辺病院・医院長  渡辺 完爾先生。

主催は、健康生活研究会(代表・増田 桂子 氏)。

↓ 14時開始、まず増田代表の挨拶

↓ 講演会風景

内容を抜粋すると、

■ がんとは?
1、細胞の病気。
2、がんは細胞増殖の異状を伴う。
3、がん細胞は無秩序な分裂増殖と不死化を特徴とする。
4、すべてのがん細胞はそのDNAに異状が起きていて、細胞分裂を制御している
遺伝子やDNAの修復に関与している遺伝子が、変異を起こして正常に機能
しなくなることにある。

■ がんの予防
1、食べ過ぎない事、腹七分。
2、ビタミンCの補給
3、血液循環改善 → 金魚・毛管・合掌合セキ・背腹(西式健康法)
4、酸素を十分取り入れる事 → 裸体操・温冷浴
5、便秘の解消・宿便の排除 → スイマグ

↓ 会場内では絵手紙展やチャリティーバザーも行われた。

↓ ”かつらこ”の似顔絵コーナー

「かつらこ」が増田さんのペンネームとは知らな人が多い。

講演会は盛況のうちに閉幕した。

先生はじめ関係各位に感謝・感謝です。


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健康への道しるべ 第130号

健康への道しるべ 第130号 心と体の健康生活:平成29年11月10日発行
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昭和2年に西勝造先生が公表された『西式健康法 』 が、90周年を迎えた。

その遺訓 (その3)が紹介されている。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142


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自律神経の乱れが体の不調を招く

自律神経の乱れが体の不調を招く BY   2017-11-15 豊岡倫郎 氏

1、体の不調は自律神経の乱れかも

体全体に張り巡らされている神経組織にはいろいろ種類があるが、その中でも自律神経が正常に機能していないと、体は不調を来すし、病気の原因にもなる。その複雑な仕組みを理解して、健康管理に生かしてゆきましょう。

2、神経の種類

神経には大きく分けると、二つの種類がある。一つは中枢神経、もう一つは抹消神経に分けられる。末梢神経はさらに体性神経と自律神経に分けられる。体性神経には神経は身体の各部を自分の意志で動かすための神経で、例えば見たり、聞いたり、話をしたり、手足を動かしたり、物を食べたりするとき働く神経で、知覚神経と運動神経とがある。

一方自律神経は自分の意志とは関係なく働く神経で、例えば心臓が動く、唾液が出る、汗が出る、胃腸や肝臓、腎臓などが働いているなど、生命の恒常性を維持する働きをしている神経である。

3、自律神経とは

自律神経と呼ばれているものには、二種類あり、ひとつは交感神経、もうひとつは副交感神経である。この二つは互いに拮抗しあうような形で働いている。このふたつの神経をコントロールしているのが大脳にある「視床下部」という場所である。さらに視床下部はその上部にある「大脳辺縁系」と「大脳皮質」とも連携しながら、機能している。

交感神経は朝起きてから日中にかけて、体が活動するときに優位に働き、副交感神経は夕方になって、くつろいだり、夜眠っているときに優位に働く神経である。

よく自律神経のバランスが崩れているとか、乱れているという表現が使われているが、その意味は、日中働くべき交感神経が、異常に興奮したり、逆に弱すぎる場合や主に夜中に働く副交感神経が過度に興奮したり、逆に弱すぎたりしている場合、更に交感神経と副交感神経の働きのレベルのバランスが崩れていることをいう。

理想的な交感神経と副交感神経の働きのバランスとは、いま便秘外来診療で有名な小林弘幸博士によると、1対1もしくは1対1.5を保ちながら、適度なレベルで働いているのが理想という。

4、こんな症状で悩んでいませんか

疲れる、だるい、めまい、不眠、頭痛、冷え、動悸、息切れ、顔のほてり、肩こり、食欲不振、便秘、下痢、発汗、ふるえ、吐き気、いらいら、血圧上下、不安感などありませんか。

これ等の症状を病院へ行き訴えて、いろいろ検査を受けても、特別変わったところはありませんと、医者に言われるケースがよくある。そして自律神経失調症かもしれませんねぇと。

自律神経の器官支配様式図というものがあって、それを見ると首の頸椎の一番から腰椎の五番更に仙骨に至るまでのそれぞれの椎骨と椎骨の間から出ている交感神経及び副交感神経がそれぞれ分担して、各臓器や器官と繋がっていて、脳との間で情報のやりとりが行われていて、体の働きをコントロールしている。

5、自律神経を狂わす要因は何か

■自律神経とストレス・・・精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス、温度
湿度、ストレスがある。精神的ストレスといえば、仕事や人間関係、困りごと、悩み
などである。化学的ストレスとは、食物やカフェイン、飲み物に関するものである。
構造的ストレスとは骨格や筋肉などの歪み,偏りなど。温度・湿度ストレスとは暑さ、
寒さ、風,音などである。ストレスが及ぼす負のスパイラルには次のふたつがある。

★ストレス→交感神経昂進→白血球の一種である顆粒球が増加、リンパ球減少→
活性酸素増加、→免疫力低下。

★ストレス→交感神経昂進→血管収縮→血流低下→酸素不足や新陳代謝低下→器官、
組織の機能低下。

★また副交感神経が昂進するとリンパ球が増えて、免疫力が高まる。しかしリンパ球が
増え過ぎるのも、免疫の抗原が敏感になりすぎて、アレルギー疾患を起こしやすく
なる。

前述したように交感神経と副交感神経が適度に高くて、拮抗している状態が良いので
ある。

  • 自律神経と便秘・・・交感神経が過剰だと腸が動かなるタイプの便秘になる。 逆に副交感神経が過剰だと腸が収縮するタイプの便秘になる。便秘になれば、腸内環境は悪くて、消化吸収機能も低下し、質の悪い血液しか作れないから、ドロドロ血液が体内に流れて行き、新陳代謝が低下する。血流も当然悪いし、血管自体も傷んでしまい、疾病の温床と化する。
  • 自律神経と睡眠不足・・・睡眠不足だと副交感神経のレベルを低下させて、自律神経のバランスが崩れて、血流も悪くなり、全身機能が低下する。即ち夜寝ているときに、副交感神経が働いて、消化吸収活動が行われるのであるから、それを阻害してはいけない。
  • 自律神経と薬・・・殆どの薬は交感神経を昂進させるから、なるべく薬は服用せずに、自分で治せる病気は、自分の力で養生するに越したことは無い。
  • 自律神経と健康体操・・・加齢と共に副交感神経のレベルがどんどん低下してゆく。健康体操にもいろいろあるが、その内容には骨格の矯正、深い呼吸、適度の筋肉の強化、経絡の刺激、血流の潤滑化が含まれていて、いつでも、どこでも、容易に、短時間で実行できるものがよい。これらの条件をすべて満たしているのが自彊術体操である。特に骨格の歪みの矯正と深い呼吸は自律神経の調整には欠かせない。何故なら体は酸素不足を感じると、脳への酸素供給を優先する為に、交感神経が優位にして、末梢の血管を収縮させる。だから深い呼吸をすると、酸素量が増えるので、副交感神経が優位になって、血管を拡張させる。いつもうつむき加減の姿勢では浅い呼吸しかできないから良くない。また骨格の歪みは各椎骨の間から派生している神経の働きを狂わせてしまう。股関節や仙骨のズレも大いに関係しているから、留意が必要。
  • 自律神経と体液の酸性とアルカリ性・・・酸性体質は交感神経を昂進させる、アルカリ性体質は副交感神経を昂進させる。だから玄米、菜食をしている人は体液がアルカリ性に傾くから、自律神経失調症にはならないと言われている。
  • 自律神経と食べ物・・・どんな健康法でも、食物を抜きにしては考えられない。食べ物で体質を酸性化するものは自律神経のバランスを崩すことは前述したが、カフェインの含まれるコーヒーや緑茶などは交感神経を極度に刺激するから、避けた方が良い。また大食や間食は胃腸に負担を強いて、休息する暇を与えない。アルコールや甘い飲み物、お菓子、冷たいもの、肉食、食物繊維不足は腸内環境を悪くしてしまい、それに便秘が加われば、もう自律神経を混乱させる要因が複雑に絡み合って、どんな病気が発症してもおかしくない。負のスパイラルの典型である。
  • 自律神経と性格・・・自律神経失調症になるような人の性格はこうである。即ち我が強く、自分中心で、人の言うことを聞き入れない、つまらないことを気にする、余計なことを気にする、心にヨロイを被ってしまうような人が罹るという。
  • 自律神経とホルモン・・・緊張したり、興奮するとアドレナリンが過剰に分泌されて、体は本能的に防御態勢に転じる。そんな事が日常的に発生すると、あらゆる器官に悪影響を及ぼす。逆に気持ちがリラックス状態の時や嬉しいことや楽しい時はエンドルフィンという脳内ホルモンが出て、毛細血管を広げ、血流が良くなる。

6、自律神経のバランスを保つには

上述した第5項の説明事項に留意すること以外に、更に付け加えるならば、●日頃から平常心を保ち、心に余裕を持った生活習慣を心がける。●笑いを忘れず、快活に振る舞う。笑うと副交感神経が昂進して、免疫力が高まる。怒れば血液がドロドロ化する。●腹式呼吸が副交感神経を高める。●手指の爪の生え際の両端を揉む。●腸を冷やさない。●指圧療法で該当のツボを押す。天柱、湧泉、労宮、内関、百会、手三里などを押す。●好きな音楽を聴くなり、友人と旅行するなり、趣味を持ち、前向きに生きる。

7、まとめ

  1. 自律神経の安定のポイントは、ストレスを溜めない、健康体操で骨格の矯正と深い呼吸、悪食で腸内環境を乱したり、宿便を溜めないこと、この三つが重点項目である。
  2. もうひとつ強調したいことは、安易に薬を服用しないことである。自分の不摂生を改めようともせず、薬で解決しようとする心構えはいただけない。すべての生活習慣病の病根はその間違った生活態度にあることを再考してほしいものである。
  3. 現代社会では精神的ストレスに満ちていて、避けることは難しいから、ストレスに強い人間になるには、日頃から見聞を広め、いろいろな経験を多く積んだ方が良いと思う。
  4. こんな人とは、一緒にランチもしたくない、温泉にも行きたくないというときは、こちらの気分も悪くなってしまい、副交感神経が低下するから、避けるに越したことは無い。逆に一緒にいると、楽しい気分にしてくれる人とは大いに付き合うがよい。
  5. 酒、コーヒー、甘いもの、肉は自律神経を乱すものばかりだが、これらにどっぷり浸っているのが現代人の日常生活である。これら間違った生活習慣を改めない限り、健康生活は望めない気がする。
  6.  お酒の飲み過ぎは最悪の生活習慣の一つである。交感神経を昂進させ、副交感神経を低下させる結果、血管の収縮し、アルコールの分解時に水分が不足し、血流を悪くし、血管の内皮を傷つけダメージを与える。また顆粒球が増加して、それが死滅するときに活性酸素を大量に発生させる。その結果血管は硬化し、血液はドロドロ化になり、脂肪分は過酸化脂質に変化して、動脈硬化を招き、血管が詰まりやすくなってしまうから怖い。
  7. 加齢と共に自律神経の副交感神経の働きは徐々に低下してゆく。しかし交感神経の働きの低下は少ない。女性はなぜ男性より長生きするのか、その理由のひとつは、加齢による副交感神経の低下が男性より10年遅いからだということが解かった。如何にして副交感神経の働きを維持し、交感神経を昂進させることを避けるかが健康を左右する要点なのである。  おわり

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健康への道しるべ 第129号のご紹介。

健康への道しるべ 第129号のご紹介。

平成29年10月10日発行。

昭和2年に西勝造先生が公表された『西式健康法 』 が、90周年を迎えた。

その遺訓(その2)が紹介されている。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142


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だんだん良くなるムラタの体操

NPO法人 明日の健康を考える会が発行する機関誌『医食同源』2017年10月1日号に、金沢在住の「百まで歩こう会」村田 敏明氏が連載する「だんだん良くなるムラタの体操」なる記事がある。

村田氏は健康に関する情報を分かり易いマンガでも紹介し、自ら実践している。

一度金沢でもお会いし、坂出にも講演会の講師で来ていただいた。

↓ マンガの一部をご紹介


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誤嚥性肺炎は怖い (2017/10/17 By 豊岡倫郎 氏)

1.日本人の死亡原因

現在の日本人がどんな病気で死亡しているかを知って、自分がどんな生き方をすればよいか、参考にする必要がある。下のグラフは厚生労働省が発表した2016年度の死亡原因を示す。
今迄四位だった肺炎が三位になり、肺炎のひとつである誤嚥性肺炎について、解説する。

2.誤嚥性肺炎とは

物を飲み込むことを嚥下(えんげ)と云い、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)という。誤嚥性肺炎とは嚥下機能障害のために、食べ物、唾液、胃液などと一緒に、細菌を気道に誤って吸引することによって、発生する肺炎をいう。


3.誤嚥性肺炎の死亡数

調査によると、肺炎で亡くなった方の97%が65歳以上の高齢者で占められていて、またその高齢者の肺炎の内の70%以上が誤嚥性肺炎だと云うから怖い。

年間総死亡者数は約130万人であるが、それから推計しても誤嚥性肺炎で亡くなる人が如何に多いかことか。我々の健康管理上の一大重点注意項目として、上げねばならないのである。

4.喉(のど)の構造

右の図は食道と気管と喉頭蓋を横からの略図で示しているが、左側下方の太く丸い部分が喉仏で、甲状軟骨で出来ていて、右斜め上方の細くなっている部分が喉頭蓋である。呼吸をしているときは、気管部分は開いているが、口から物を飲み込んだときは、喉頭蓋が気管をふさいで、食道の方へ食べたものが流れてゆく仕組みとなっている。

5.何故高齢者に誤嚥性肺炎が多いのだろうか

  • のどを動かす筋肉は40歳代を過ぎるころから徐々に衰えてゆく。70歳を過ぎる頃になると、喉の筋肉や感覚がすっかり弱くなり、飲み込むタイミングにズレが生じ、飲食物や唾液が誤って気道に入りやすくなる。
  • 通常、声帯は開いているが、食道の入り口は閉じている。物を飲み込むと、喉頭が引っ張り上げられて、喉頭蓋が倒れて、声帯が閉じて、食道の入り口が開く仕組みになっている。

この開閉の切り替えには、周辺にある顎二腹筋、茎突舌骨筋、顎舌骨筋の三種の筋肉が連係して、喉頭を引き上げることで、わずか0.5秒のタイミングで行っている。要するに、これ等の筋肉が加齢と共に衰えていくと、飲み込む力も衰えて、誤嚥が起きてしまう訳である。

6.誤嚥を起こしやすい状況

  • 痰が絡む、●よくムセる、●声がかすれる、●錠剤が呑みこみにくい、●声が小さい、●胃液が逆流する、●飲み水が気管に入る、●知らぬま誤嚥と言って、睡眠中に唾液や胃からの内容物が軌道に入る。

7.誤嚥性肺炎の症状

  •  何となく元気がない。●食欲がない。●発熱、逆に発熱しないケースも多い。●咳が出る。
  • 膿のような痰が出る。本人が気づかない事が多いから、誰か気づいてすぐ対処が大事である。

8.誤嚥性肺炎の診断

明らかに嚥下機能障害から発生している場合は、レントゲン写真、CTで肺炎像を確認する。他に白血球の増加や炎症反応をチェックするなど。

9.治療

抗菌薬を用いた薬物療法が基本となる。呼吸状態や全身状態が不良の場合は入院治療となる。

また同時に口腔ケアの徹底、嚥下指導を受け、トレーニングすることも必要となる。

10.生活上の注意点

  • 高齢者や中枢神経系障碍者など寝たきりの人は、慢性的に繰り返し発症することも多い。
  • いろいろな薬常用者も発症に関連性がある場合もあるから服用を医者に伝える。
  • 口腔内の雑多なバイ菌を含んだ唾液を誤嚥するケースも多いから、口腔内を清潔にする。

11.予防策

根本原因の誤嚥を起こさないための予防策は色々あるが、例えば・・・・

●姿勢を正して、ゆっくりと、よく噛んで食べる。テレビなど見ながら飲食しない。●口腔内のバイ菌の発生を防ぐため、歯磨きを徹底する。
●食事の後、すぐに横にならない。
●生活習慣を見直して、禁煙、規則正しい生活、栄養バランスをとり、免疫力を
高める。
●嚥下訓練としては、のどの持つ「飲み込み力」、「発声力」、「呼吸力」の機能を
強化する為には、のど仏の筋肉を意識して、水を飲み込む訓練、のど仏を意識
して、勢いよく息を吐く訓練、お腹に手を当てて、腹式呼吸で「あ、え、い、
お、う」と大きな声で発声する。高い音程の歌を歌うとよいなど他にもいろいろ
訓練法がある。
●医学的に動脈硬化と飲み込み力とに関連性があり、動脈硬化にならないように
気を付ける。
●誤嚥を起こす人は平均より10年寿命が短いと言われている。

12. まとめ

西式健康法や自彊術の体操には、首を上下、左右、前後に倒す動作があるし、頸椎の歪みを矯正し、胸郭を広げる動作もある。日頃から健康体操をして、全身の筋肉も、骨格も、呼吸器も、血流にも配慮している人とそうでない人では、長い年月の間にここでも格差がでるのは、当然な気がする。

おわり


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健康法実施の6大原則 その基本から外れないように

健康法実施の6大原則 その基本から外れないように

2017-9-15 豊岡倫郎

1、溢れている健康情報

いまテレビ、新聞、雑誌には健康に関する放送や記事が載らない日はないくらいに、巷には健康情報が溢れている。そもそも皆さんは学校教育で習った保健科目の知識だけで、社会に出てから死ぬまで、健康的な生活を営むことができると、お考えですか。私は否だと思って、この大きな問題点に少しでも応えられたら良いとの思いから、15年以上前から毎月1回公民館で、健康問題に関心がある方たちに、健康講座を開いている。

2、なぜいま健康法実施の6大原則をとりあげたか

健康情報が溢れ、人々はあれが良い、これが良いと、健康法を実行している人も多い。また生まれつき健康で、病気をしたことのない人達は、健康問題に無関心で、それが永遠に続くと勘違いしている。でも実態は糖尿病や高血圧、心臓疾患、脳疾患、ガンなどの所謂生活習慣病の人たちで、病院へ行くと溢れかえっている。

ではその歯止め策は何かといえば、予防策しかないのである。医者の一服のさじ加減で病気が完治しないから、病人が溢れているのである。この事実を軽視してはいけない。

3、健康法実施の6大原則

病気の具体的な予防策より大事なことは健康問題に対する心構えである。今までいろんな健康情報を皆さんに発信してきたが、人それぞれの生き方や価値観、性格が異なるために、せっかくの情報も生かされてないことを長年痛感していたので、ここに改めて説明したい。

(1)原則その1・・・誰にでも適用可能な普遍性を備えている事

老若男女、即ち年齢、性別、体質など問わず、誰でも安心して実行できることである。例えば体質的に酸性体質とアルカリ性体質があるし、陽性と陰性体質、冷え症と暑がり症、肥満と痩せ型、男性と女性、若者と老人などいろいろ体の特質が異なる人でも安全で、成果があがるものでなければならない。

(2)原則その2・・・長期的に見ても支障が起きない事

一時的には効果が期待できるが、それを長期間実行すると、逆に害が出るものが多いから要注意。例えば一過性の病気ならそれでも良いが、慢性的な病気の時は、一時的に症状は軽減されても、何年も継続していると、逆に害を及ぼすものもある。

(3)原則その3・・・総合的でバランスを保つものである事

総合的であるべきとは、「群盲象を撫でる」ではいけない。また石川県が生んだ哲学者の西田幾多郎は言っている。「ただ一つの思想を知るということは、思想というものを知らないというに同じい」と。私は今まで幾多の健康法の本を読んできたが、その多くの健康法は、これさえ実行すれば、健康になると、書かれている。

しかし病気を招く原因は一つではなく、多くの場合、いくつかの要因が影響しあい発症している。日本人はとかくイエスかノーかと、決めつけたがる悪い癖がある。例えば内科の病気でも、骨格の歪みから発症しているケースがよくある。そんな時にいくら薬を飲んでも解決する筈がない。即ち病気になるのは三大原因である精神、運動、食事のいづれかに異常がある時である、しかもこの三つは総合的に繋がりを持っている。体の生命維持機能はトータルシステムとして、働いているのだから、「木を見て森を見ない」検量の狭さがあっては解決しない。

次にバランスを崩さないようにすることである。漢方では体のバランスの崩れ、それが病気だと言っている。例えばストレスを感じると、自律神経の交感神経が昂進して、体調を崩してしまう。逆にもう一つの副交感神経が昂進する状態の時も、これもまた好ましくない、この二つの神経が拮抗して、バランスを保っているときが健全な姿なのである。

精神状態ばかりでなく、筋肉や骨格のバランス、体液の酸性とアルカリ性のバランス、摂取する栄養素のバランスなど重要な要素はいくつもあるから、すべて配慮する必要がある。

(4)原則その4・・・自然の理に適っている事。

人間は何千何万年の間、自然界の中で生き抜いてきた関係から、厳しい自然環境に適応して、体が作られている。いくら文明や科学が発達したとはいえ、自然界の摂理からかい離したことを続ければ、必ず体の摂理も狂ってしまうのである。

農耕民族で温帯地方に住み、米を主食にして、野菜や魚を常食して作られた身土不二の体質がある。にも拘らず、戦後の高脂肪、高蛋白の肉や乳製品を中心とした高カロリーの欧米食は日本人の体質に合わないから、ガンをはじめ生活習慣病やアレルギー疾患を発生させて、いまだ留まる気配はない。

もうひとつ大事なことは、自然界の野生の四足の哺乳動物と人間の大きな違いは、何かといえば、人間は衣服を着ている、火食している、運動不足である、自然界にない化学加工の食品を食している、精製されたり、エキス化されたものを食べている、化学加工の汚染物質を体に取り込んでいる、保健治療薬を飲んでいる、二本足で歩くなどである。これ等はみな本来体に備わっている生命維持機能や摂理を狂わすものばかりである。

これ等の中でも自然の理に適うためには、「生きたものは生きたものに養われる」というのが生物界の大原則である。火食ばかりでなく、火を通さない生の食物と生水を摂取しないと生命力の衰えが早いのである。

(5) 原則その5・・・重点的で、効率を考えること

あれが良い、これが良いと振り回されないためには、それが上述した四つの原則に照らすと、どういう位置づけにあるのか、更に体に及ぼす効果が高いのか、低いのかという事を見極めることが必要である。些末なことをいくら続けていても、ピント外れのことをいくら続けていても労多くして効果なしでは、救われない。逆に健康を害することになることもある。

重点的にやれ!と言われても、健康法に関する知識を持たない人は困惑するだけだと思う。

「無知は死を招く」という言葉がある。冒頭で書いたように、長寿を全うするために最低限の健康知識を持っていないと、生き延びられない時代であるという事を認識してほしい。

こういう類の人たちは、何かあれば医者へ行けばよいの一点張りである。無知だから医者に治してもらう病気と、自分で治す病気があることを知らない。選択肢がないのは無策に等しい。

(6)原則その6・・・悪事は良事を駆逐すること

いくら体に良いことを毎日せっせと実行していても、一方では体に悪いことを平気でやっている人が多い。例えば酒、たばこ、甘いもの、肉食、食品添加物、大食、運動不足、肥満、便秘、ストレスなどを止めたり、解消しない限り、これら悪しき事に足を引っ張られて、せっかくの良い事も生かされず、健康にはなれないことを肝に銘じてほしい。

4、まとめ

(1)何が必要かを知ろうとしない、全体を見渡せてない、気づきの精神がない、軌道
修正ができないような人達は、まず健康に立ち向かうスタンスから見直すことが
必要なのである。

(2)自然界で生かされている事に感謝する気持ちを持つ。命を繋いでくれる食べ物は
何かを知り、ひと時の口福に酔いしれ、体を苛めるような傲慢な姿勢を改めない
と健幸はない。

おわり


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夢道場

NPO法人健康を考えるつどいが運営する健康会館で太極拳を教えておられる谷澤 信子先生の記事が、読売 ”さぬきネット” に載ったのでその記事をご紹介。

「地域のお年寄りが気軽に出かけられる場所をつくりたい」との想いで、高松市の谷澤 信子さんが坂出市川津町の実家の納屋を利用して憩いのスペース『夢道場』を開設した。

「健康」、「癒やし」をキーワードに体操教室、娯楽などの活動の場を提供している。・・・アト略

利用料は基本的にお茶代として300円

問合せは谷澤さんまで・・・☎  090-1577-7355


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”写真で綴る” 自彊術を創り育てた人達

金沢市にお住いの豊岡 倫郎氏の著書『写真で綴る自彊術を創り育てた人達』をご紹介する。

発行は”ヘルシーライフ研究所 豊岡 倫郎”
〒921-8151 石川県金沢市窪2丁目82番地
TEL/FAX:076-241-4998

自彊術の創始者・中井 房五郎氏は明治12年2月香川県坂出市高屋町に生まれ、昭和6年10月53歳にて逝去された人物。

現在53,000人もの会員がいる公益社団法人自彊術普及会だが、創始者の地元でこの健康体操を知る人は殆どいない。

自彊術は、治療法が土台になっているという点において、ただの体操ではないところに大きな特徴があり、この健身術を創った中井房五郎は天才手技療法士でした。

発表されたのは、1916年(大正5年)で、彼は医療制度が未だ不充分であった時代に、現在の按摩、指圧、整体、カイロプラクティック、マッサージ等をミックスした数百種に及ぶ手技療法で難病を治したと言われる伝説的存在の人でした。

その治療法に代わるべきものとして、氏により案出された31の体の動かし方が「自彊術体操」。

この偉人を紹介しようと、自彊術を長年実践されている豊岡氏が自ら書かれた著書を送ってくれました。
ありがとうございました。

現在、NPO法人健康を考えるつどいが運営する健康会館のスクールメニューにも自彊術があり、倉敷の佐野 典子先生(奥伝)と高松の山本先生が指導に当たられている。


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健康新聞

東京都中野区で渡辺医院を開業している院長・渡辺 完爾先生が年4回発行する季刊誌をご紹介。

渡辺先生は父上の代から主として西医学に基づく治療を行う医師。

西医学とは、昭和2年(1927年)に西勝造先生が公表された「西式健康法」を基礎とする。

その西式健康法を「健康新聞」で紹介している。

↓ 平成29年8月4日発行・第523号 表紙


■ 発行:年4回
■ 定価:1部300円、年額1,000円(送料共)
■ 問合せ:電話=03-3362-9171、Fax=03-3362-9173


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健康への道しるべ 第128号のご紹介。

健康への道しるべ 第128号のご紹介。

平成29年08月25日発行。


昭和2年に西勝造先生が公表された『西式健康法 』 が、90周年を迎えた。

その遺訓が紹介されている。

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142


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健康へのトビラ Vol.12

NPO法人健康を考えるつどいが発行する機関誌 ”健康へのトビラ”  第12号” を発刊しました。

■ 健康講演会の話題は、金沢市の村田 敏明氏による『介護老人にならない! 法』

■ 8月18日からの夏期合宿の案内


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健康への道しるべ 第127号のご案内

健康への道しるべ 第127号 心と体の健康生活 平成29年6月25日発行

 


『 闘病奮闘記 』By  安曇野市在住 百瀬 稔 氏
・・・から一部抜粋

え~ 大腸ガンから一年、元気です!

昨年3月、地元の赤十字病院ドックで貧血と便潜血の指摘を受けた。その前も便潜血が+であり、主治医は様子を見るとの事だったが、心配だったので大腸カメラをすると

・・・アト略

その他記事に「手相でわかる病気と運勢 その1」等など。

 

■ 発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

■ 〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31、Tel:054-245-8141、Fax:054-245-6142


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健康をあきらめない! こうすれば病気は治る!

■ 日 時:2017年7月22日(土)9:00~16:30、8:30 開場

■ 場 所:レグザムホール(香川県県民会館)

■ 主 催:おむすびの会、問合せ・087-881-2323

■ 受講料:前売り 2,000円、当日 2,500円



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薬の副作用は怖い

薬の副作用は怖い    2017-6-15 豊岡倫郎

1、年々増加する国の医療費

厚生労働省が公表した2015年度の医療費は41.5兆円となり、前年比3.8%増えた。その内調剤医療費が5兆9783億円で、前年比11.3%増で、そのなかのトップが血圧降下剤で、4953億円、次が抗ウイルス剤の4139億円と続く。

2、薬に依存する日本人

今は高齢化社会で、お年寄りは体のあちこちに不具合が起きて、医者へ行くと、不具合の数に応じて、どっさりと薬袋をもらい、それらの薬を服用しても、長引くばかりで、医療費ばかりが嵩んでゆくのが実態である。更に問題なのは、何種類もの薬を長期に亘って飲んでいると、その副作用で、別の病に侵されて、命を縮めかねないのである。これを医原病と呼んでいる。 東京大学大学院医学系研究科教授の秋下雅弘氏の著書「薬は5種類まで、中高年の 賢い薬の飲み方」という本が話題になっている。多種の薬を飲むことを戒めている。

3.今必要なのは薬に関する正しい知識

いま生活習慣病を患っている人が激増している。例えば糖尿病は予備軍を入れて、2210万人、高血圧症4000万人、脂質異常症3200万人、これが三大生活習慣病である。何故こんなに患者数が多いのか、答えは簡単である。症状を緩和させても、これ等の病気を完治させる薬がないから、一生飲み続ける羽目に陥るのである。
そこで問題なのは、これらの人たちが服用している薬の副作用がないのだろうかということである。昨年秋に大橋巨泉さんが亡くなったのを契機として、医療問題が話題となり、マスコミがこの件に関して、詳しく日本の医療事情の特集記事を発表し始めた。週刊現代が以下の記事を掲載した。上述の三大生活習慣病に関する薬の副作用のことである。
■コレステロールを下げるスタチン剤についての記事1■総コレステロールの基準値とは
日本動脈硬化学会が定める基準値は、総コレステロール値が220以上は、高コレステロール血症という。しかしこれには多くの異論があり、次ページ右上のグラフを見ると、判るように低い方が死亡率が高いのである。コレステロールを下げる薬として広く使用されているのがスタチン剤であるが、急性で横紋筋融解症という命にかかわる病気がある。この病気に罹り、命がけの闘病生活と医療告訴を行ったのが、福田 実氏の著書「私は薬に殺される」である。これを読むと、薬に対する知識を持たずに、医者の薬を何の疑いも無く、飲み続けることの怖さをしみじみと感じさせるのである。
長尾クリニックの長尾和宏院長によると、急激な横紋筋融解症でなくても、徐々 に筋肉が低下していったり、筋肉痛になったり、肝機能が低下したり、酵素の働きを低下させるため、免疫力低下、ガンや認知症のリスクも高まるという。

■もうひとつ、コレステロール値と死亡率の関係について、日本動脈硬化学会と日本脂質栄養学会、良識派医師との間で論争があり、疑わしい病人を調査対象から除外したりして、作成されたのが、左下の表である。自治医科大学が発表したもので、160~200mg/dlの範囲の人を1として、200~240mg/dlの範囲にあっても、死亡率が低いことが見て取れる。特に女性の場合は、240mg/dl以上でも死亡率が低いのである。逆に160mg/dl未満の低コレステロールの人が死亡率が高いことが分かった。下の表は週刊現代に掲載されていたコレステロール値と死亡率の関係グラフである。


■下の表は主な高血圧症の薬に関する誤解という名で週刊現代に掲載されたものである。殆どの患者たちはこれらの薬を長期間服用しているから、副作用には留意が必要である。そもそもいまだに高血圧の基準値に関する論争は続いていて、70歳を過ぎた人の場合は上の値が140近くでも異常値ではないという意見が多い。

■下の表は糖尿病の薬に関する週刊現代の記事である。昔インシュリンが開発された当初は、 これでもう糖尿病の患者は無くなると 言われたものだった。しかし患者が 2,220万人もいる現実の姿に、何を思うかである。

4.無知は死を招く

今回この記事を書くに当たり、前述した本以外に参考にした本は次の通りである。

  • 田村豊幸著  「薬の副作用にやられないための本」
  • 岡田正彦著 「薬なしで生きる」
  • 丹羽靭負著            「クスリで病気は治らない」
  • 近藤 誠著  「クスリに殺されない47の心得」
  • 船瀬俊介著  「医療大崩壊、もうクスリはのめない、医者には行けない」
  • 安保 徹著 「薬をやめると病気は治る」

    また下に掲げた表紙の本は現代医学の医者や薬剤師の方々の「良心の叫び」である。正に薬はリスクである。

3. 薬から離脱するには

いわゆる生活習慣病は長年の間違った生活習慣によって、育まれてきた病気であるから、そう簡単に医者の一服のさじ加減で快癒するものではないことは、皆さんは百も承知している筈。その内、今度は薬の副作用によって、本来の病気以外の、本人も予想だにしなかった病気に罹り、死を早めるケースも多いのである。そもそも生活習慣病の薬というのは、症状を解消する対症療法である。血圧の降圧剤しかり、糖尿病の薬しかり、コレステロール降下剤しかりである。これ等の病気を招いた原因は、過食、酒の過飲、甘い糖分の摂りすぎ、肉類の過食、運動不足、ストレス、過労などに起因するものであるから、これらの原因を先ず解消する対策を採るのが本筋である。薬の服用者は自分の心の中の理不尽さに気づかないとは、どうしたことか。

4.薬に関するワンポイントアドバイス

  • 薬は体にとっては本来異物であり、毒であること。
  • 長く服用を続けると、耐性が出きて、だんだん効かなくなる。
  • 一般に薬は自律神経の交感神経を昂進させるから、免疫力の低下など諸病につながる。
  • 漢方薬といえども副作用があること。よく便秘症の人が、センナやアロエを飲んでいるが、民間薬でも、副作用がある。
  • 今自分が飲んでいる薬が、体に入るとどんな働きをするのか、副作用は何かを調べて、納得した上で服用すべきで、医者の言葉を鵜呑みして、悪いようにはしない筈と、過信してはいけない。今は情報化社会で、インターネットやスマホでなんでも調べられる。
  • 薬は5種類までという本を紹介したが、別の本には3種類までと書いてあるものもある。食品添加物もそうだが、何種類も体にいっぺんに入ると、化学変化で本来体が持つ免疫力や自然治癒力、ホメオスタシス(生命恒常性維持機能)を狂わせて、生体がガタガタになる。
  • 高血圧の降圧剤で血圧が下がればよいというものではない。真の原因の動脈硬化や肥満などから、体が危機感から上げざるを得ないのに、薬で血圧だけ下げても、根治にはならない。
  • 70歳を過ぎると、体力、免疫力、酵素などの分泌量も半減するのに、働き盛りの大人と同じ用量はおかしい。
  • 勝手に薬の服用を中止すると、体に異常が出ることもあるから、必ず医者に相談してみる。

5.まとめ

1)私の持論の一つは、「悪事は良事を駆逐する」である。せっかくいろいろ健康
療法をしていても、片方で、毎晩酒を飲んでいては、治るものも治らない。

2)病気になって、反省する様子もなく、言い訳ばかりする人がいる。食べるの
が、飲むのが、好きだから止められないと。健康法において、好きだの、
嫌いだ等と、言っていては、前進はない。健康法は良いか、悪いかの基準が
大事なのである。「甘えの構造」はいけない。

3)血圧やコレステロールの基準値を設定する関係者、即ち厚生労働省、製薬
業界、医師会などの間では、基準値のレベルを厳しくすることによって、薬
の売り上げや診療費などの収入が跳ね上がるという。病人にされて、薬の
服用を迫られ、副作用で命を縮めることのないようにしたいものだ。

4)薬に関する正しい知識を身に着けて、薬漬けの生活からの脱却策をいち早く
実行する時代であることを痛感する次第である。

5) 紙面の関係で省略したが、風邪薬、胃腸薬、睡眠薬、精神安定剤、鎮痛剤
などについても、問題点が多いことを付け加えておきます。

6) 日本は狭い。本当に病気を治したければ、現代医学を習得した医者で、薬を
使わずに生活習慣病を治している医者は沢山いるから看てもらったらよい。
今回取り上げた三つの生活習慣病ほど悪い生活習慣の改善で治りやすい病気
はないのではなかろうか。

おわり


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アトピー、花粉症になる人、ならぬ人

1、増え続けるアトピー、花粉症の人達

アトピー症700万人、花粉症2,000万人。これが今の日本の現実の姿である。特に最近は大人のアトピー症の患者が増えてきた。これらの病気になる人、ならぬ人の差はなんなのだろうか、考えてみることにする。私達の子供のころはこんな病気で悩んでいる人は、クラスには一人もいなかったのに。

2、アトピー、花粉症とはどんな病気なのだろうか

そもそも人間の体には、自然治癒力とか、免疫力とか、恒常性維持機能とかが備わっていて、怪我したり、外部から異質なものが入ってきたり、感じたりすると、治したり、排除したり、働きを修正することができる。

では先ずアレルギーとは、体に何か物が入ってきたとき、それに対して体内で起きる過敏な反応であって、その反応が体にとって、有害なものであるものをいう。そういう反応の持ち主をアレルギー体質の人と呼ぶ。アレルギー体質の人の血清にはアレルギー反応を起こさせる特別に物質があり、それを免疫グロブリン、すなわち抗体という。これにはいくつかの種類があるが、ここでは通称IgEという抗体が関係するⅠ型アレルギー性疾患について述べる。

またアレルギー性疾患を引き起こさせる物質をアレルゲン、すなわち抗原と呼ぶが、これらの物質には、花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、卵、牛乳、魚、大豆、化学物質、その他いろいろあり、人体の皮膚、呼吸器、食道などから体内に入ってゆく。

アレルギー反応発症のプロセスは次のとおりである。

アレルギー原因物質の抗原体内侵入 → 抗原提示細胞が抗原捕獲 → 抗原提示細胞が免役反応を起こす → Th2細胞を活性化 → インターロイキン4を産生 → B細胞にIgE抗体を作らせる → アレルギー反応発症

ただ抗原提示細胞が免役反応を起こすときに、Th2細胞を活性化だけでなく、一方ではアレルギーを抑えるTh1細胞をも活性化させるが、その働きがTh2細胞よりも弱い時に、アレルギー反応が起きるという。

3、アトピー皮膚炎発症の仕組み

一般に皮膚の弱い人がアトピーになりやすいといわれているが、皮膚表面の角質層の防御機能が低下して、皮膚に付着した微生物や皮膚の内側に入り込んだアレルゲンが、体内のマスト細胞の表面に待機しているIgEとアレルゲンが反応して、マスト細胞から炎症を引き起こす物質であるヒスタミンを放出したり、ロイコトリエンやサイトカインという物質を作り出す。その結果炎症ばかりでなく、体内のいろいろな器官や臓器に異常が発生する。

4、アトピー皮膚炎の素因

●抗原となる食べ物、ハウスダスト、ダニ、花粉などいろいろ。

●免疫力の低下

●睡眠不足

●ストレス

●不規則な生活

●偏った食事・・・肉類、野菜、タンパク質、油の多いもの、過食など。

●チョコレートや甘いお菓子、お酒、たばこなど嗜好品。

●化学製剤・・・食品添加物、医薬品、化粧品、農薬、排気ガス,煤煙、粉塵等。

●体内に活性酸素の発生

●生まれつき弱い体質

5、一般的アレルギー治療法

血液検査、食物負荷試験、皮膚検査などでアレルゲンを特定し、アレルゲン排除したり、避ける生活。

抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などはアレルギー症状を抑える。代表的な薬に、副腎皮質ホルモンのステロイド剤がある。しかしこの薬は副作用が強く、長期間の使用は問題が多いので要注意。

減感作療法によって、アレルゲンとなっている物質を確認し、徐々に免役を作り出してゆく手法。

皮膚のスキンケアの実行。清潔にしたり、保湿する。

6、少数派療法

上述した一般的な療法は主に対処療法であって、根本的な治療法はまだ確立されていないのが実情である。その証拠に患者数は減らないし、逆にどんどん増加していることが如実にそのことを証明している。そんな中で、いくつかの有力な少数派の治療法を紹介する。

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●故甲田光雄博士による西式甲田療法(左端の本)の「アトピーの健康合宿に学ぶ」大阪大学医学部卒業。

この本で紹介されている内容は、アレルギー疾患を患っている人は、腸に宿便をためていて、腸管内に異常発酵や腐敗が続き、その為に産生された有害物やガスのため、胃腸粘膜にビランや微細なキズが出来て、その結果タンパク質が最終段階まで分解されず、分子が大きな状態で腸壁から吸収されてゆく。その結果体内では異物として、アレルゲンとなって、反応を起こすという。花粉やハウスダストも鼻やのどの粘膜から鼻汁やたんと一緒に食道に入り、腸から

体内に吸収されてゆき、反応を起こす。従ってもはやこれらアレルゲンとなりうる物質を防ぐことは不可能であるから、腸壁の炎症を治癒させて、侵入を防ぐ治療法である。長年多くの患者の治療法として実施してきた西式甲田療法によって、アトピーであれ、花粉症であれ、治療効果を上げた。具体的には甲田医院に、1995年と1997年の二度にわたり、子供たち、夫々20名、17名が入院して、現代医学の皮膚科の先生方も驚く成果を上げたのだった。その内容は「医事新報」や日本アレルギー学会総会でも報告された。

●下関市立中央病院の永田良隆著「アトピーは和食で治せ!」(写真中央の本)鹿児島大学医学部卒業。現在同病院の嘱託医。

今まで一万人以上のアトピーの患者さんを治療してきた実績から、その治療法と効果は全国的に知れ渡っている。その治療方針は、食べ物にはアレルギー反応を起こすものと、アレルギーを抑える食べ物があるということ。卵、肉類、乳製品、油を使った揚げ物類などを止めて、伝統的な和食に戻すというもの。それで思い当たることは、アトピー患者が増えてきた年代を思い起こせば、誰でも気が付くはずである。欧米食と学校給食が盛んになった時が、其の始まりだったのであることに。

●土佐清水市の土佐清水病院院長の丹羽靭負(ゆきえ)著「アトピーがぐんぐん良くなる本」(写真右端の本)京都大学医学部卒業。

知る人ぞ知る活性酸素の世界的権威で、活性酸素除去酵素(SOD)の開発者として有名。

アトピーの主因は活性酸素である主張している。活性酸素発生の要因として、上げているのは

加工食品、紫外線、放射線、医薬品、食品添加物、粉じんや排気ガス、酒、たばこ、ストレス、

便秘、過労などで活性酸素が体内に過剰となった状態で、欧米食の肉食や油を使った食事によって、体内で活性酸素によって脂肪分が過酸化脂質に変わる。するとアルデヒド基が角質層の保湿機能を破壊して、乾燥肌となり、アトピー発症につながるという。もちろん他のダニ、ハウスダスト、食品アレルゲンの関与も否定していない。

7.アトピー症の病状の変遷と複雑性

●40年前まではアトピー症といえば、乳幼児がかかる病気で、小学生になれば、自然に治ったものだ。

●ところが今は乳幼児から青少年、中年、高齢者にまで、年齢を問わず発症している。

●発症する体の部位もバラバラで、場所を選ばずという。

●症状も単純なものから紅斑,肥厚苔癬、落屑、結痂、皮疹炎症、糜爛、皮膚萎縮、結節性痒疹などいろいろある。

●よくなったり、また再発したり。高齢になって突然発症したりと、発症の誘因が複雑。

8.アトピーや花粉症になる人、ならぬ人の違いとは

前述した三冊の本やその他の資料を調べた結論として、こんな人が罹り易いと言えるだろう。

●過食や偏食で胃腸を酷使してきた。

●便秘や宿便停滞で、腸壁が糜爛している。悪玉菌で腸内環境が悪い。

●卵、肉、乳製品や油を使ったフライなどを摂りすぎ。

●生まれつき皮膚が弱い体質である。

●冷たいジュース、アイスクリームやビールなどの摂りすぎ。母親が妊娠中に冷たいものを摂りすぎると生まれる子供は罹病の確率が高い。

●生活環境面では、排気ガス、粉じん、ハウスダスト、ダニ、花粉など。および薬品、洗剤、化粧品、農薬、食品添加物、マーガリン、ショートニングの入ったパン、店屋物フライなど。

●疲労や睡眠不足、ストレス。自律神経のバランスが崩れている。副腎の働きが弱い。

●甘いジュース、お菓子類、コーヒー、チョコレート。

9.アレルギーに強い体質を作るには

前項で指摘した悪い生活態度の反対のことを行うことである。即ち

●腸をきれいにする。一日二食の少食にし、便通をよくする。糜爛のない腸壁にする。

●活性酸素の体内発生の少ない生活を心がける。過酸化脂質はいけない。

●高脂肪、高たんぱくの欧米食から和食へ。タンパク質の消化不良、腐敗は怖い。

●甘いもの、冷たいものは避ける。甘いもの、冷たいものの害は怖い。

●アレルゲンを排除する。

●規則正しい生活、疲労や睡眠不足、ストレスのない生活へ。

●全身運動となる健康体操をする。手軽に15分で出来る自彊術などがよい。

●空気のきれいな環境に住む。都会に住むの人の方が罹患率が高いのは煤煙、粉じんによる。

10.まとめ

●閾値(いきち)という言葉がある。これをアレルギー症に例えると、いろいろな悪い条件や基準値が体の制御の限界を超えて、オーバーフローすると、発症するということ。だから良くなったり、また悪くなったりするのもそのためである。現代は食生活も生活環境も人体の健康を害するものが溢れている、いつ誰がこれらアレルギー症を発症しても不思議ではない。

●こんな時代を生き抜くには、無知であってはいけない。医者の言うことを鵜呑みにしていては、医者や薬に殺されてしまう。医者に直してもらう病気と自分で治すべき病気の区別を判断できる知識を身につけなくてはいけない。健康のことをもっと知ろうと心がける人が少ないのが現状である。これでは病人は減らない。

●以前私がある有名な103歳の人のことを健康講座で話をしたことがある。するとある妙齢のご婦人がこんな感想をもらした。「世の中、平等ではないですねぇ・・・」と。このご婦人の想いは、誰でもみんな長生きできたらいいのになぁ・・」という単純な気持ちだったかもしれないが。しかし私にしてみれば、長生きする人は、努力して、健康に配慮した生活をしてきたから、長生きできたのである、病気で短命に終わる人は、平気で間違った悪い生活が原因であったことを、理解してほしいものである。

人間の体は一大化学工場に例えることができる。体に入る食べ物が悪いものであれば、作られる筋肉、血液も、血管も臓器も粗悪なものになるのは当然である。質の悪い素材がインプットされれば、アウトプットされる製品も粗悪品になることは、誰でも理解できるはずである。自然界の摂理や、生体の生理は、何人であるかを問わず、平等に体内で化学変化が起きるのである。

●毎日テレビでは、やれグルメだ、スイーツだと騒いでいる。全国どこの都市へ行っても、郊外には、焼き肉、ラーメン、お好み焼き、ファーストフード、ファミリーレストラン、回転ずし店などが立ち並んでいる。食品スーパーの店頭には、菓子パンや店屋物のフライが所狭しと並ぶ。果たしてこれ等の食品で長寿をまっとうできるだろうか。

●「内皮は外皮に通じる」という言葉がある。アトピーや花粉症は腸内の粘膜の悪化が皮膚の表面に出てきたのである。腸壁のただれを治すことがまず先決である。

おわり

2017-5-17 豊岡倫郎


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健康への道しるべ 第126号 のご紹介

健康への道しるべ 第126号 心と体の健康生活 平成29年4月25日発行

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104歳 希望にあふれる日々の暮らし ・・・から一部抜粋

静岡県湖西市に在住の佐原さんは、90歳の時、書道展の作品を見て「すごいなぁ~」と感動し、それをきっかけに90歳の手習いで書道を始めた。

それだけでも凄いのに、師範の資格を目指して益々「書」に打ち込み、とうとう昨年11月に103歳にして師範免許達成しました!・・・・アト略

発行:健康への道しるべ友の会 編集 増田 桂子

〒420-0962 静岡市葵区東1-14-31

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